治療前
治療後
ご相談内容 | 「左下の奥歯に食べ物がはさまる」とご相談いただきました。 |
---|---|
カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、左下の奥歯(第1大臼歯/6番)の奥側に虫歯が認められました。 幸い神経には達していなかったため、虫歯を削ってから詰め物で修復する治療が必要と診断しました。 患者様は「銀歯にはしたくない。壊れにくい材料で治療してほしい」とご希望でした。 |
行ったご提案・治療内容 | 虫歯に感染した部分だけをきれいに取り除いてから、白い詰め物で修復する治療を行いました。
詰め物の種類は、自然な白さで強度もある「ジルコニアインレー」をご提案しました。 詰め物を作製する際は丁寧に型を取り、できあがった詰め物の噛み合わせをしっかりと調整してから装着しました。 |
治療回数の目安 | 2回 |
おおよその費用 | 85,000円程度 |
術後の経過・現在の様子 | 周りの歯に馴染んだ美しい仕上がりになりました。 患者様にも「色も気にならないし、しっかり噛める」と大変お喜びいただきました。 治療部位を長くお使いいただけるよう、現在は定期的なメンテナンスでご来院いただいております。 |
治療リスク | ・ジルコニアはとても硬い素材ですが、永久に持つものではありません。 ・ジルコニアそのものが丈夫でも、天然歯の部分は虫歯のリスクがあります。お手入れやメンテナンスをしないと、さらに寿命が短くなります。 |
治療前
治療後
ご相談内容 | 「茶渋が目立って汚い」とご相談いただきました。 |
---|---|
カウンセリング・診断結果 | 拝見すると、上下左右の前歯12本(中切歯/1番・側切歯/2番・犬歯/3番)に茶渋などによる着色汚れがついていました。
また、磨き残しなどにより歯の表面にざらつきがあり、細菌の塊である「歯垢(プラーク)」や歯垢が硬くなって固まった「歯石」も付着していて、艶のない状態でした。 |
行ったご提案・治療内容 | 口腔内清掃として、歯石や歯垢を除去する「スケーリング」と、歯の表面のわずかな段差やざらつきをなめらかに整え、艶のある歯に仕上げる「歯面研磨」を行い、汚れを物理的に除去して歯の表面を磨き上げました。
生えたばかりの大人の歯である「幼若永久歯」は、歯の表面に傷を作らないよう、特に注意しながら口腔内清掃を行いました。 |
治療期間の目安 | 1日 |
治療回数の目安 | 1回 |
おおよその費用 | 保険診療内 |
術後の経過・現在の様子 | 着色が取れて、本来の白さと艶を取り戻し、美しい仕上がりになりました。 患者様も「白くきれいな歯になって嬉しい」と喜んでくださいました。 現在は、定期的にご通院いただき、きれいで健康な大人の歯にしっかり生え変わるようサポートしています。 |
治療リスク | 毎日の食事で歯石や着色はどうしてもついてしまいます。日常の歯磨きで、できる限り付着する汚れの量を減らすことが大切です。 |
治療前
治療後
ご相談内容 | 「右下の奥歯の詰め物が割れた」とご相談いただきました。 |
---|---|
カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、右下の奥歯(第2小臼歯/5番)の白い詰め物「コンポジットレジン」が割れていました。 コンポジットレジンはプラスチック素材のため、奥歯の噛む力に耐えられず破損してしまったと考えられました。 |
行ったご提案・治療内容 | 同じコンポジットレジンを詰め直す治療では再び割れるリスクが高いことをご説明し、コンポジットレジンより強度があって割れにくい「ジルコニアインレー」で修復し直す治療をご提案しました。
ジルコニアインレーは耐久性に優れているだけでなく、歯に馴染んだ色味で作製できることもご説明し、同意いただきました。 |
治療回数の目安 | 2回 |
おおよその費用 | 85,000円程度 |
術後の経過・現在の様子 | 治療後は痛みなどもなく良好です。見た目も自然な仕上がりになりました。 患者様にも「食事もよく噛めるし、色もきれいで嬉しい」と大変ご満足いただきました。 現在は定期的なメンテナンスでご来院いただき、歯の健康を維持しています。 |
治療リスク | ・ジルコニアはとても硬い素材ですが、永久に持つものではありません。 ・ジルコニアは虫歯になりませんが、天然歯の部分は虫歯のリスクがあります。お手入れやメンテナンスをしないと、さらに寿命が短くなります。 |
治療前
治療後
ご相談内容 | 「歯が汚い。黒い点々が目立ち、全体的に茶色い」とご相談いただきました。 |
---|---|
カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、上下の前歯に飲食物に含まれる「ステイン」が原因の着色が付いていました。
また、硬くなった細菌の塊「歯石」も付着しており、見た目が気になるだけでなく虫歯や歯周病のリスクも高まっていました。 |
行ったご提案・治療内容 | 専用の器具で着色や歯石を取り除いてから、歯の表面をきれいに磨き上げる治療をご提案し、同意いただきました。
治療の際は歯石や着色だけを丁寧に除去し、歯の表面に傷を作らないよう努めました。 |
治療期間の目安 | 1日 |
治療回数の目安 | 1回 |
おおよその費用 | 保険診療内 |
術後の経過・現在の様子 | きれいで健康的な歯になり、色も1トーン明るくなりました。 患者様にも「明るく白い歯になって嬉しい」と大変お喜びいただきました。 現在は定期的な検診でご来院いただき、歯の健康を維持しています。 |
治療リスク | 歯石や茶渋(ステイン)はどうしても付いてきてしまうので、日常の歯磨きでできる限り付着する汚れの量を減らすことが大切です。 |
治療前
治療後
ご相談内容 | 「上の前歯が欠けた。痛みはない」とご相談いただきました。 |
---|---|
カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、左上の前歯(中切歯/1番)が虫歯で大きく欠けていました。 痛みはないとのことでしたが、虫歯はかなり深くまで及んでいました。 |
行ったご提案・治療内容 | 虫歯を取り除いた後、白い合成樹脂の素材「コンポジットレジン」を詰めて歯の形を修復する治療をご提案しました。 即日で治療を終えることが可能で、保険診療内で行える一般的な治療であることをご説明し、同意いただきました。 虫歯を取り除く際は、感染した部分だけを慎重に削り、歯の神経を残せるよう努めました。 |
治療期間の目安 | 1日 |
治療回数の目安 | 1回 |
おおよその費用 | 保険診療内 |
術後の経過・現在の様子 | 見た目も自然に仕上がり、痛みなどもありません。 患者様にも「前歯は目立つ部分なので、きれいになって嬉しい」と大変ご満足いただけました。 現在も定期的な検診で経過を観察しています。 |
治療リスク | ・虫歯が深い場合、治療後に歯が痛くなったり、冷たいものが良くしみるようになったりする可能性があり、神経を取る処置が必要になることがあります。 ・欠けた部分を合成樹脂で修復した場合、治療した歯で食べ物を嚙み切るなど強い力が加わると再度欠けてしまう可能性があります。 |
治療前
治療後
ご相談内容 | 「歯が汚いのできれいにしてほしい」とご相談いただきました。 |
---|---|
カウンセリング・診断結果 | 拝見すると、上下左右の前歯8本(中切歯/1番・側切歯/2番)に、茶渋がついて歯の色がくすんでいました。また、細菌が繁殖してかたまった「歯垢」もついていて表面がざらついていました。
小学校高学年ごろは、保護者の方の仕上げ磨きを卒業するご家庭が増えてくる時期であり、お子様のセルフケアが不十分になるケースが増加します。 |
行ったご提案・治療内容 | 超音波による微振動で物理的に汚れを除去する「超音波スケーラー」を用いた「歯石除去」と、回転式のブラシに専用のペーストをつけて表面を磨き上げる「歯面研磨」を行いました。
余計な力をかけて生えたての永久歯の「幼若永久歯(ようじゃくえいきゅうし)」を傷つけることのないよう、優しく丁寧に清掃することを心がけました。 |
治療期間の目安 | 1日 |
治療回数の目安 | 1回 |
おおよその費用 | 保険診療内 |
術後の経過・現在の様子 | ワントーン明るく、艶やかな歯になりました。 患者様にも「さっぱりした。つるつるになった」と大変喜んでいただきました。 現在は、虫歯と歯肉炎の予防について理解を深めていただき、定期的に検診に通っていただいています。 |
治療リスク | ・歯がしみる「知覚過敏」があると、超音波スケーラーによる刺激で、清掃中一時的に歯がしみることがあります ・歯石・茶渋(ステイン)は飲食をするとどうしてもついてしまいます。日常の歯磨きで、できる限り付着した汚れの量を減らすことが大切です |
クリニックより | 日々の生活で茶渋などの着色や汚れがついてしまいます。歯磨きである程度取り除くことができますが、すべてを取り除くことは不可能です。 そのため、定期的にプロフェッショナルによる専門的なクリーニングをお勧めいたします。 |
治療前
治療後
ご相談内容 | 「歯が汚れている」とご相談いただきました。 |
---|---|
カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、前歯に茶渋がついて変色していました。 また、石のように硬くなった細菌の塊である「歯石」も全体的に付着していました。 茶渋や歯石は見た目が気になるだけでなく、細菌が付着しやすくなり虫歯や歯周病のリスクも高くなるため、取り除く必要がありました。 |
行ったご提案・治療内容 | 専用の機械で口腔内をクリーニングして茶渋や歯石を取り除く治療をご提案し、同意いただきました。
クリーニングは歯の表面を傷付けないよう慎重に行い、汚れだけを丁寧に除去しました。 |
治療期間の目安 | 1日 |
治療回数の目安 | 1回 |
おおよその費用 | 保険診療内 |
術後の経過・現在の様子 | 全体の歯が白く滑らかになり、口元が明るくなりました。 患者様にも「汚れが落ちてさっぱりした」と大変お喜びいただきました。 現在も定期的なクリーニングでご来院いただき、口腔内の健康を維持しておられます。 |
治療リスク | ・茶渋などの着色「ステイン」は日々の生活の中で必ず付着してしまうので、日頃の歯磨きでできる限り汚れを残さないようにすることが大切です。 ・ご自宅での歯磨きだけでは全ての汚れを落とすことはできないため、歯科医院で定期的に専門的なクリーニングを受けることをお勧めします。 |
治療前
治療後
ご相談内容 | 「歯が汚れているのできれいにしたい」とご相談いただきました。 |
---|---|
カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、石のように硬くなった細菌の塊である「歯石」が全ての歯に大量に付いており、特に下の前歯の裏側は歯石で歯の根本が隠れていました。 患者様は歯科医院でのクリーニングを5年以上受けておらず、全体的に歯周病が進行しており、揺れている歯も多数ありました。 歯石を放置すると細菌が付着しやすくなり、歯周病を悪化させる原因になるため、クリーニングが必要と診断しました。 |
行ったご提案・治療内容 | 専用の機械で口腔内をクリーニングして歯石を取り除く治療をご提案し、同意いただきました。 歯の表面に傷を作らないよう慎重にクリーニングを行った後、歯の表面をきれいに磨く「ポリッシング」で段差やざらつきをなめらかにしました。 歯周病が進行していたため本格的な歯周病治療の継続が必要でしたが、この患者様は他県から時間をかけて来院しておられました。 |
治療期間の目安 | 1日 |
治療回数の目安 | 1回 |
おおよその費用 | 保険診療内 |
術後の経過・現在の様子 | 歯の根本が見えるようになり、歯全体が本来の見た目になりました。 患者様にも「汚れが無くなり、さっぱりして気持ちがいい」と大変お喜びいただきました。 現在は、ご自宅の近くで歯周病の治療を継続しておられます。 |
治療リスク | 歯周病が進行している場合、クリーニングだけでなく基本的な歯周病治療が必要になります。 |
治療前
治療後
ご相談内容 | 「上の前歯が汚い。10年近く前にラミネートべニアで見た目をきれいにする治療を行ったが、何度も修理していて見た目が気になる」とご相談いただきました。 |
---|---|
カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、上の前歯4本(右上側切歯/2番〜左上側切歯2番)に、白い素材の薄い板を付け爪のように歯に貼り付ける「ラミネートべニア」がされていました。 劣化によって欠けた部分を、合成樹脂の「コンポジットレジン」で数回修復しているようで、見た目が悪くなっていました。 患者様は「不自然に真っ白な歯は嫌なので、なるべく自然な見た目にしたい」とご希望でした。 |
行ったご提案・治療内容 | 今付けているラミネートベニアを外してから新しいラミネートベニアを付け直す治療をご提案しました。 ラミネートベニアはご自身の歯を削る量が比較的少ない治療ですが、その分外れやすいことを丁寧にご説明し、了承いただきました。 古いラミネートベニアを外す際は慎重に行い、患者様ご自身の歯を可能な限り削らないよう努めました。 新しいラミネートベニアの材質は、外れるリスクを軽減でき、色味も自然なセラミック「E-max」を選択しました。 |
治療回数の目安 | 2回(ラミネートベニアの治療回数) |
おおよその費用 | 450,000円程度 |
術後の経過・現在の様子 | 前歯が自然で美しい見た目になりました。 患者様も鏡を見て「周りの歯に馴染んでいて感動した」と大変喜んでくださいました。 治療部位を長くお使いいただけるよう、現在も定期的なメンテナンスでご来院いただいています。 |
治療リスク | ラミネートベニアは過度の衝撃が加わると取れることがあります。そのため、治療部位で食べ物を噛み切らないよう注意する必要があります。 |
クリニックより | ラミネートベニアはご自身の歯を削る量が比較的少なく済むことがメリットですが、その分外れやすいというデメリットもあります。 外れるリスクが心配な場合は、より外れにくい被せ物で歯の見た目を整えることも可能です。ラミネートベニアと被せ物、それぞれの利点と欠点を丁寧にご説明させていただいた上で治療を行っております。 患者様ひとりひとりに合った治療をご提案できるよう心がけておりますので、まずはお気軽にご相談ください。 |
治療前
治療後
ご相談内容 | 「前歯が茶渋で汚い」と親御様と一緒にご来院いただきました。 |
---|---|
カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、上の前歯に茶渋がついて変色していました。 また、石のように硬くなった細菌の塊である「歯石」も上下の前歯に付着していました。 茶渋や歯石は見た目が悪くなるだけでなく、汚れが付着しやすくなって虫歯や歯周病のリスクも高くなるため、取り除く必要があると判断しました。 |
行ったご提案・治療内容 | まず、専用の機械で口腔内をクリーニングして茶渋や歯石を取り除きました。歯の表面に傷を作らないよう慎重に行い、汚れだけを丁寧に除去しました。
その後、歯の表面をきれいに磨く「ポリッシング」で段差やざらつきをなめらかにし、今後の歯石や茶渋の付着も予防しました。 |
治療期間の目安 | 1日 |
治療回数の目安 | 1回 |
おおよその費用 | 保険診療内 |
術後の経過・現在の様子 | 歯が本来の白さを取り戻し、表面に艶が出ました。 患者様と親御様にも「歯の色が1トーン明るくなった」と大変お喜びいただきました。 現在は定期的な検診でご来院いただいています。 |
治療リスク | ・茶渋などの着色(ステイン)はどうしても付着してしまうので、日頃の歯磨きでできる限り汚れを残さないようにすることが大切です。 ・汚れが目立つ前に歯科医院でクリーニングを受けると、短期間でクリーニングが完了します。 |