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30代女性 下前歯に付着したステインを保険診療内のクリーニングで除去した症例|朝霞市の歯医者ならエスペレ歯科・ホープデンタルクリニック

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30代女性 下前歯に付着したステインを保険診療内のクリーニングで除去した症例 [2025年07月10日]

治療前

治療後

ご相談内容

「歯が汚いのできれいにしたい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、下前歯を中心に飲食物由来の着色であるステインが見られ、お口を開けた際の見た目に影響を与えていました。

ステインは食べ物や飲み物に含まれる色素が毎日の食生活を通して少しずつ蓄積したもので、ご自身の歯磨きだけでは落とすことが困難です。
またステインの表面はざらざらとしており、放置すると新たなステインや細菌の塊であるプラークが付きやすくなり、口臭や虫歯の原因となる可能性もあります。

以上のことから、ステインを除去する必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

診断結果をお伝えした上で、ステインを除去するために保険診療内のクリーニングを提案し、同意いただきました。

まず超音波を利用した機械や専用器具を用いて、ステインを丁寧に取り除きました。
ステインを取り除いたあとは、器具の刺激により歯の表面に目に見えない程度の傷ができることがあります。
そのまま放置すると汚れやステインが再び付着しやすくなるため、回転するブラシを用いて表面を滑らかに磨くポリッシングを行い、艶のある歯に仕上げました。

また、ステインの付着を予防していただくため、着色の原因や起こりやすい部分や歯ブラシの正しい当て方・動かし方をお伝えし、治療を終了しました。

治療回数の目安 1回
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります
・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります

70代男性 下前歯の裏側に大量に付着した歯石を保険診療内のクリーニングで除去した症例 [2025年07月10日]

治療前

治療後

ご相談内容

「歯石が見えると娘に言われたので掃除してほしい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、下前歯の裏側に大量の歯石が付着していました。

歯石は歯磨きが不十分で落としきれなかったプラーク(細菌の塊)が、唾液中のカルシウムやリン酸と結びつき石灰化し、硬くなったものです。
歯石は歯の表面に固くこびりついているため、通常の歯磨きで取り除くのは困難です。
また、歯石の表面はザラザラしているため細菌が付きやすく、虫歯・歯周病・口臭の原因になります。

以上のことから、この機会にしっかり歯石を除去する必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

保険診療内のクリーニングで歯石を除去できることをお伝えし、治療に同意いただきました。

歯科医院で専用の機械を用いて行うクリーニングは、ご自身の歯磨きで落とすのが難しい歯石や、歯ブラシなど清掃道具の入りにくい歯と歯の間の汚れもしっかりと除去することが可能です。

まず超音波による振動と水流で汚れを除去するスケーリングを行い、強固に付着した歯石を丁寧に除去しました。
歯の表面にザラつきが残ると再びプラークがつきやすくなるため、スケーリングのあとは歯の表面を磨き上げるポリッシングを行い、新たな汚れの付着を予防します。

また、ご自宅でのケアが十分でないと再び汚れが溜まってしまうため、患者様のお口に合わせた歯ブラシの当て方や動かし方など正しい歯磨きの方法をお伝えし、治療を終了しました。

治療回数の目安 1回
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります
・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります

60代男性 下前歯の裏側に付着した歯石を保険診療内のクリーニングでしっかりと除去した症例 [2025年07月10日]

治療前

治療後

ご相談内容

「下前歯の隙間から歯石が見えるのが気になる」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、下前歯の裏側に歯石が付着していました。

プラークや歯石をこのまま放置すると、歯茎の炎症や虫歯を引き起こすリスクが高まります。
また、歯石は歯に強く付着していて通常の歯磨きでは除去することが難しいため、この機会にしっかりと取り除く必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

患者様には、保険診療内のクリーニングでプラークや歯石を除去できることをお伝えし、治療に同意いただきました。

歯科医院で行うクリーニングは、ご自身で落とすことが難しい歯石や、歯ブラシなどの清掃道具が入りにくい歯間の汚れもしっかりと取り除くことが可能です。

また、歯石を除去する際に痛みが出たり、歯石を除去したあとに知覚過敏の症状が出たりするリスクがあることも、併せてお伝えしました。

まずは超音波を利用した機械や専用器具を用いて、歯に付着しているプラークと歯石を除去するスケーリングを行います。
その後、プラークや歯石が再び付着しないよう、回転するブラシを使用して歯の表面のざらつきを取り除いてなめらかに磨き上げるポリッシングを実施しました。

最後に、プラークや歯石がしっかりと除去できたことを確認し、治療を終了しています。

治療回数の目安 1回
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります
・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります

7歳男の子 斜めに生えた上前歯を口周りの筋肉バランスを整えるT4Kトレーナー治療で改善した症例 [2025年07月10日]

治療前

治療後

ご相談内容

「上の歯が斜めに出ているのが気になる」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、上下前歯は乳歯から永久歯への生えかわりが始まっていますが、上の前歯は前方に傾斜して生えていました。
また、上の前歯2本の間にはすき間ができている正中離開(せいちゅうりかい)の傾向も見られます。

このまま放置すると今後、永久歯への生えかわりが進むにつれて歯並びの乱れがさらに目立つようになったり、噛み合わせに影響を及ぼしたりするおそれがあります。

以上のことから、患者様の成長に合わせた矯正治療を行う必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

永久歯への生えかわりに合わせた矯正治療として、口周りの筋肉バランスを整えるT4Kトレーナー治療を提案し、同意いただきました。

T4Kトレーナー治療は、舌の癖や口呼吸など、歯並びに影響を与える習慣を取り除き、唇や頬の筋肉の機能を改善することを目的とした成長期の子どもの歯列矯正に適した治療方法です。
T4Kトレーナー治療により口周りの機能が改善されると顎の発達が促され、永久歯が適切な位置に生えるためのスペースが確保しやすくなり、歯並びの乱れの改善が期待できます。

治療の際は、取り外し可能なマウスピース型のT4Kトレーナー(矯正装置)を、毎日一定時間以上装着する必要があります。装着時間を守らないと十分な効果が得られませんが、装着時に痛みが出にくいため、患者様の負担が少ないこともお伝えしています。

まずT4Kトレーナーを患者様にお渡しし、トレーナー治療の効果をしっかりと得るため、就寝時には必ず装着していただくようお伝えし、治療を開始しました。

T4Kトレーナーは永久歯への生えかわりに合わせて、4年間継続して使用いただきました。
最終的に上前歯の前方への傾斜と正中離開が改善したこと、永久歯が適切な位置に並んだことを確認したうえで、治療を終了しています。

治療期間の目安 4年
おおよその費用 約300,000円
治療リスク

・決められたスケジュールを守らない場合、十分な効果が得られない可能性があります
・マウスピースに対応していない症例の場合、治療が難しい可能性があります
・歯の移動に伴って、痛みや違和感を感じる場合があります
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、虫歯や歯周病のリスクが高まります

10代女の子 上下前歯のステインを保険診療内のクリーニングでしっかりと除去した症例 [2025年07月10日]

治療前

治療後

ご相談内容

「前歯が黄色くて汚く見えるので、きれいにしたい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、上下前歯を中心に着色汚れであるステインが認められました。
ステインは、お茶やカレーなどの飲食物に含まれている茶渋や色素が歯に付着したものです。これらは時間の経過とともに蓄積し、歯ブラシや歯磨き粉を用いた通常の歯磨きでは落としにくくなります。

ステイン自体は虫歯や歯肉炎の直接的な原因にはなりませんが、ステインが付着して歯の表面がざらつくことでプラークが付着しやすくなり、放置すると結果的に虫歯や歯肉炎のリスクが高まります。

以上のことから、見た目の問題だけでなく、口腔内トラブルを予防するためにもステインを除去する治療が必要だと診断しました。

行ったご提案・治療内容

患者様には保険診療内のクリーニングでステインを除去できることをお伝えし、治療に同意いただきました。

歯科医院で行うクリーニングは、通常の歯磨きでは落としきれないステインや、歯ブラシが届きにくい歯と歯の間の汚れも効果的に除去することが可能です。

まずは専用の器具を使用し、歯の表面にこびりついたステインを丁寧に取り除きます。
その後、歯の表面のざらつきをなめらかに整えるポリッシングを行いました。
ポリッシングにより歯の表面を磨き上げることで、ステインやプラークが再付着するのを防ぎ、虫歯や歯肉炎のリスクを軽減できます。

最後にしっかりとステインが除去できたことを確認し、治療を終了しました。

治療回数の目安 1回
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります
・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります

12歳女の子 前歯に付着したステインを保険適用のクリーニングで丁寧に除去した症例 [2025年07月09日]

治療前

治療後

ご相談内容

「前歯が汚いのが気になる」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、上前歯を中心に着色汚れであるステインが認められました。
ステインとは、食べ物や飲み物に含まれる色素や茶渋が歯の表面に付着して蓄積した汚れで、通常の歯磨きだけでは落としにくいものです。

ステインが付着していると歯の表面がざらつき、細菌の塊であるプラークが付着しやすくなるうえ、ステインに付着したプラークを放置すると、プラーク中の細菌により虫歯や歯肉炎のリスクが高まります。

以上のことから、ステインをしっかりと除去する必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

患者様には、保険診療内のクリーニングでステインの除去が可能であり、クリーニングによって虫歯や歯肉炎の予防につながることを説明し、同意いただきました。
ただクリーニングの効果は一時的であり、適切な歯磨きやメンテナンスを行わない場合は、ステインが再付着することがある点に注意が必要です。

まず、専用の器具を用いて口腔内のクリーニングを行います。
歯科医院で行う専門的なクリーニングは、ご自宅での歯磨きでは落としきれない強固な汚れや、歯ブラシが届きにくい歯間の汚れも取り除くことが可能です。
器具によって歯の表面に細かい傷がついてしまうとステインの再付着を招きやすくなるため、細心の注意を払いながら丁寧にクリーニングを行いました。

最後にステインやプラークの再付着を防ぐため、歯の表面を滑らかに仕上げるポリッシングを実施し、治療を終了しています。

治療回数の目安 1回
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります
・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります

9歳女の子 上前歯に生じた虫歯を除去し歯科用プラスチックのコンポジットレジンを詰めて修復した症例 [2025年07月07日]

治療前

治療後

ご相談内容

「上前歯の側面が黒くなっていて気になる」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、左上前歯の側面には虫歯が見られ、黒ずんでいました。
これは、歯の側面にできる隣接面カリエスと呼ばれるもので、歯ブラシが届きにくく汚れが溜まりやすい部位にできた虫歯です。

現時点で虫歯の範囲は小さいものの、このまま放置すると虫歯が徐々に広がって痛みが出たり歯が欠けたりするおそれがあるため、早期の治療が必要だと診断しました。

行ったご提案・治療内容

虫歯を削って除去し、歯科用の白いプラスチック樹脂であるコンポジットレジンを詰めて修復する方法を提案し、同意いただきました。
コンポジットレジンは経年劣化で変色するリスクがありますが、即日で治療が終了する点がメリットです。

まず、取り残しがないよう丁寧に虫歯を除去します。虫歯を削った部分には、歯の色に合わせたコンポジットレジンを充填しました。

その後、詰めたコンポジットレジンの形を削りながら整え、噛み合わせに問題がないことを確認し、表面を滑らかに磨き上げて治療を終了しています。

治療回数の目安 1回
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・治療中に痛みを伴う場合があります
・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります
・治療後は神経が過敏になっているため、痛みが生じる場合があります
・強い力や衝撃が加わった場合、割れたり欠けたりする可能性があります
・広範囲にわたって修復が必要な場合は、適用できない可能性があります

4歳男の子 口周りの筋肉バランスを整えるT4Kトレーナーで噛み合わせを改善した症例 [2025年07月07日]

治療前

治療後

ご相談内容

「姉も矯正をしていたが、弟も歯並びが気になるようになった。噛むと下前歯が見えなくなってしまうので、診てほしい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、噛み合わせた際に上の歯が下の歯に深く覆いかぶさり、下の前歯がほとんど見えなくなる過蓋咬合(かがいこうごう)の状態でした。

この噛み合わせは、将来的に虫歯や歯周病のリスクを高めるだけでなく、顎関節への負担、成長期における顔貌の歪み、発音への影響など、さまざまな問題につながるおそれがあります。

このまま放置すると将来的に口腔内の健康に影響を与えるため、早期に歯列矯正を行う必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

患者様はまだ4歳であるため、歯を動かす本格的な矯正治療ではなく、成長を利用し、顎の正しい発育を促して将来の歯並びを整えることを目的とした装置である、T4Kトレーナーでの治療を提案しました。
T4Kトレーナーはお口周りの筋肉のバランスを整え、正しい舌の位置を習得させることで、歯が本来あるべき位置に生え揃うようサポートする装置です。

T4Kトレーナーのメリットとデメリットは、以下のとおりです。

メリット:顎の適切な成長を促し、将来的に抜歯をせずに矯正治療ができる可能性を高めながら、歯並びに悪影響を与える指しゃぶりや舌の癖といった口腔習癖(こうくうしゅうへき)の改善にもつながる

デメリット:T4Kトレーナーによる効果を十分に得るためには、患者様ご自身で装着を継続する必要がある。すでに歯並びの乱れが重度であったり、顎の骨格に大きなずれがあったりする場合は、T4Kトレーナー単独での改善は難しいことがある

装置は基本的に日中の活動時間に1時間と、就寝時に継続して装着していただきますが、お口の状態や生活習慣は患者様によって異なるため、当院では患者様に合った装着時間を提案しています。

今回は、年齢的に装置をきちんと使用できるかどうかの懸念がありましたが、ご家族の「少しでもいい状態にしたい」というお気持ちと治療への前向きな姿勢を拝見し、しっかり相談したうえで、T4Kトレーナーによる治療に同意いただきました。

まずは装置の適合状態を確認し、ご自宅での装着方法やケア方法について丁寧にお伝えし、使用を継続していただきます。

その後は定期的に来院いただき、問題なく装置を装着できているかの確認や口腔内の変化、お子様の成長に合わせて都度適切な調整を行いました。
最終的に、歯並びが適切な状態に改善したことを確認し、治療を終了しています。

治療期間の目安 6ヶ月
おおよその費用 約150,000円
治療リスク

・決められたスケジュールを守らない場合、十分な効果が得られない可能性があります
・マウスピースに対応していない症例の場合、治療が難しい可能性があります
・歯の移動に伴って、痛みや違和感を感じる場合があります
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、虫歯や歯周病のリスクが高まります

70代男性 根元が割れて痛みがある奥歯を抜いてインプラントで修復した症例 [2025年07月07日]

治療前

治療中

治療後

ご相談内容

「左下の奥歯に強い痛みがある。以前からブリッジのグラつきも感じる」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、左下には奥歯(第2大臼歯)の欠損を補うために手前の歯を連結して作られた延長ブリッジが装着されていました。

痛みの原因を詳しく確認するためレントゲン撮影すると、延長ブリッジの土台となっている奥歯(第1大臼歯)が根元から割れていることが判明しました。
欠損部(第2大臼歯)にかかる過度な噛み合わせの力が土台となっている第1大臼歯に集中し、長年の使用で少しずつダメージが蓄積して割れてしまったと考えられます。

このまま放置すると、割れた部分から細菌感染が広がり、周囲の歯ぐきや顎の骨に炎症を起こす恐れがあります。また、歯がない状態が続くと噛み合わせのバランスが崩れ、他の健康な歯や顎の関節にも悪影響を及ぼす可能性がありました。

以上のことから、早急に割れた歯を抜歯し、その部分を補う治療が必要と診断しました。

行ったご提案・治療内容

患者様には抜歯が必要であることを説明したうえで、インプラント治療で歯を補う計画を提案し、同意いただきました。

インプラント治療は、失われた歯の顎の骨にインプラント体(人工の歯根)を埋め込み、その上に人工の歯を装着する方法です。
インプラント治療のメリットは、ご自身の歯のようにしっかりと噛むことができ、見た目も自然で美しいことです。また、周囲の健康な歯を削る必要がないため、他の歯に負担をかけずに治療を進めることができます。一方で、外科手術が必要であること、治療期間が比較的長くかかること、費用が高くなることなどがデメリットです。

患者様は以前、他院で右下奥歯のインプラント治療を受けており、その経験から今回もインプラント治療を選択されました。
特に見た目の美しさを重視されており、上部構造(インプラントの上に被せる人工の歯)には、天然の歯に近い透明感と強度を持つジルコニアをご希望です。

まず、装着されていた延長ブリッジを慎重に撤去し、その後、割れてしまった左下奥歯を抜歯します。
抜歯後は、傷口がしっかりと治りインプラントを埋め込むための骨の状態が整うまでしばらく期間を置きました。その間は患者様に仮歯を装着していただき、日常生活に支障がないように配慮しています。

骨の状態が安定したところで、痛みを感じないよう丁寧に局所麻酔を行い、細心の注意を払いながらインプラント体を顎の骨に埋め込む手術を行いました。手術後はインプラント体が骨としっかりと結合するまで、数ヶ月間の治癒期間を設けました。この期間は、インプラント治療を成功させるために非常に重要です。

インプラント体が骨と完全に結合したことを確認して、その上にアバットメント(インプラント体と人工の歯を連結する部品)を装着します。次に患者様のお口に合わせて精密に型取りを行い、ジルコニア製の人工の歯を作製しました。

完成した人工の歯は、色や形、噛み合わせのバランスを細かく調整しながら慎重にインプラント体の上に装着し、治療を終了しています。

治療期間の目安 約半年
おおよその費用 約900,000円
治療リスク

・持病をお持ちの方や、服用中のお薬の種類によっては、外科処置ができない場合があります
・外科処置後に腫れ、出血が生じる場合があります
・メンテナンスを怠ったり、喫煙したりすると、お口の中に大きな悪影響を及ぼし、インプラント周囲炎などにかかる可能性があります
・糖尿病、肝硬変、心臓病などの持病をお持ちの場合、インプラント治療ができない可能性があります
・高血圧、貧血・不整脈などの持病をお持ちの場合、インプラント治療後に治癒不全を招く可能性があります
・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります

9歳女の子 左前歯のクロスバイトをマウスピース型矯正装置T4Kトレーナーを使用して改善した症例 [2025年07月03日]

治療前

治療後

ご相談内容

「左右で歯並びが違っていて気になる」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、左上前歯に対して下前歯が前方で噛み合う「クロスバイト」が見られました。
この状態を放置すると、見た目に悪影響が出るだけでなく、歯ブラシが十分に当たらず虫歯や歯周病のリスクが高まったり、噛み合わせの悪さから将来的に歯や顎に痛みが出たりするおそれがあります。

以上のことから、歯並びや噛み合わせを改善するために矯正治療を行う必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

歯列の幅を外側に広げることができる取り外し式の拡大装置を使用し、歯が適切な位置に並ぶスペースを確保して歯並びを整える治療方法をお伝えしましたが、違う方法をご希望されたため、口周りの筋肉バランスを整えるトレーナー治療を提案しました。

トレーナー治療に使用するマウスピース型の矯正装置「T4Kトレーナー」は歯自体を動かすのではなく、舌の癖や口呼吸など歯並びの悪化に影響を与える習慣を取り除き、唇や頬の筋肉の機能を改善することを目的としており、成長期の子どもの歯列矯正に適しています。

トレーナー治療により口周りの機能が改善されると、顎の発達が促され、永久歯が適切な位置に生えるためのスペースが確保しやすくなります。

治療の際は、取り外し可能なマウスピース型の矯正装置を1日に一定時間以上装着する必要がありますが、装着時に痛みが出にくいため患者様の負担は少ないことをお伝えしたところ、同意いただきました。

まずT4Kトレーナーを患者様にお渡しし、トレーナー治療の効果をしっかりと発揮するために就寝時には必ず装着していただくようお伝えして治療を進めました。

すべての歯が永久歯に生えかわるまでT4Kトレーナーの使用を継続していただき、前歯の歯並びや噛み合わせが改善したことを確認し、治療を終了しています。

治療期間の目安 5年
おおよその費用 約300,000円
治療リスク

・決められたスケジュールを守らない場合、十分な効果が得られない可能性があります
・マウスピースに対応していない症例の場合、治療が難しい可能性があります
・歯の移動に伴って、痛みや違和感を感じる場合があります
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、虫歯や歯周病のリスクが高まります