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50歳女性 欠損していた奥歯2本をインプラント治療でしっかりと噛めるよう改善した症例|朝霞市の歯医者ならエスペレ歯科・ホープデンタルクリニック

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50歳女性 欠損していた奥歯2本をインプラント治療でしっかりと噛めるよう改善した症例 [2025年05月07日]

治療前

治療中

治療後

ご相談内容

「以前左上の歯を抜いたがそのまま放置していたので、インプラントで治療をしたい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、左上奥歯2本が欠損しており、左側で食べ物を噛むのが難しい状態です。

このまま放置すると、欠損部位と噛み合う位置にある左下奥歯に、噛み合うはずの歯がなくなったことで欠損部分に向かって伸びる挺出(ていしゅつ)が生じるおそれがあります。
また、隣り合っている歯が傾いて歯並びが乱れるリスクも高まります。

現在残っている奥歯を守るためにも、噛み合わせを整える治療が必要であると診断しました。

行ったご提案・治療内容

患者様は、人工歯根を顎の骨に埋め込むインプラント治療を希望されていたため、欠損部位である左上奥歯にインプラント治療が行えるかどうかの検査を行いました。
その結果、骨の状態などに問題がなかったため、患者様には希望どおりインプラント治療が可能であることをお伝えしています。

インプラント治療は外科手術が必要なので、治療が終了するまでやや時間がかかりますが、自分の歯のような感覚で噛むことができるうえ、噛み合わせの改善も期待できます。

インプラントに装着する被せ物は、見た目が自然で劣化しにくく、抗菌性に優れているセラミック素材を選択しました。今回は、セラミックの中でも高い強度があり、奥歯の強い噛み合わせにも耐えることができるジルコニアを提案し、同意いただいています。

まずは、インプラントを埋入する外科手術を行います。
インプラントを埋入する際は、顎の骨の形状や噛み合わせを考慮し、しっかりと噛める位置にインプラントを埋入しました。

インプラント埋入後は、インプラント部分に装着する被せ物の型取りを行います。
後日、完成した被せ物を装着し、噛み合わせに問題がないことを確認して、治療を終了しています。

治療回数の目安 約4回
おおよその費用 約1,000,000円
(インプラント、被せ物、検査代)
治療リスク

・外科手術のため、術後に痛みや腫れ、違和感を伴います
・メンテナンスを怠ったり、喫煙したりすると、お口の中に大きな悪影響を及ぼし、インプラント周囲炎などにかかる可能性があります
・糖尿病、肝硬変、心臓病などの持病をお持ちの場合、インプラント治療ができない可能性があります
・高血圧、貧血、不整脈などの持病をお持ちの場合、インプラント治療後に治癒不全を招く可能性があります
・自費診療(保険適用外治療)です
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります

17歳女性 受け口治療のために装着していた古い被せ物を除去し新しいジルコニアの被せ物で審美性を改善した症例 [2025年05月07日]

治療前


治療後


ご相談内容

「受け口なので他院で被せ物を用いた治療を行ったが、気に入っていないのでやり直しをしたい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、噛み合わせたときに下の前歯が上の前歯よりも外側に出ている受け口が見られました。
受け口を改善するために他院で上の前歯に被せ物を装着する治療を行っていましたが、患者様ご自身はこの治療に納得されておらず、やり直しを希望されています。
また、噛み合わせの状態もあまりよくありませんでした。

受け口は見た目に悪影響が出るだけでなく、前歯を使えず噛み合わせが悪いことで顎に過剰な負担がかかり、将来的に顎関節症を引き起こすリスクがあります。

以上のことから、噛み合わせの状態をできるだけ正常に近づけて顎の負担を軽減し、併せて見た目も改善する治療が必要だと診断しました。

行ったご提案・治療内容

患者様の希望どおり、被せ物をやり直すことを提案し、同意いただきました。

一般的な矯正治療のように歯を動かすのではなく、歯を削ってから被せ物を装着して歯の形や位置を調節する治療方法です。患者様のように歯並びのずれが比較的軽度の症例に適用され、審美性を改善する効果が期待できます。
治療の際に健康な歯を少し削る必要がありますが、歯を動かす矯正治療に比べると短期間での治療が可能です。
また、新しい被せ物に用いる素材は、劣化しにくく汚れが付着しにくいジルコニアを選択しました。

まず、他院で装着した被せ物を除去して歯の形を整え、新しい被せ物を作製するために精密な型取りを行います。
なるべく正常な噛み合わせに近づけて受け口を改善できるよう、新しい被せ物の設計は慎重に行いました。

後日、完成したジルコニアの被せ物を装着し、噛み合わせや使用感に問題がないことを確認して、治療を終了しています。

治療回数の目安 3回
おおよその費用 約700,000円
治療リスク

・装着に際し、天然歯を削る場合があります
・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります
・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外治療)です

7歳女の子 下前歯の裏側に付着した歯石を保険診療内のクリーニングで除去した症例 [2025年05月07日]

治療前

治療後

ご相談内容

「前歯の後ろに歯石がたくさんあるのできれいにしたい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、下前歯の裏側に歯石が付着していました。

プラークや歯石をこのまま放置すると、歯茎の炎症や虫歯を引き起こすリスクが高まります。
また、歯石は歯に強固に付着しており自宅での歯磨きで除去することが困難なため、この機会にしっかりと取り除く必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

保険診療内のクリーニングでプラークや歯石を除去できることをお伝えし、治療に同意いただきました。
歯科医院で行うクリーニングはご自身で落とすのが難しい歯石や、歯ブラシなどの清掃道具が入りにくい歯と歯の間の汚れもしっかりと取り除くことが可能です。

また歯石を除去する際に痛みが出たり、歯石を除去したあとに知覚過敏の症状が出たりする可能性があることも併せてお伝えしています。

まず超音波を利用した機械や専用器具を用いて、歯に付着しているプラークと歯石を除去するスケーリングを行いました。
その後、プラークや歯石が再び付着しないように、回転するブラシを使用して歯の表面のざらつきを取り除いてなめらかに磨き上げるポリッシングを施し、治療を終了しました。

治療回数の目安 1回
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります
・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります

9歳女の子 口周りの筋肉バランスを整えるT4Kトレーナーで前歯の歯並びと噛み合わせを改善した症例 [2025年05月07日]

治療前

治療後

ご相談内容

「下の歯がきれいに並んでいないのが気になる」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、下の前歯は歯が適切な位置に並ぶためのスペースが不足してデコボコに生える叢生(そうせい)と呼ばれる状態でした。

また、現時点で上の歯並びに大きな問題はないものの、まだすべての歯が永久歯に生えかわっていない段階にもかかわらず、すでに叢生の傾向が見られます。

今後、永久歯への生えかわりが進むにつれて、歯並びの乱れがさらに目立つようになったり、噛み合わせに悪影響が出たりするおそれがあるため、成長に合わせた矯正治療を行う必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

永久歯への生えかわりが完了する前に歯並びを改善するための方法として、口周りの筋肉バランスを整えるトレーナー治療を提案しました。

トレーナー治療は、舌の癖や口呼吸など、歯並びの悪化に影響を与える習慣を取り除き、唇や頬の筋肉の機能を改善することを目的としており、成長期の子どもの歯列矯正に適した治療方法です。
トレーナー治療により口周りの機能が改善されると、顎の発達が促され、永久歯が適切な位置に生えるためのスペースが確保しやすくなります。

治療の際は、取り外し可能なマウスピース型の矯正装置を、1日に一定時間以上装着する必要がありますが、装着時に痛みが出にくいため、患者様の負担は少ないことをお伝えしたところ、治療に同意いただきました。

まずは、治療に必要なT4Kトレーナーと呼ばれる矯正装置を患者様にお渡しします。トレーナー治療の効果をしっかりと発揮するために、就寝時には必ず装着していただくようお伝えし、治療を進めました。

T4Kトレーナーは、すべての歯が永久歯に生えかわるまで使用を継続していただきました。
最終的に上下左右の奥歯がしっかりと噛み合うようになったことを確認し、治療を終了しています。

治療期間の目安 約3年
おおよその費用 約150,000円
治療リスク

・決められたスケジュールを守らない場合、十分な効果が得られない可能性があります
・マウスピースに対応していない症例の場合、治療が難しい可能性があります
・歯の移動に伴って、痛みや違和感を感じる場合があります
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、虫歯や歯周病のリスクが高まります

6歳女の子 受け口を拡大装置とT4Kトレーナーの併用で改善した症例 [2025年04月16日]

治療前

治療後

ご相談内容

「下の前歯が上の前歯より前に生えているのが気になる」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、下の歯が上の歯よりも外側に出る反対咬合(こうごう)の状態でした。
反対咬合は受け口とも呼ばれ、不正咬合のひとつです。

通常は上の前歯が下の前歯を覆うようになっており、この噛み合わせによって食べ物を噛む力が正しく分散されます。
しかし、何らかの理由で下の前歯が上の前歯より前に出てしまうと、噛むたびに下の前歯が前方へ押し出される力が働き、その状態が続くと下の前歯がさらに前に押し出され、受け口が悪化することがあります。

患者様は上の前歯が乳歯、下の前歯が永久歯だったため、受け口がとくに目立っていました。

受け口は前歯を正しく使えず、噛み合わせの悪さが原因となって顎に過剰な負担がかかります。
このまま放置すると、将来的に顎関節症を引き起こすリスクもあるため、矯正治療をする必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

反対咬合を改善するために、歯列の幅を外側に広げることができる取り外し式の拡大装置を用いて、歯が適切な位置に並ぶスペースを確保して歯並びを整える治療方法を提案し、同意いただきました。
拡大装置を装着すると、最初は舌が当たって話しにくかったり食事がしにくくなったりするなどの違和感を覚えることがありますが、今回の治療では拡大装置を用いるのが適切であると判断しています。

上顎は下顎に比べて小さかったため、まずは拡大装置で顎全体を広げて反対咬合の改善を目指します。
拡大装置を使用した結果、歯列の幅が広がって永久歯が適切な位置に並ぶためのスペースを確保できたため、次はマウスピース型の矯正装置「T4Kトレーナー」を装着していただきました。
4Kトレーナーは歯自体を動かすのではなく、唇や舌など口周りの筋肉を正しく動かせるよう訓練するための装置です。

反対咬合が改善したあとに、上の歯が下の歯に過剰に覆い被さる過蓋咬合(かがいこうごう)が見られたため、顎の成長を促しながら正しい噛み合わせへと誘導する咬合誘導を追加で実施し、過蓋咬合の改善を促しています。

現在もT4Kトレーナーの使用を続け、定期的に通院いただいた際に経過を観察しています。

治療期間の目安 約3年
おおよその費用 約450,000円
治療リスク

・決められたスケジュールを守らない場合、十分な効果が得られない可能性があります
・マウスピースに対応していない症例の場合、治療が難しい可能性があります
・歯の移動に伴って、痛みや違和感を感じる場合があります
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、虫歯や歯周病のリスクが高まります

40代男性 大量の歯石を保険診療内のクリーニングで除去した症例 [2025年04月15日]

治療前


治療後


ご相談内容

「歯ブラシをしても歯の間の汚れが取れない」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、下の前歯の歯と歯の間には歯石が付着していました。
さらに下前歯の裏側にも、歯と歯茎の境目に大量の歯石が付着していました。
歯石は細菌の塊であるプラークが石灰化して硬くなった汚れのため、歯ブラシや歯間ブラシなどでは取り除くことができません。

このまま歯石が付着した状態を放置すると、口臭の原因になったり、歯周病になるリスクが高まったりします。
歯周病が進行すると歯が抜け落ちてしまうこともあるため、歯石を除去する必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

歯石を取り除く方法として、保険診療内で行うクリーニングを提案しました。

歯科医院で行うクリーニングではご自身の歯磨きでは落としにくい汚れや、歯ブラシなど清掃道具の入りにくい歯と歯の間の汚れもしっかり除去できることを説明し、治療に同意いただきました。

まず初めに超音波による振動と水流で汚れを除去するスケーリングを行い、強固に付着した歯石を丁寧に除去します。

その後、ポリッシングで歯の表面のざらつきがなくなるように磨き上げ、新たな汚れの付着を予防しています。

ご自宅でのケアが十分でないと再び汚れが溜まってしまうため、歯ブラシの当て方や動かし方など正しい歯の磨き方をお伝えし、治療を終了しました。

治療回数の目安 1回
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります
・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります

30代女性 痛みが生じていた奥歯の虫歯を除去しジルコニアインレーで修復した症例 [2025年04月15日]

治療前

治療後

ご相談内容

「右下奥歯が痛いので診てほしい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、右下奥歯に虫歯が生じており、穴が開いたうえ部分的に欠けている状態です。

このまま放置すると、欠けた部分から細菌が侵入し、歯の内部で虫歯が広がるおそれがあるため、早急に治療する必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

右下奥歯の虫歯を取り除いて形を整えたあと、型取りを行って新しい詰め物を装着するインレー修復を提案し、同意いただきました。
インレー修復は、型取りのために2回以上通院していただく必要がありますが、型取りをせずに白い樹脂を直接充填するコンポジットレジン修復と比べると、耐久性に優れているメリットがあります。

患者様は白い素材での修復を希望されていたため、天然歯のような自然な白さが特徴のセラミックから、今回はジルコニアを選択しました。
ジルコニアは自費診療なので費用がかかるものの、変色するリスクがほとんどなく、長期間審美性を保つことが可能です。さらに、ジルコニアはセラミックの中でもとくに耐久性が高く、噛んだ際に負担がかかりやすい奥歯にも適しています。
また、ジルコニアの詰め物を患者様の歯の色味に近づけるためには細かい調整が必要ですが、その分費用がかかります。今回は費用を抑えるために細かい審美性の追求はせず、患者様の歯の色になるべく近い色を選択することをお伝えし、こちらも同意いただきました。

まずは、右下奥歯の虫歯を取り残しがないよう慎重に除去します。
次に、歯を削る量をなるべく少なくするよう心がけて慎重に歯の形を整え、型取りを行いました。

後日、完成したジルコニアインレーを装着し、歯としっかり合っているか、噛み合わせに問題がないかなどを確認して治療を終了しました。

治療回数の目安 2回
おおよその費用 88,000円
治療リスク

・治療中に痛みを伴う場合があります
・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります
・治療後は神経が過敏になっているため、痛みが生じる場合があります
・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります
・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外治療)です

13歳男の子 下前歯の裏側に付着した歯石を保険診療内のクリーニングで除去した症例 [2025年04月14日]

治療前

治療後

ご相談内容

「鏡で見たら歯に黄色いものがついているのできれいにしたい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、下前歯の裏側に歯石が付着していました。
プラークや歯石などの汚れをこのまま放置すると、歯茎の炎症や虫歯を引き起こすリスクが高まります。

さらに歯石は歯に強固に付着しており自宅での歯磨きで除去するのが困難なため、この機会にしっかり取り除く必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

保険診療内のクリーニングでプラークや歯石を除去できることをお伝えし、治療に同意いただきました。
歯科医院で行うクリーニングは、ご自身で落とすのが難しい歯石や清掃がしにくい歯と歯の間の汚れもしっかりと取り除くことができます。

まず、超音波を利用した機械や専用器具を用いて、歯に付着したプラークと歯石を除去する「スケーリング」を実施しました。
その後、プラークや歯石が再び付着するのを防ぐために、回転するブラシを使用して歯の表面のざらつきを取り除いてなめらかに磨き上げる「ポリッシング」を行い、治療を終了しました。

治療回数の目安 1回
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります
・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります

7歳男の子 過蓋咬合を拡大装置とT4Kトレーナーを用いて噛み合わせを改善した症例 [2025年04月14日]

治療前

治療後

ご相談内容

「上の前歯が下の前歯に覆いかぶさって、下の前歯が見えないのが気になる」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、奥歯を噛み合わせた際、上の前歯が下の前歯に覆いかぶさるような深い噛み合わせになる過蓋咬合(かがいこうごう)が見られました。また、生えているすべての歯はまだ乳歯です。

過蓋咬合を放置すると、噛み合わせの問題から出っ歯になったり、奥歯に負担がかかって将来的に歯や顎に痛みが出たりするおそれがあります。
そのため、すべての歯が永久歯に生え変わるまでに、適切な噛み合わせになるよう治療を行う必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

適切な位置で噛めるようにするため、顎の幅を広げたあと、口周りの筋肉バランスを整える矯正治療を提案し、同意いただきました。
この治療方法は成長期の子どもに適しており、顎の骨の発達を促しながら筋肉の機能を正しく導くことで、歯並びや噛み合わせの改善を目指します。

まず、固定式の拡大装置を使用して顎の幅を広げ、永久歯が適切な位置に生えるためのスペースを確保しました。

次に、舌の癖や口呼吸など歯並びに悪影響を与える習慣を取り除きながら、顎の成長を促して噛み合わせを改善する目的で、取り外し可能なマウスピース型の矯正装置「T4Kトレーナー」を使用していただきます。
トレーナー治療の効果を十分に得るためには、1日に一定時間装着し、毎日続けることがとても重要です。
そのため、患者様と保護者様にはトレーナーの装着時間を守っていただくよう指導を行って治療を進めました。

その後、適切な噛み合わせに改善されたことを確認して、治療を終了しています。

治療期間の目安 約4年
おおよその費用 約450,000円
治療リスク

・治療中、発音しにくい場合があります
・治療中、舌が動かしにくいことがあります
・決められたスケジュールを守らない場合、十分な効果が得られない可能性があります
・歯の移動に伴って、痛みや違和感を感じる場合があります
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、虫歯や歯周病のリスクが高まります

13歳男の子 右上前歯の虫歯を除去し白いプラスチック樹脂の詰め物で修復した症例 [2025年04月11日]

治療前

治療中

治療後

ご相談内容

「上の前歯が黒いので診てほしい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、右上前歯の側面に虫歯が広がっており黒ずんでいました。
今回の虫歯は隣接面カリエスと呼ばれるもので、汚れや細菌が溜まりやすい歯と歯の間から生じています。

このまま放置すると虫歯が徐々に大きくなって痛みが出たり、歯の神経が壊死したりする恐れがあるため、早めの治療が必要と診断しました。

行ったご提案・治療内容

虫歯部分を取り除いてから、保険診療内のコンポジットレジン(白いプラスチック樹脂の詰め物)で修復すること、今回は虫歯が比較的小さいため、コンポジットレジンであれば即日治療できることを説明し、同意いただきました。

【治療の流れ】
①局所麻酔をして、虫歯部分を取り残しがないよう丁寧に削ってから歯の形を整える
②削った部分にご自身の歯の色味に合わせたコンポジットレジンを詰める
③詰めたコンポジットレジンを削って形を微調整し、表面を滑らかに磨き艶を出す

最後に口腔内に問題がないことを確認し、治療を終了しました。

治療回数の目安 1回
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・治療中に痛みを伴う場合があります
・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります
・治療後は神経が過敏になっているため、痛みが生じる場合があります