治療前
治療後
ご相談内容 | 「大人の歯が生えてきたが、子供の歯が抜けない」と親御様からご相談いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、左上の永久歯(第1小臼歯/4番)が生え始めていましたが、生え変わる予定の乳歯(第1乳臼歯/D)が抜けずに残っている「乳歯晩期残存(にゅうしばんきざんぞん)」が認められました。 乳歯が永久歯に被さるように残っており、虫歯のリスクも高まっていました。 このまま放置すると、永久歯が正常な位置に生えてこられず、将来的に歯並びが悪くなる可能性がありました。 |
行ったご提案・治療内容 | 乳歯を抜いてスペースを確保し、永久歯が正常に生え変わるよう促す治療をご提案しました。 残っている乳歯はまだ抜ける気配が無いため、積極的に取り除く必要があることをご説明し、同意いただきました。 乳歯を抜く際は、患者様に安心していただけるよう声をかけながら、丁寧かつ迅速に処置を行いました。 |
治療期間の目安 | 1日 |
治療回数の目安 | 1回 |
おおよその費用 | 保険診療内 |
術後の経過・現在の様子 | 乳歯の下に隠れていた永久歯の頭が見えるようになりました。 親御様にも「子どもが素直に抜歯に応じてくれたので良かった。スムーズに治療を終えられて安心した」と大変お喜びいただきました。 今後も定期的な検診でご来院いただき、永久歯が問題なく生え揃うまで経過を拝見していきます。 |
治療リスク | 乳歯が抜けずに永久歯が出てくると、永久歯が収まるスペースが無いため、歯並びが悪くなる可能性があります |
治療前
治療後
ご相談内容 | 「以前治療した左下のインプラントがぐらぐらする」とご相談をいただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 | 拝見すると、左下の奥歯3本(第2小臼歯/5番、第1大臼歯/6番、第2大臼歯/7番)は「インプラント」で治療されていました。
一般的に「インプラント」は、あごの骨に直接埋めるチタン製の人工歯根「インプラント体」、被せ物の「上部構造」、インプラント体と上部構造を繋ぐ土台である「アバットメント」の3つのパーツで構成されています。 奥歯3本のうち、一番奥の歯(第2大臼歯)はインプラント体が破折し、その手前の歯2本はアバットメントと上部構造をつなぐネジ「スクリュー」が折れていました。 一番奥の歯はインプラント体を取り除く必要があり、その後の修復方法のご希望をお伺いしたところ、「入れ歯は避けたい」とのことでした。 また、左下の前歯(第1小臼歯/4番)の被せ物がぴったりフィットしておらず、汚れが溜まりやすい状態でした。 |
行ったご提案・治療内容 | インプラント体が折れていた左下の奥歯は、インプラント体とアバットメント、上部構造のすべてを交換しました。 手前のインプラント2本は20年以上前のものでしたが、まだインプラント体はしっかりと骨にくっついていたため再利用が可能と判断し、アバットメントと上部構造のみ交換することにしました。 上部構造は、壊れにくく見た目が綺麗な素材「ジルコニア」を使って、3本分が連結した被せ物を作製しました。 また、左下の前歯も同じくジルコニアで被せ物を作り直しました。 |
治療期間の目安 | 4ヶ月弱 |
おおよその費用 |
約920,000円程度 <内訳> インプラント手術 約300,000円程度 アバットメント交換 約50,000円程度×2本 ジルコニアの被せ物 約130,000円程度×4本 |
術後の経過・現在の様子 | 奥歯が安定して、しっかり噛めるようになりました。 患者様からも「なんでも食べられるようになって嬉しい」と大変喜んでいただけました。 |
治療リスク | ・インプラントは永久に使えるものではありません。お手入れやメンテナンスを怠ると、さらに寿命が短くなります ・安価な上部構造を選択した場合、問題があればその都度新しくする必要があります |
治療前
治療後
ご相談内容 | 「歯が茶渋で汚い」とご相談いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、前歯に飲食物が原因の着色「ステイン」が付着し、目立っていました。 患者様に詳しくお伺いしたところ「麦茶が大好きでよく飲む」とのことで、お茶由来の着色と考えられました。 また、石のように硬くなった細菌の塊「歯石」も付着しており、虫歯や歯周病のリスクが高まっていました。 |
行ったご提案・治療内容 | 専用の器具で歯石や着色を取り除いてから、歯の表面をきれいに磨く「ポリッシング」で段差やざらつきをなめらかにするクリーニングをご提案しました。 ポリッシングまで丁寧に行うことで、歯石や茶渋の付着を予防する効果もあることをご説明し、同意いただきました。 クリーニングの際は歯の表面に傷を作らないよう、汚れだけを慎重に除去しました。 |
治療期間の目安 | 1日 |
治療回数の目安 | 1回 |
おおよその費用 | 保険診療内 |
術後の経過・現在の様子 | 前歯が本来の白さを取り戻し、艶が出ました。 患者様にも「歯の色が気にならなくなり嬉しい」と大変ご満足いただきました。 現在は定期的な検診でご来院いただき、歯の健康を維持しておられます。 |
治療リスク | ・歯石やステインはどうしても付着してしまうので、日常の歯磨きをしっかり行い、付着する汚れの量を減らすことが大切です。 ・歯が着色しやすい飲み物を摂取すると、量や回数に比例してステインが付着します。水分補給は大切なので、摂取をやめるのではなく、気になる時は専門的なクリーニングを受けることが必要です。 |
治療前
治療後
ご相談内容 | 「下の前歯の後ろに歯石がついている」とご来院されました。 |
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カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、下の前歯4本(中切歯/1番、側切歯/2番)の裏側は、細菌が繁殖した白いかたまり「歯垢(プラーク)」が石のように固くなった「歯石」が見られました。 歯石は、歯と歯の間を埋めるように付着していました。 また、茶渋「ステイン」による着色も見られました。 歯石は、歯磨きでは除去できません。このまま放置すると、虫歯や歯茎が腫れる「歯肉炎」になる可能性があるため、除去が必要と診断しました。 |
行ったご提案・治療内容 | 超音波振動で物理的に汚れを除去する「超音波スケーラー」を使用して、「歯石除去」を行いました。 さらに、回転式のブラシに専用のペーストを使って、歯の表面を磨き上げる「歯面研磨」も行いました。 研磨をすることで、歯の表面のわずかな段差やざらつきをなめらかにし、汚れの蓄積を防ぎます。 歯石除去と口腔内清掃では、歯の表面に傷をつけないよう、優しく慎重にすることを心がけました。 |
治療期間の目安 | 1日 |
治療回数の目安 | 1回 |
おおよその費用 | 保険適応 |
術後の経過・現在の様子 | 歯石も着色もきれいに除去でき、歯と歯の間がしっかり見えるようになりました。 患者様には「歯の後ろがつるつるになった」と喜んでいただき、親御様にも大変ご満足いただけました。 現在は、虫歯と歯肉炎の予防のため、定期的に検診でご来院されています。 |
治療リスク | 除去を行っても、歯石やステインは繰り返し付着してしまいます。 予防するためには、日常の歯磨きでできる限り歯の汚れを減らしましょう。 |
治療前
治療後
ご相談内容 | 「左下の奥歯に食べ物がはさまる」とご相談いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、左下の奥歯(第1大臼歯/6番)の奥側に虫歯が認められました。 幸い神経には達していなかったため、虫歯を削ってから詰め物で修復する治療が必要と診断しました。 患者様は「銀歯にはしたくない。壊れにくい材料で治療してほしい」とご希望でした。 |
行ったご提案・治療内容 | 虫歯に感染した部分だけをきれいに取り除いてから、白い詰め物で修復する治療を行いました。
詰め物の種類は、自然な白さで強度もある「ジルコニアインレー」をご提案しました。 詰め物を作製する際は丁寧に型を取り、できあがった詰め物の噛み合わせをしっかりと調整してから装着しました。 |
治療回数の目安 | 2回 |
おおよその費用 | 85,000円程度 |
術後の経過・現在の様子 | 周りの歯に馴染んだ美しい仕上がりになりました。 患者様にも「色も気にならないし、しっかり噛める」と大変お喜びいただきました。 治療部位を長くお使いいただけるよう、現在は定期的なメンテナンスでご来院いただいております。 |
治療リスク | ・ジルコニアはとても硬い素材ですが、永久に持つものではありません。 ・ジルコニアそのものが丈夫でも、天然歯の部分は虫歯のリスクがあります。お手入れやメンテナンスをしないと、さらに寿命が短くなります。 |
治療前
治療後
ご相談内容 | 「茶渋が目立って汚い」とご相談いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 | 拝見すると、上下左右の前歯12本(中切歯/1番・側切歯/2番・犬歯/3番)に茶渋などによる着色汚れがついていました。
また、磨き残しなどにより歯の表面にざらつきがあり、細菌の塊である「歯垢(プラーク)」や歯垢が硬くなって固まった「歯石」も付着していて、艶のない状態でした。 |
行ったご提案・治療内容 | 口腔内清掃として、歯石や歯垢を除去する「スケーリング」と、歯の表面のわずかな段差やざらつきをなめらかに整え、艶のある歯に仕上げる「歯面研磨」を行い、汚れを物理的に除去して歯の表面を磨き上げました。
生えたばかりの大人の歯である「幼若永久歯」は、歯の表面に傷を作らないよう、特に注意しながら口腔内清掃を行いました。 |
治療期間の目安 | 1日 |
治療回数の目安 | 1回 |
おおよその費用 | 保険診療内 |
術後の経過・現在の様子 | 着色が取れて、本来の白さと艶を取り戻し、美しい仕上がりになりました。 患者様も「白くきれいな歯になって嬉しい」と喜んでくださいました。 現在は、定期的にご通院いただき、きれいで健康な大人の歯にしっかり生え変わるようサポートしています。 |
治療リスク | 毎日の食事で歯石や着色はどうしてもついてしまいます。日常の歯磨きで、できる限り付着する汚れの量を減らすことが大切です。 |
治療前
治療後
ご相談内容 | 「右下の奥歯の詰め物が割れた」とご相談いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、右下の奥歯(第2小臼歯/5番)の白い詰め物「コンポジットレジン」が割れていました。 コンポジットレジンはプラスチック素材のため、奥歯の噛む力に耐えられず破損してしまったと考えられました。 |
行ったご提案・治療内容 | 同じコンポジットレジンを詰め直す治療では再び割れるリスクが高いことをご説明し、コンポジットレジンより強度があって割れにくい「ジルコニアインレー」で修復し直す治療をご提案しました。
ジルコニアインレーは耐久性に優れているだけでなく、歯に馴染んだ色味で作製できることもご説明し、同意いただきました。 |
治療回数の目安 | 2回 |
おおよその費用 | 85,000円程度 |
術後の経過・現在の様子 | 治療後は痛みなどもなく良好です。見た目も自然な仕上がりになりました。 患者様にも「食事もよく噛めるし、色もきれいで嬉しい」と大変ご満足いただきました。 現在は定期的なメンテナンスでご来院いただき、歯の健康を維持しています。 |
治療リスク | ・ジルコニアはとても硬い素材ですが、永久に持つものではありません。 ・ジルコニアは虫歯になりませんが、天然歯の部分は虫歯のリスクがあります。お手入れやメンテナンスをしないと、さらに寿命が短くなります。 |
治療前
治療後
ご相談内容 | 「歯が汚い。黒い点々が目立ち、全体的に茶色い」とご相談いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、上下の前歯に飲食物に含まれる「ステイン」が原因の着色が付いていました。
また、硬くなった細菌の塊「歯石」も付着しており、見た目が気になるだけでなく虫歯や歯周病のリスクも高まっていました。 |
行ったご提案・治療内容 | 専用の器具で着色や歯石を取り除いてから、歯の表面をきれいに磨き上げる治療をご提案し、同意いただきました。
治療の際は歯石や着色だけを丁寧に除去し、歯の表面に傷を作らないよう努めました。 |
治療期間の目安 | 1日 |
治療回数の目安 | 1回 |
おおよその費用 | 保険診療内 |
術後の経過・現在の様子 | きれいで健康的な歯になり、色も1トーン明るくなりました。 患者様にも「明るく白い歯になって嬉しい」と大変お喜びいただきました。 現在は定期的な検診でご来院いただき、歯の健康を維持しています。 |
治療リスク | 歯石や茶渋(ステイン)はどうしても付いてきてしまうので、日常の歯磨きでできる限り付着する汚れの量を減らすことが大切です。 |
治療前
治療後
ご相談内容 | 「上の前歯が欠けた。痛みはない」とご相談いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、左上の前歯(中切歯/1番)が虫歯で大きく欠けていました。 痛みはないとのことでしたが、虫歯はかなり深くまで及んでいました。 |
行ったご提案・治療内容 | 虫歯を取り除いた後、白い合成樹脂の素材「コンポジットレジン」を詰めて歯の形を修復する治療をご提案しました。 即日で治療を終えることが可能で、保険診療内で行える一般的な治療であることをご説明し、同意いただきました。 虫歯を取り除く際は、感染した部分だけを慎重に削り、歯の神経を残せるよう努めました。 |
治療期間の目安 | 1日 |
治療回数の目安 | 1回 |
おおよその費用 | 保険診療内 |
術後の経過・現在の様子 | 見た目も自然に仕上がり、痛みなどもありません。 患者様にも「前歯は目立つ部分なので、きれいになって嬉しい」と大変ご満足いただけました。 現在も定期的な検診で経過を観察しています。 |
治療リスク | ・虫歯が深い場合、治療後に歯が痛くなったり、冷たいものが良くしみるようになったりする可能性があり、神経を取る処置が必要になることがあります。 ・欠けた部分を合成樹脂で修復した場合、治療した歯で食べ物を嚙み切るなど強い力が加わると再度欠けてしまう可能性があります。 |
治療前
治療後
ご相談内容 | 「歯が汚いのできれいにしてほしい」とご相談いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 | 拝見すると、上下左右の前歯8本(中切歯/1番・側切歯/2番)に、茶渋がついて歯の色がくすんでいました。また、細菌が繁殖してかたまった「歯垢」もついていて表面がざらついていました。
小学校高学年ごろは、保護者の方の仕上げ磨きを卒業するご家庭が増えてくる時期であり、お子様のセルフケアが不十分になるケースが増加します。 |
行ったご提案・治療内容 | 超音波による微振動で物理的に汚れを除去する「超音波スケーラー」を用いた「歯石除去」と、回転式のブラシに専用のペーストをつけて表面を磨き上げる「歯面研磨」を行いました。
余計な力をかけて生えたての永久歯の「幼若永久歯(ようじゃくえいきゅうし)」を傷つけることのないよう、優しく丁寧に清掃することを心がけました。 |
治療期間の目安 | 1日 |
治療回数の目安 | 1回 |
おおよその費用 | 保険診療内 |
術後の経過・現在の様子 | ワントーン明るく、艶やかな歯になりました。 患者様にも「さっぱりした。つるつるになった」と大変喜んでいただきました。 現在は、虫歯と歯肉炎の予防について理解を深めていただき、定期的に検診に通っていただいています。 |
治療リスク | ・歯がしみる「知覚過敏」があると、超音波スケーラーによる刺激で、清掃中一時的に歯がしみることがあります ・歯石・茶渋(ステイン)は飲食をするとどうしてもついてしまいます。日常の歯磨きで、できる限り付着した汚れの量を減らすことが大切です |
クリニックより | 日々の生活で茶渋などの着色や汚れがついてしまいます。歯磨きである程度取り除くことができますが、すべてを取り除くことは不可能です。 そのため、定期的にプロフェッショナルによる専門的なクリーニングをお勧めいたします。 |