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6歳女の子 受け口を拡大装置とT4Kトレーナーの併用で改善した症例|朝霞市の歯医者ならエスペレ歯科・ホープデンタルクリニック

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6歳女の子 受け口を拡大装置とT4Kトレーナーの併用で改善した症例 [2025年04月16日]

治療前

治療後

ご相談内容

「下の前歯が上の前歯より前に生えているのが気になる」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、下の歯が上の歯よりも外側に出る反対咬合(こうごう)の状態でした。
反対咬合は受け口とも呼ばれ、不正咬合のひとつです。

通常は上の前歯が下の前歯を覆うようになっており、この噛み合わせによって食べ物を噛む力が正しく分散されます。
しかし、何らかの理由で下の前歯が上の前歯より前に出てしまうと、噛むたびに下の前歯が前方へ押し出される力が働き、その状態が続くと下の前歯がさらに前に押し出され、受け口が悪化することがあります。

患者様は上の前歯が乳歯、下の前歯が永久歯だったため、受け口がとくに目立っていました。

受け口は前歯を正しく使えず、噛み合わせの悪さが原因となって顎に過剰な負担がかかります。
このまま放置すると、将来的に顎関節症を引き起こすリスクもあるため、矯正治療をする必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

反対咬合を改善するために、歯列の幅を外側に広げることができる取り外し式の拡大装置を用いて、歯が適切な位置に並ぶスペースを確保して歯並びを整える治療方法を提案し、同意いただきました。
拡大装置を装着すると、最初は舌が当たって話しにくかったり食事がしにくくなったりするなどの違和感を覚えることがありますが、今回の治療では拡大装置を用いるのが適切であると判断しています。

上顎は下顎に比べて小さかったため、まずは拡大装置で顎全体を広げて反対咬合の改善を目指します。
拡大装置を使用した結果、歯列の幅が広がって永久歯が適切な位置に並ぶためのスペースを確保できたため、次はマウスピース型の矯正装置「T4Kトレーナー」を装着していただきました。
4Kトレーナーは歯自体を動かすのではなく、唇や舌など口周りの筋肉を正しく動かせるよう訓練するための装置です。

反対咬合が改善したあとに、上の歯が下の歯に過剰に覆い被さる過蓋咬合(かがいこうごう)が見られたため、顎の成長を促しながら正しい噛み合わせへと誘導する咬合誘導を追加で実施し、過蓋咬合の改善を促しています。

現在もT4Kトレーナーの使用を続け、定期的に通院いただいた際に経過を観察しています。

治療期間の目安 約3年
おおよその費用 約450,000円
治療リスク

・決められたスケジュールを守らない場合、十分な効果が得られない可能性があります
・マウスピースに対応していない症例の場合、治療が難しい可能性があります
・歯の移動に伴って、痛みや違和感を感じる場合があります
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、虫歯や歯周病のリスクが高まります

40代男性 大量の歯石を保険診療内のクリーニングで除去した症例 [2025年04月15日]

治療前


治療後


ご相談内容

「歯ブラシをしても歯の間の汚れが取れない」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、下の前歯の歯と歯の間には歯石が付着していました。
さらに下前歯の裏側にも、歯と歯茎の境目に大量の歯石が付着していました。
歯石は細菌の塊であるプラークが石灰化して硬くなった汚れのため、歯ブラシや歯間ブラシなどでは取り除くことができません。

このまま歯石が付着した状態を放置すると、口臭の原因になったり、歯周病になるリスクが高まったりします。
歯周病が進行すると歯が抜け落ちてしまうこともあるため、歯石を除去する必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

歯石を取り除く方法として、保険診療内で行うクリーニングを提案しました。

歯科医院で行うクリーニングではご自身の歯磨きでは落としにくい汚れや、歯ブラシなど清掃道具の入りにくい歯と歯の間の汚れもしっかり除去できることを説明し、治療に同意いただきました。

まず初めに超音波による振動と水流で汚れを除去するスケーリングを行い、強固に付着した歯石を丁寧に除去します。

その後、ポリッシングで歯の表面のざらつきがなくなるように磨き上げ、新たな汚れの付着を予防しています。

ご自宅でのケアが十分でないと再び汚れが溜まってしまうため、歯ブラシの当て方や動かし方など正しい歯の磨き方をお伝えし、治療を終了しました。

治療回数の目安 1回
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります
・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります

30代女性 痛みが生じていた奥歯の虫歯を除去しジルコニアインレーで修復した症例 [2025年04月15日]

治療前

治療後

ご相談内容

「右下奥歯が痛いので診てほしい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、右下奥歯に虫歯が生じており、穴が開いたうえ部分的に欠けている状態です。

このまま放置すると、欠けた部分から細菌が侵入し、歯の内部で虫歯が広がるおそれがあるため、早急に治療する必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

右下奥歯の虫歯を取り除いて形を整えたあと、型取りを行って新しい詰め物を装着するインレー修復を提案し、同意いただきました。
インレー修復は、型取りのために2回以上通院していただく必要がありますが、型取りをせずに白い樹脂を直接充填するコンポジットレジン修復と比べると、耐久性に優れているメリットがあります。

患者様は白い素材での修復を希望されていたため、天然歯のような自然な白さが特徴のセラミックから、今回はジルコニアを選択しました。
ジルコニアは自費診療なので費用がかかるものの、変色するリスクがほとんどなく、長期間審美性を保つことが可能です。さらに、ジルコニアはセラミックの中でもとくに耐久性が高く、噛んだ際に負担がかかりやすい奥歯にも適しています。
また、ジルコニアの詰め物を患者様の歯の色味に近づけるためには細かい調整が必要ですが、その分費用がかかります。今回は費用を抑えるために細かい審美性の追求はせず、患者様の歯の色になるべく近い色を選択することをお伝えし、こちらも同意いただきました。

まずは、右下奥歯の虫歯を取り残しがないよう慎重に除去します。
次に、歯を削る量をなるべく少なくするよう心がけて慎重に歯の形を整え、型取りを行いました。

後日、完成したジルコニアインレーを装着し、歯としっかり合っているか、噛み合わせに問題がないかなどを確認して治療を終了しました。

治療回数の目安 2回
おおよその費用 88,000円
治療リスク

・治療中に痛みを伴う場合があります
・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります
・治療後は神経が過敏になっているため、痛みが生じる場合があります
・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります
・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外治療)です

13歳男の子 下前歯の裏側に付着した歯石を保険診療内のクリーニングで除去した症例 [2025年04月14日]

治療前

治療後

ご相談内容

「鏡で見たら歯に黄色いものがついているのできれいにしたい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、下前歯の裏側に歯石が付着していました。
プラークや歯石などの汚れをこのまま放置すると、歯茎の炎症や虫歯を引き起こすリスクが高まります。

さらに歯石は歯に強固に付着しており自宅での歯磨きで除去するのが困難なため、この機会にしっかり取り除く必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

保険診療内のクリーニングでプラークや歯石を除去できることをお伝えし、治療に同意いただきました。
歯科医院で行うクリーニングは、ご自身で落とすのが難しい歯石や清掃がしにくい歯と歯の間の汚れもしっかりと取り除くことができます。

まず、超音波を利用した機械や専用器具を用いて、歯に付着したプラークと歯石を除去する「スケーリング」を実施しました。
その後、プラークや歯石が再び付着するのを防ぐために、回転するブラシを使用して歯の表面のざらつきを取り除いてなめらかに磨き上げる「ポリッシング」を行い、治療を終了しました。

治療回数の目安 1回
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります
・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります

7歳男の子 過蓋咬合を拡大装置とT4Kトレーナーを用いて噛み合わせを改善した症例 [2025年04月14日]

治療前

治療後

ご相談内容

「上の前歯が下の前歯に覆いかぶさって、下の前歯が見えないのが気になる」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、奥歯を噛み合わせた際、上の前歯が下の前歯に覆いかぶさるような深い噛み合わせになる過蓋咬合(かがいこうごう)が見られました。また、生えているすべての歯はまだ乳歯です。

過蓋咬合を放置すると、噛み合わせの問題から出っ歯になったり、奥歯に負担がかかって将来的に歯や顎に痛みが出たりするおそれがあります。
そのため、すべての歯が永久歯に生え変わるまでに、適切な噛み合わせになるよう治療を行う必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

適切な位置で噛めるようにするため、顎の幅を広げたあと、口周りの筋肉バランスを整える矯正治療を提案し、同意いただきました。
この治療方法は成長期の子どもに適しており、顎の骨の発達を促しながら筋肉の機能を正しく導くことで、歯並びや噛み合わせの改善を目指します。

まず、固定式の拡大装置を使用して顎の幅を広げ、永久歯が適切な位置に生えるためのスペースを確保しました。

次に、舌の癖や口呼吸など歯並びに悪影響を与える習慣を取り除きながら、顎の成長を促して噛み合わせを改善する目的で、取り外し可能なマウスピース型の矯正装置「T4Kトレーナー」を使用していただきます。
トレーナー治療の効果を十分に得るためには、1日に一定時間装着し、毎日続けることがとても重要です。
そのため、患者様と保護者様にはトレーナーの装着時間を守っていただくよう指導を行って治療を進めました。

その後、適切な噛み合わせに改善されたことを確認して、治療を終了しています。

治療期間の目安 約4年
おおよその費用 約450,000円
治療リスク

・治療中、発音しにくい場合があります
・治療中、舌が動かしにくいことがあります
・決められたスケジュールを守らない場合、十分な効果が得られない可能性があります
・歯の移動に伴って、痛みや違和感を感じる場合があります
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、虫歯や歯周病のリスクが高まります

13歳男の子 右上前歯の虫歯を除去し白いプラスチック樹脂の詰め物で修復した症例 [2025年04月11日]

治療前

治療中

治療後

ご相談内容

「上の前歯が黒いので診てほしい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、右上前歯の側面に虫歯が広がっており黒ずんでいました。
今回の虫歯は隣接面カリエスと呼ばれるもので、汚れや細菌が溜まりやすい歯と歯の間から生じています。

このまま放置すると虫歯が徐々に大きくなって痛みが出たり、歯の神経が壊死したりする恐れがあるため、早めの治療が必要と診断しました。

行ったご提案・治療内容

虫歯部分を取り除いてから、保険診療内のコンポジットレジン(白いプラスチック樹脂の詰め物)で修復すること、今回は虫歯が比較的小さいため、コンポジットレジンであれば即日治療できることを説明し、同意いただきました。

【治療の流れ】
①局所麻酔をして、虫歯部分を取り残しがないよう丁寧に削ってから歯の形を整える
②削った部分にご自身の歯の色味に合わせたコンポジットレジンを詰める
③詰めたコンポジットレジンを削って形を微調整し、表面を滑らかに磨き艶を出す

最後に口腔内に問題がないことを確認し、治療を終了しました。

治療回数の目安 1回
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・治療中に痛みを伴う場合があります
・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります
・治療後は神経が過敏になっているため、痛みが生じる場合があります

50代男性 銀歯の下で再発した虫歯を除去し強度の高いジルコニアインレーで修復した症例 [2025年04月10日]

治療前

治療後

ご相談内容

「右下奥歯の銀の詰め物が取れてしまった。白い詰め物で治したい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、右下奥歯に装着されていた金属の詰め物が、虫歯が再発したことが原因で外れてしまっていました。

保険診療の金属の詰め物は、経年劣化で歯と詰め物の間に隙間ができやすいため、隙間に汚れが溜まって虫歯が再発しやすい傾向があります。また隙間に溜まった汚れは、歯磨きなどのセルフケアのみで除去するのは困難です。

このままの状態を放置すると、虫歯が神経にまで達して痛みが生じたり、最終的に歯を失ったりするリスクもあるため、早急に治療する必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

再発した虫歯を除去し、新しい詰め物で修復する治療方法を提案し、同意いただきました。

詰め物が外れた歯よりもうしろにある3本の奥歯には、すでに金属の詰め物と被せ物が装着されていましたが、患者様は「今回詰め物が外れた部位は外から見て目立ちやすいので、白色の詰め物で治したい」とご希望です。
さらに患者様は噛む力が強いことから、自費診療で費用はかかるものの、白色で劣化しにくく抗菌性にも優れ、強度が高く割れにくいジルコニアインレーでの修復を選択しました。

また、ジルコニアインレーを患者様の歯の色味に近づけるためには細かい調整が必要ですが、その分費用がかかります。今回は費用を抑えるため、強度と白さを重視して細かい審美性の追求はせず、患者様の歯の色になるべく近い色調を選択しました。

まずは、虫歯の再発部分を丁寧に取り除いて歯の形を整え、精密な型取りを行い、仮詰めをして初回の治療を終了しました。
次に、完成したジルコニアインレーが歯にしっかりと合っているか、噛み合わせに問題がないかを確認してから装着し、治療を終了しています。

治療回数の目安 2回
おおよその費用 88,000円
治療リスク

・治療中に痛みを伴う場合があります
・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります
・装着に際し、天然歯を削る場合があります
・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります
・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外治療)です

6歳男の子 歯並びを広げる装置と口周りの筋肉バランスを整える装置で噛み合わせを整えた症例 [2025年03月04日]

治療前

治療後

ご相談内容

「歯並びが気になるので診てほしい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、上前歯と下前歯の先端同士が接触する噛み合わせ「切端咬合(せったんこうごう)」が認められました。
とくに右側の前歯は正しい位置に生えるためのスペースが足りず、後方にずれて生えています。

また、患者様自身が無意識のうちに下前歯が上前歯より前に出る噛み合わせ「反対咬合」を作ってしまうことも確認できました。

このまま放置すると、将来的に歯並びや噛み合わせがさらに悪化する可能性があるため、正しい位置で噛み合うように導く必要があると判断しました。

行ったご提案・治療内容

まず、上顎に歯並びを広げる「拡大装置」を使用して、永久歯が並ぶためのスペースを確保します。その後、取り外し可能なマウスピース型装置「T4Kトレーナー」を用いて口周りの筋肉を訓練し、正常なあごの発達を促す治療計画を提案したところ、同意いただきました。

T4Kトレーナーは、口呼吸や舌の動きの癖など、歯並びに悪影響を及ぼす要因を改善し、口周りの筋肉のバランスを整える装置で、成長期の子どもの矯正治療に適しています。

はじめに患者様専用の拡大装置を作製し、6ヶ月間装着していただきました。
その結果、歯並びの幅が広がり十分なスペースが確保できたため、T4Kトレーナーを毎日ご自宅で一定時間装着していただき、口周りの筋肉のバランスを整えました。

現在は、患者様のあごの発育や歯の成長に合わせた適切なサイズのトレーナーに交換しながら、治療を継続しています。

治療期間の目安 6年
おおよその費用 約450,000円
治療リスク

・決められたスケジュールを守らない場合、十分な効果が得られない可能性があります
・マウスピースに対応していない症例の場合、治療が難しい可能性があります
・歯の移動に伴って、痛みや違和感を感じる場合があります
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、虫歯や歯周病のリスクが高まります

50代女性 プラークと歯石を保険診療内のクリーニングで除去した症例 [2025年03月04日]

治療前

治療後

ご相談内容

「クリーニングをしてほしい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、お口の中の細菌が塊になった「プラーク」や、プラークが唾液の成分などと結合して硬化した「歯石」が大量に付着していました。プラークには、虫歯だけでなく歯を支える歯茎や骨に炎症を起こす「歯周病」の原因菌など、さまざまな細菌が含まれています。

特に、左上奥歯の歯と歯茎の境目には多量の歯石が付着し、歯茎が炎症を起こしています。
プラークは歯ブラシで除去できますが、歯石は強固に歯に付着しているためご自身で除去するのは困難です。
また、歯石の表面はデコボコしているため、さらにプラークが付着しやすい状態になります。

このまま放置すると歯周病が進行する原因になるため、プラークや歯石を除去する必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

保険診療内のクリーニングでプラークや歯石を除去できることをお伝えし、治療に同意いただきました。
歯科医院で行うクリーニングは、ご自身で落とすのが難しい歯石や、歯ブラシなどの清掃道具の入りにくい歯と歯の間の汚れもしっかり除去することができます。

まず、歯に付着しているプラークと歯石を除去する「スケーリング」を行いました。
その後、プラークや歯石が再び付着しないように、歯の表面のざらつきを取り除いて滑らかに磨き上げる「ポリッシング」を行い、治療を終了しました。

治療回数の目安 1回
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります
・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります

6歳女の子 取り外し式の矯正装置でガタガタした歯並びを改善した症例 [2025年03月04日]

治療前

治療後

ご相談内容

「下のガタガタした歯並びを治したい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

下の前歯は歯が適切な位置に並ぶためのスペースが不足しており、ガタガタに生える「叢生(そうせい)」の状態でした。

また、上の前歯2本は斜めに生え、真ん中に隙間ができる「正中離開(せいちゅうりかい)」が見られました。なお、上の歯はこの2本以外はまだ乳歯です。
そのため正中離開を放置すると、乳歯よりもサイズの大きい永久歯が生えるスペースを確保できず、上の歯も叢生になる可能性があります。

上下ともに将来的に歯並びや噛み合わせが悪化するおそれがあるため、成長に合わせた矯正治療が必要と診断しました。

行ったご提案・治療内容

取り外し式の矯正装置「拡大床(かくだいしょう)」で歯を外側に広げ、抜歯をせず歯がきれいに並ぶスペースを作り、歯並びを整える治療を提案しました。

拡大床は患者様の生活スタイルに合わせて取り外しや調整が可能ですが、装着する時間が短いと計画通りに治療が進まないこともあるので注意が必要です。
そのため治療が円滑に進むよう、できるだけ長時間装着することを患者様と親御様にお願いしました。

治療に際して、急速に拡大を行うのではなく、身体や頭の骨の大きさに応じて無理のない範囲で進めることに注力しました。

現在も拡大床を継続して使用いただき、定期的に経過を確認しています。

治療期間の目安 3年
おおよその費用 約350,000円
治療リスク

・治療中、発音しにくい場合があります
・治療中、舌が動かしにくいことがあります
・決められたスケジュールを守らない場合、十分な効果が得られない可能性があります
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、虫歯や歯周病のリスクが高まります