治療前
治療後
ご相談内容 | 3ヶ月ぶりにご来院された患者様から「歯が汚れているので見て欲しい」とご相談いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、歯と歯ぐきの境目に磨き残しや細菌の塊(プラーク)が多く付着しており、それが原因で歯ぐきが炎症を起こし腫れていました。
患者様に毎日の歯磨きについてお伺いすると「あまり真剣に行っていない」とお話をしていただきました。 |
行ったご提案・治療内容 | 歯ぐきの炎症を予防するためには、毎日の歯磨きがとても大切です。 ご自宅で歯磨きを継続させる必要性を理解してもらえるように、まずは歯ブラシのみで十分きれいになることを実感していただきました。 患者様に効果的な歯磨きの方法をご指導し、磨き残しをご自身でしっかりきれいにしていただいた後、専用の機械で歯の表面を磨いて汚れが付きにくくする「歯面研磨」を行いました。 |
治療期間 | 1日 |
治療回数の目安 | 1回 |
おおよその費用 | (保険診療範囲内) |
術後の経過・現在の様子 | 汚れがきれいに落ち、ご本人も「口の中がさっぱりした」と実感しておられました。 現在はご自宅で歯磨きをしっかり継続していただいており、歯ぐきの状態も定期的な検診を行って経過観察しています。 |
治療リスク | プラークは日々の生活の中でどうしても付着してしまいます。予防には毎日の歯磨きをしっかり行うことが重要です。 |
治療前
治療後
ご相談内容 | 「前歯がガタガタで、ジグザグに噛んでいるのが気になる」とご相談いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 | 拝見すると、上下前歯の歯並びが悪くガタガタに生えている「叢生(そうせい)」でした。特に、左上下の前歯(中切歯/1番)に関しては、上下の顎がずれていることが原因で前歯同士がすれ違っている「シザースバイト」になっていました。
また、舌で歯を押す癖や唇を噛む癖など「口腔習癖(こうくうしゅうへき)」があり、歯並びに悪影響を与えていることが考えられました。 |
行ったご提案・治療内容 | 患者様は10代前半でまだ永久歯が生え揃っておらず、装置を使う労力や金銭的にできるだけ患者様のご負担が少ない治療方法を考えた結果、歯自体を動かすのではなく、マウスピース型の矯正装置「トレーナー」を用いて口腔習癖を改善し、歯並びと顎の位置を整える方法をご提案しました。 |
治療期間 | 5ヶ月程度 |
おおよその費用 | 100,000円程度 |
術後の経過・現在の様子 | きれいな歯並びになり、噛み合わせも整いました。 患者様、ご両親様ともに「歯並びが良くなった」と大変喜んでいただけました。 |
治療リスク | ・取り外し式の矯正装置は使用しなければ効果はないので、根気よく使用する必要があります。 ・今後生えてくる永久歯の状況により、その都度トレーナーを変更したり、別の治療法の選択も検討する必要があります。 |
治療前
治療中
治療後
ご相談内容 | 「歯を抜いた部分をインプラントにしたい」とご相談いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 | 元々右下の奥歯(第1大臼歯/6番)が割れており、残念ながら治療して修復することは難しく、抜歯を行っていました。
抜歯した部分を補う治療として、取り外し式の「入れ歯」、両隣の歯を削って橋渡しのように被せ物を入れる「ブリッジ」、あごの骨に人工の土台を埋めてその上に人工の歯を取り付ける「インプラント治療」がありますが、患者様からは「入れ歯はしたくない。ブリッジは健康な両隣の歯を削りたくないので避けたい」とご希望があり、インプラントでの治療となりました。 ただし費用面では、できるだけコストを抑えたいとご要望をいただきました。 |
行ったご提案・治療内容 | あごの骨に、人工の土台である「インプラント」を埋める手術を行い、その上に人工の歯を取り付ける治療をご提案しました。
「コストを抑えたい」というご希望に沿って、インプラントの上に取り付ける歯は比較的安価な材質である「ハイブリッドセラミック」を選択しました。 |
治療期間 | 4ヶ月弱 |
おおよその費用 | 350,000円程度 |
術後の経過・現在の様子 | 「自分の歯のように問題なく噛めるようになった」と大変喜んでいただきました。 現在は、インプラントをより長くお使いいただけるよう、定期的なメンテナンスでご来院していただいております。 |
治療リスク | ・インプラントは永久に持つものではありません。お手入れやメンテナンスを怠ると、さらに寿命が短くなります。 ・人工歯は安価なものを選択したので、傷がつきやすく変色しやすいというデメリットがあり、問題があればその都度新しくする必要があります。 |
治療前
治療中
治療後
ご相談内容 | 「入れ歯だった部分をインプラントにしたい」とご相談いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 | 左上の歯(第1小臼歯/4番)が欠損しており、その隣りの歯(第2大臼歯/5番)は被せ物が外れて土台だけになっていました。
患者様に詳しくお伺いしたところ「左上の歯が数年前に折れてしまい抜くことになった。抜歯後は入れ歯を使用していたが、入れ歯のばねをかけていた歯の被せ物が壊れてしまったので、これを機にインプラントにしたい。なるべくコストをかけずに治療したい」とお話しいただきました。 |
行ったご提案・治療内容 | 歯が欠損している部分には、あごの骨に人工の土台を埋め、その上に人工の歯を取り付ける「インプラント治療」を行い、被せ物が外れてしまった隣の歯には保険治療内で白い被せ物を作製する治療を行いました。
患者様のご希望に沿って、インプラントの上に取り付ける歯は比較的安価な素材である「ハイブリッドセラミック」を選択しました。 |
治療期間 | 4ヶ月半 |
おおよその費用 |
インプラント 350,000円程度 (インプラントの隣の歯の被せ物は保険治療内) |
術後の経過・現在の様子 | 問題なく噛めており、見た目も自然できれいになりました。 患者様には「入れ歯のときに見えていたバネが見えなくなって嬉しい。取り外しの手間もなくなり、隙間に食べ物が入ったり硬いものが食べにくかったのも改善されて、食事が楽しい」と大変お喜びいただいています。 |
治療リスク | ・インプラントは永久に持つものではありません。お手入れやメンテナンスをしないとさらに寿命が短くなります。 ・インプラントの上に取り付ける歯は安価なものを選択したので、傷がつきやすく変色しやすいというデメリットがあり、問題があればその都度新しくする必要があります。 |
治療前
治療中
治療後
ご相談内容 | 「古いかぶせ物が汚い」とご来院いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 | 拝見すると、右上の歯(第1小臼歯/4番)が10年以上前の古いかぶせ物のため色が汚く、また入れた時より歯茎が痩せたためかぶせ物の境目が目立つ状態でした。 |
行ったご提案・治療内容 | 新しいかぶせ物の素材は変色しにくい「セラミック」を選びました。 患者様は歯ぎしりの癖があるため、硬すぎる「ジルコニア」では噛み合う下の歯が削れやすくなってしまうこと、また噛み合わせの調整に重点を置くため、セラミックの中でも「e-max(二ケイ酸リチウムのかぶせ物)」での治療をご提案し、ご了承いただきました。 |
治療期間 | 2回 |
おおよその費用 | 約100,000円 |
術後の経過・現在の様子 | 「歯の色もかぶせ物の境目も目立たなくなりきれいになった」と喜んでいただけました。 |
治療リスク | e-maxやジルコニアは硬い素材で色もきれいですが、一生問題がないということはなく、何年後かには新しくかぶせ直さなければならない場合があります。 壊れなければよいというものではなく、お口の中の状態や歯ぎしりや食いしばりなどがある場合は、それを考慮して素材を選択し、かぶせ物を入れた後のケアも考えなければいけません。 |
治療前
治療後
ご相談内容 | 「茶渋による汚れが目立ち、気になるので治療したい」と患者様とお母様からご相談をいただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 | 診察したところ、右上の前歯(中切歯/1番)に茶渋による着色汚れ(ステイン)が確認できました。 歯が大きく、よく見える場所なので、特に汚れが目立っていました。 全体的には、歯の汚れが固くなりこびり付いた「歯石(しせき)」も見られました。 汚れや歯石の付着程度は、保険診療のクリーニングで十分きれいにできる範囲でした。 |
行ったご提案・治療内容 | 保険診療による全体的なお口のお掃除をご提案し、ご了承いただきました。
歯石除去:歯の表面や根っこにこびり付いた歯石を取り除きました。 歯石除去とポリッシングをする際には、歯の表面に傷を付けないよう丁寧に行いました。 |
治療期間 | 1日 |
おおよその費用 | 保険診療内 |
術後の経過・現在の様子 | 一番目立って気にされていた前歯の汚れはなくなり、全体的にツヤが出て美しくなりました。 患者様ご本人もお母様も「きれいになった」と喜ばれていました。 |
治療リスク | 歯石・茶渋(ステイン)はどうしても付いてしまうので、日常の歯磨きでできる限り付着する汚れの量を減らしましょう。また、夏場など水分補給で麦茶などを口にする機会が増える時期は、茶渋、ステインの付着する量が増えがちです。まずは水分補給を優先していただき、茶渋、ステインが付いてきたら歯医者でクリーニングしましょう。 |
治療前
治療後
ご相談内容 | 「虫歯があるかもしれないので、定期検診をしたい」と矯正治療のご相談も兼ねてご来院いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 | 右下奥歯(第1大臼歯/6番)の横溝に小さい穴があり、奥に深い虫歯がありました。 患者様は矯正治療をご希望されており、その前に保険内診療で虫歯治療が必要と診断しました。 |
行ったご提案・治療内容 | 虫歯部分をしっかり取り除き、歯科用プラスチック「CR(コンポジットレジン・合成樹脂)」で修復しました。 これにより、矯正治療が行える口内環境が整いました。 |
治療期間 | 1日 |
おおよその費用 | 保険診療内 |
術後の経過・現在の様子 | 痛みや腫れなどはなく、嚙み合わせも問題ありません。白くきれいな仕上がりに、患者様にもご満足いただけており、虫歯がなくなったことで現在は矯正治療に進まれています。 |
治療リスク | CRは歯よりも柔らかく、年数が経つと治療部分の変色は避けられません。 そのため、削れて隙間ができたり、欠けたり、変色が気になった時は再治療が必要です。 |
治療前
治療後
ご相談内容 | 下の前歯がガタガタで歯並びが悪く、上の前歯もきれいに生えていない」とご相談をいただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、下の前歯は歯が並びきらずにガタガタに生えてきている「叢生(そうせい)」でした。 患者様の歯の大きさと顎の大きさのバランスが悪いのが原因で、歯がきちんと並ぶスペースが不足しており、このままでは永久歯が生え始めている前歯もきれいに並ばないことが予想されました。 |
行ったご提案・治療内容 | 患者様は8歳と、今後の顎の成長が期待できる年齢であり、ご本人がしっかり取り組める治療方法として、「トレーナー治療」をご提案しました。 トレーナー治療は乳歯の時期から行うことができ、マウスピース型の矯正装置を使用しながら、悪い歯並びの原因となる舌のクセ、口呼吸などの悪習癖を治療する方法です。できる限り乳歯を抜かずにスペースを作り、正しい位置へ永久歯を誘導します。 トレーナーを可能な限り、毎日使っていただく必要があることをご説明し、ご了承をいただきました。 |
治療期間 | 1年1ヶ月 |
おおよその費用 | 約70,000円程度(検査代、写真代、乳歯の調整代、トレーナー代すべて込、保険治療が必要な場合は別途) |
術後の経過・現在の様子 | 上下の前歯の永久歯が、重なることなく、きれいに生えそろいました。 患者様もご両親様も、歯並びが良くなったことを実感されており、喜んでいただけました。 |
治療リスク | ・取り外し式の矯正装置は使用しなければ効果はないので、根気よく使用することが必要です。 ・今後も生えてくる永久歯の状況によって、その都度トレーナーの変更や違う治療法の選択も検討する必要があります。 |
治療前
治療後
ご相談内容 | 「歯が黄色いので白くしたい」とご相談をいただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、下の前歯に茶渋などによる歯の着色汚れ「ステイン」、細菌が繁殖してかたまった「プラーク(歯垢)」が見られました。また、歯の磨き残しがあったため、プラークが硬くなり「歯石」ができていました。
茶渋やステイン、プラークは見た目が悪くなるだけでなく、虫歯や歯周病の原因となるため、取り除く必要があると判断しました。 |
行ったご提案・治療内容 | 口腔内の清掃のほかに、プラークや歯石を取り除いた後、歯の表面を磨くことをご提案し、ご了承をいただきました。 最初に超音波スケーラーを用いて歯垢や歯石の塊を取り除き、手用スケーラーを使って、こびりついた残りの歯石を除去しました。その後、歯面を磨いてステインを除去し、ツヤのある歯に仕上げました。治療中は歯の表面に傷を作らないよう、丁寧に行いました。 歯の表面を磨くことで、段差やざらつきをなめらかにし、今後プラークの蓄積を防ぐ効果もあります。 |
治療期間 | 1日 |
おおよその費用 | 保険適用 |
術後の経過・現在の様子 | 歯の黄ばみは目立たなくなり、歯の表面はツヤが見られるようになりました。「歯の表面はきれいになったし、ぬるぬるが取れてさっぱりした」と患者様に喜んでいただきました。
患者様は歯並びの改善もご希望されており、今後は矯正治療に進む予定です。 |
治療リスク | 歯石・茶渋(ステイン)はどうしてもついてしまうので、日常の歯磨きでできる限り付着する汚れの量を減らしましょう。また、夏場など水分補給で麦茶などを口にする機会が増える時期は、まずは水分補給を優先していただき、茶渋、ステインがついてきたら歯医者でクリーニングしましょう。 |
治療前
治療後
ご相談内容 | 「歯が黄色いのが気になるので、きれいにしてほしい」と患者様とお母様からご相談をいただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 | 診察したところ、上下前歯(中切歯/1番、側切歯/2番、犬歯/3番、第1小臼歯/4番)の合計8本に茶渋などの着色汚れ(ステイン)と古くなった細菌(プラーク)が付いていました。 特に、下の前歯の裏側には汚れが固くなりこびり付いた「歯石(しせき)」が確認できました。 歯石は歯磨きでは取ることができないため、専用の機械を使って取り除く必要があります。 |
行ったご提案・治療内容 | 保険診療のクリーニングを行いました。
歯石除去:歯の表面や歯の根っこにこびり付いた歯石を取り除きました。 歯石除去とポリッシングをする際には、歯の表面に傷を付けないよう丁寧に行いました。 |
治療期間 | 1日 |
おおよその費用 | 保険診療内 |
術後の経過・現在の様子 | 気にされていた黄色い汚れがなくなったことで、お母様は仕上がりに感動され、患者様もご満足されていました。 お口の中の環境が整ったので、今後矯正治療を始める予定です。 |
治療リスク | 歯石・茶渋(ステイン)はどうしても付いてしまうので、日常の歯磨きでできる限り付着する汚れの量を減らしましょう。また、夏場など水分補給で麦茶などを口にする機会が増える時期は茶渋、ステインの付着する量が増えがちです。まずは水分補給を優先していただき、茶渋、ステインが付いてきたら歯医者でクリーニングしましょう。 |