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60代女性 欠損していた右下奥歯にインプラント治療を行って噛み合わせを回復させた症例|朝霞市の歯医者ならエスペレ歯科・ホープデンタルクリニック

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60代女性 欠損していた右下奥歯にインプラント治療を行って噛み合わせを回復させた症例 [2025年09月29日]

治療前

治療後

ご相談内容

「右下奥歯が抜けたが、そのまま放置してしまっていた」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、右下奥歯(第1大臼歯)が欠損しており、患者様はインプラント治療を希望されていました。

詳しく検査を行った結果、インプラント(人工歯根)を埋め込むために必要な骨の厚みと高さがあり、骨の質も良好で治療に適していることがわかりました。

奥歯の欠損を放置すると、以下のトラブルが発生することがあります。
・隣接している歯が傾く
・噛み合うはずだった上の歯が下がる
・右側で噛めないことで左側でばかり噛む癖がつき、左側の歯や顎の関節に過度な負担がかかる

その結果、左側の歯がすり減ったり虫歯や歯周病になりやすくなったり、顎関節症を発症して痛みや口の開けにくさなどの症状があらわれたりするリスクがあります。

以上のことから、インプラント治療により口腔内の機能を回復させる必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

患者様が希望されているインプラント治療とは、人工歯根を顎の骨に埋め込み、失った歯の機能を回復する方法です。

メリット:周囲の健康な歯を削る必要がない。自分の歯のような自然な噛み心地が期待できる
デメリット:外科手術が必要になる。治療期間が長くなる

インプラントの上に装着する被せ物の素材については、患者様より費用を抑えたいとの希望があったため、セラミックの一種であるE-MAX(イーマックス)を提案しました。
E-MAXは、人工ダイヤモンドと呼ばれているジルコニアには強度の面でやや劣り、破折のリスクが若干高くなるものの、自然な見た目が得られる、ジルコニアよりも安価である点がメリットです。

治療方法について丁寧にお伝えし、十分に検討いただいた結果、インプラントとE-MAXによる治療に同意いただきました。

まずは、インプラントを顎の骨に埋め込む手術を行います。
痛みを最小限に抑えながら、局所麻酔下で慎重に処置を進めました。
その後、インプラントが骨と結合するまでの期間をしっかりと確保し、安定性を確認しています。

続いて、E-MAXを使用した被せ物を作製します。
患者様は他院で噛み合わせの治療を受けているため、既存の噛み合わせに影響を与えないよう配慮して形状を整えながら、周囲の歯の色調に合わせて自然な見た目になるように調整しました。

後日、完成した被せ物をインプラントに装着し、噛み合わせや使用感、見た目などに問題がないことを確認しながら最終調整を行い、治療を終了しています。

治療期間の目安 約6ヶ月
おおよその費用 約500,000円
治療リスク

・外科手術のため、術後に痛みや腫れ、違和感を伴います
・メンテナンスを怠ったり、喫煙したりすると、お口の中に大きな悪影響を及ぼし、インプラント周囲炎などにかかる可能性があります
・糖尿病、肝硬変、心臓病などの持病をお持ちの場合、インプラント治療ができない可能性があります
・高血圧、貧血・不整脈などの持病をお持ちの場合、インプラント治療後に治癒不全を招く可能性があります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります

60代男性 欠損した上前歯にハイブリッド前装ブリッジを装着した症例 [2025年09月29日]

治療前

治療後

ご相談内容

「数日前に上前歯が抜けてしまったので、治療してほしい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、上前歯3本(左右中切歯、右側切歯)が欠損していました。
これらは数日前に自然に抜け落ちてしまったそうです。

前歯が欠損していることで、食事や発音、審美性などに悪影響が出ており、日常生活に大きな支障をきたしています。
このまま放置すると、隣接している歯が欠損部に向かって傾く、噛み合うはずの下の歯が上方向に延びる、残っている歯への負担が増えるなどのトラブルが生じ、全体的な歯並びや噛み合わせが崩れるリスクがあります。

以上のことから、機能性と審美性の両方を改善するためにも、早急な治療が必要だと診断しました。

行ったご提案・治療内容

欠損した上前歯3本を修復する方法として、ハイブリッド前装ブリッジによる治療を提案しました。
ブリッジとは、失った歯の両隣にある歯を土台として、橋渡しのように被せ物を装着する方法です。
検査の結果、残っている歯や歯茎の状態は良好だったため、ブリッジ治療による修復が可能だと診断しました。

今回提案したハイブリッド前装ブリッジは、金属のフレームにハイブリッドセラミック(陶材と樹脂を組み合わせた材料)を前面に貼り付けた構造で、高い強度と自然な見た目を兼ね備えた被せ物です。

ブリッジは支えとなる歯を削る必要があり、定期的なメンテナンスも重要な治療方法ですが、患者様は奥歯部分にハイブリッド前装ブリッジを装着されており、使用感や見た目に満足していることから「前歯も同じ材料で治療したい」と希望されました。

まずは、ブリッジの支えとなる歯の形を整えます。
土台となる歯が生活歯(神経が生きている歯)だったため、神経への影響を軽減できるよう歯を削る量を最小限に抑えながら、慎重に処置を進めました。

続いて、患者様の口腔内に適合するブリッジを製作するために、精密な型取りを行います。
ブリッジが完成するまでの間は、仮歯を装着して日常生活に支障がないよう配慮しました。

後日、完成したブリッジを装着し、患者様と一緒に鏡で確認しながら、噛み合わせや見た目を丁寧に調整し、治療を終了しています。

治療回数の目安 3回
おおよその費用 約500,000円
治療リスク

・ブリッジの装着に際し、天然歯を削る必要があります
・土台となる歯に負担がかかるため、将来的に歯が揺れたり、歯の根が割れたりする可能性があります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、被せ物が破損する可能性があります
・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外治療)です

70代女性 虫歯の再発で外れた金属の被せ物をe-maxで修復した症例 [2025年09月20日]

治療前


治療後


ご相談内容

「左下奥歯の被せ物が外れてしまった」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、左下奥歯に装着されていた金属の被せ物が虫歯の再発が原因で外れ、土台だけの状態になっていました。

再発した虫歯は、歯と被せ物の境目から進行していましたが、すでに神経を除去する治療をしていたため痛みを感じず、被せ物が外れるまで虫歯に気付かなかったようです。

以上のことから、虫歯の治療をしたうえで被せ物を作り直し、噛み合わせを回復させる治療が必要だと診断しました。

行ったご提案・治療内容

左下奥歯の虫歯を除去してから土台を修復し、その後新しい被せ物を装着する治療を提案し、同意いただきました。

患者様は「被せ物の色は白を希望したい。ジルコニアよりも手頃な価格のものがいいが、あまり壊れやすい素材は避けたい」とのことで、セラミック素材の一種であるe-maxを提案しました。
e-maxは天然歯と同程度の強度があり、ほかのセラミック素材と比較しても費用を抑えることができます。
同じ白い素材であるジルコニアよりやや強度は劣りますが、患者様の場合はe-maxでも十分治療が可能であることをお伝えしたところ、こちらも同意いただきました。

まずは、土台部分に生じていた虫歯を除去します。
その後、しなやかさに優れていて衝撃を吸収する特性があり、歯が割れるリスクを低減できるファイバーコアで土台を作り直しました。

土台が完成したら、被せ物を作製するために精密な型取りを行います。

後日、完成したe-maxの被せ物を装着し、歯にぴったりと合っているか、噛み合わせや使用感に問題がないかを確認し、治療を終了しました。

治療回数の目安 4回程度
おおよその費用 110,000円
治療リスク

・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります
・治療中や治療後に不快症状が出たり、治療後に痛みや腫れなどが生じたりする可能性があります
・装着に際し、天然歯を削る場合があります
・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります
・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外治療)です

6歳女の子 前歯に付着したステインを保険診療のクリーニングで取り除いた症例 [2025年09月20日]

治療前

治療後

ご相談内容

「前歯の汚れが気になる」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、前歯を中心に着色汚れであるステインが見られました。
お口を開けた際、審美性に悪影響を与えています。

ステインは、飲食物に含まれる色素が毎日の食生活を通して少しずつ蓄積したもので、普通の歯磨きだけで落とすのは困難です。
またステインの表面はざらざらしているため、このまま放置すると新たなステインや細菌の塊であるプラークが付着しやすくなり、口臭や虫歯の原因になるリスクがあります。

以上のことから、ステインを除去する治療が必要だと診断しました。

行ったご提案・治療内容

ステインは、保険診療のクリーニングで除去することが可能であることをお伝えし、治療に同意いただきました。

まずは、超音波を利用した機械や専用の器具を用いて、ステインを丁寧に取り除きます。
ステインを除去したあとは、器具の刺激によって歯の表面に目に見えない小さな傷が生じることがあります。
細かい傷をそのままにしてしまうと、汚れやステインが再び付着しやすくなるため、回転ブラシを使って表面を磨くポリッシングを行い、なめらかになるよう仕上げました。

またステインの再付着を予防するため、着色の原因や着色しやすい部位の説明と、歯ブラシの正しい当て方と動かし方の指導を行い、治療を終了しています。

治療回数の目安 1回
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります
・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります

12歳女の子 前歯に付着したステインを保険診療のクリーニングで除去した症例 [2025年09月20日]

治療前

治療後

ご相談内容

「歯に付着した茶渋がひどいので診てほしい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、下前歯を中心に着色汚れであるステインが見られました。
お口を開けた際、審美性に悪影響を与えています。

ステインは、飲食物に含まれる色素が少しずつ蓄積したもので、普通の歯磨きだけで落とすことは困難です。
またステインの表面はざらざらしているため、このまま放置すると新たなステインや細菌の塊であるプラークが付きやすくなり、口臭や虫歯の原因になるリスクがあります。

以上のことから、ステインを除去する治療が必要だと診断しました。

行ったご提案・治療内容

患者様には、ステインは保険診療のクリーニングで除去できることをお伝えし、同意いただきました。

まずは超音波を利用した機械や専用の器具を用いて、ステインを丁寧に取り除きます。

ステインの除去後は、器具の刺激で歯の表面に見えない程度の小さな傷ができることがあります。この傷をそのまま放置すると汚れやステインが再び付着しやすくなるため、回転するブラシを用いて表面を磨くポリッシングを行い、なめらかに仕上げました。

また、ステインの再付着を予防するため、着色の原因や着色しやすい部位、歯ブラシの正しい当て方と動かし方を指導して、治療を終了しています。

治療回数の目安 1回
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります
・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります

11歳男の子 歯にこびりついた古いプラークを保険診療のクリーニングで除去した症例 [2025年09月20日]

治療前

治療後

ご相談内容

「歯が黄色いのが気になる」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、細菌のかたまりであるプラークが歯にべったりと付着していました。
プラークは付着してから時間が経過しているため、強く歯に付着しているうえに黄色くなっており、審美性や清潔感を損なっています。

プラークは時間が経つほど歯に強くこびりつくため、うがいなどの軽いケアでは落ちにくく、しっかりと除去するためには歯ブラシや歯間ブラシを活用した丁寧なブラッシングが必要です。

プラークの中には、虫歯や歯周病の原因菌も存在するため、そのまま放置すると歯や歯茎に悪影響を及ぼすおそれがあります。

以上のことから、プラークを除去する治療が必要だと診断しました。

行ったご提案・治療内容

今回は、保険診療のクリーニングでプラークを除去できることをお伝えし、治療に同意いただきました。

まずは、普段から清潔なお口を保つために、歯ブラシの正しい当て方や歯磨きの方法を指導しながらブラッシングの練習を行います。
とくにプラークが多く付着していた部分は、セルフケアのコツを丁寧に説明しました。

続いて、専用の器具を用いて歯のクリーニングを行います。
歯科医院で行うクリーニングは、通常の歯磨きでは落としきれない強固な汚れや、歯ブラシが届きにくい歯間の汚れも落とすことが可能です。
歯の表面を傷つけないよう注意しながら、プラークを取り除きました。

最後に汚れの再付着を防ぐため、歯の表面をなめらかに磨き上げるポリッシングを行い、治療を終了しています。

治療回数の目安 1回
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります
・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります

12歳女の子 下前歯の裏側に付着した歯石を保険診療内のクリーニングで除去した症例 [2025年09月14日]

治療前

治療後

ご相談内容

「歯石が気になる」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、下前歯の裏側に歯石が多く沈着していました。

歯石は細菌の塊が石灰化して硬くなったもので、表面はざらざらしており新たな汚れがつきやすく、ご自身の歯磨きだけでは取り除くことが困難です。

このまま放置すると歯ぐきの炎症や虫歯を引き起こすリスクが高まるため、しっかりと取り除く必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

診断内容を丁寧に説明したうえで、保険診療内のクリーニングで歯石を取り除くことを提案し、同意いただきました。

クリーニングのメリット・デメリット
メリット:歯石や汚れを1回で除去でき、虫歯や歯ぐきの炎症を予防できる
デメリット:クリーニングの刺激により一時的に出血や違和感が生じる場合がある

まず超音波を利用した機械や専用の器具を用いて、歯石を丁寧に取り除きました。
歯石を取り除いたあとは、器具の刺激により歯の表面に微細な傷ができることがあります。
そのまま放置すると新たな歯石や汚れが再び付着しやすくなるため、回転するブラシを用いて表面を磨くポリッシングを行い、歯の表面を滑らかに仕上げました。

また歯石の付着を予防していただくため、歯石が付きやすい部分や歯ブラシの正しい当て方・動かし方を患者様と親御様に詳しくお伝えし、治療を終了しました。

治療回数の目安 1回
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります
・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります

9歳男の子 歯の表面に付着していた大量のプラークを歯磨き指導をしながら除去した症例 [2025年09月14日]

治療前

治療後

ご相談内容

「歯が黄色い」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、歯の表面にプラークが大量に付着していました。

プラークは、白色または黄白色をしたお口の中にいるさまざまな細菌が集まってできたものです。
このプラークを付着したまま放置すると細菌が増殖し、歯の表面が溶けて虫歯になったり歯ぐきに炎症を起こして腫れる歯肉炎が生じたりするなど、さまざまな口腔内トラブルの原因になります。

またプラークは粘着性が高いため、うがいだけではしっかりと除去できません。
歯ブラシなどで物理的にこすり落とす必要がありますが、患者様は日頃の歯磨きが十分に行えていないと考えられました。

以上のことから、正しい歯磨き方法を指導してプラークを効果的に除去できるようサポートすることが必要と判断しました。

行ったご提案・治療内容

診断結果を丁寧に説明したうえで、患者様と一緒に鏡を見ながら歯ブラシのみでプラークを除去する方法を提案し、同意いただきました。

まず、プラークが付着しやすい箇所や磨き残しやすい部位を患者様と一緒に確認します。
次にご自宅でも効果的に歯磨きができるよう、歯ブラシの持ち方や毛先の当て方、磨く順番などを実際に指導しながらプラークの除去を行いました。

最後に歯ブラシによる清掃でプラークが落とせていることを患者様と確認し、治療を終了しました。

治療回数の目安 1回
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります
・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります

4歳女の子 左前歯のクロスバイトをマウスピース型矯正装置T4Kトレーナーによる治療で改善した症例 [2025年09月14日]

治療前

治療中

治療後

ご相談内容

「左右で噛み合わせが違う」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、左上前歯に対して下前歯が前方で噛み合うクロスバイトが見られました。

このまま放置すると見た目に悪影響が出るだけでなく、歯磨きがしにくいことで虫歯や歯周病のリスクが高まったり、噛み合わせの悪さから将来的に歯や顎に痛みが出たりするおそれがあります。

以上のことから、歯並びや噛み合わせを改善するために矯正治療を行う必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

クロスバイトを改善するために、口周りの筋肉バランスを整えるトレーナー治療を提案しました。

トレーナー治療には、マウスピース型の矯正装置「T4Kトレーナー」を用います。
これは歯自体を動かすのではなく、舌の癖や口呼吸など歯並びの悪化に影響を与える習慣を取り除き、唇や頬の筋肉の機能を改善することを目的としており、成長期の子どもの歯列矯正に適した治療方法です。

トレーナー治療により口周りの機能が改善されると、顎の発達が促され、永久歯が適切な位置に生えるためのスペースが確保しやすくなるメリットがあります。

治療の際は、取り外し可能な矯正装置を1日に一定時間以上装着する必要があるものの、装着時の痛みは出にくく、患者様の負担は少ないことをお伝えしたところ、治療に同意いただきました。

まず、T4Kトレーナーを患者様にお渡しします。
トレーナー治療の効果をしっかりと発揮するために、就寝時には必ず装着していただくようお伝えして、治療を進めました。

治療を開始して約1年でクロスバイトは改善しましたが、正常な歯並びと顎の発育を促進するために、現在もT4Kトレーナーの使用を継続していただいています。

治療期間の目安 5年
おおよその費用 約450,000円
治療リスク

・決められたスケジュールを守らない場合、十分な効果が得られない可能性があります
・マウスピースに対応していない症例の場合、治療が難しい可能性があります
・歯の移動に伴って、痛みや違和感を感じる場合があります
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、虫歯や歯周病のリスクが高まります

70代男性 欠損していた左下奥歯2本にインプラント治療を行った症例 [2025年09月14日]

治療前

治療中

治療後

ご相談内容

「欠損している左下奥歯をインプラントで治療したい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、左下奥歯2本が欠損しており、長期間そのまま放置している状態でした。
そのため、左側で食べ物を噛むのが難しくなっています。

このままさらに放置してしまうと、欠損部位と噛み合う位置にある左上奥歯に、噛み合うはずの歯がなくなったことで欠損部分に向かって伸びる挺出(ていしゅつ)が生じたり、隣り合っている歯が傾いて歯並びが乱れたりするリスクがあります。

現在残っている奥歯を守るためにも、噛み合わせを整える治療が必要だと診断しました。

行ったご提案・治療内容

患者様は、右の奥歯に人工歯根を顎の骨に埋め込むインプラント治療をしており、その快適さから左下奥歯もインプラント治療を行いたいと希望されています。
インプラント治療は外科手術が必要なので、治療が終わるまでやや時間がかかるものの、自分の歯のような感覚で噛むことができるうえ、噛み合わせの改善も期待できる方法です。

検査の結果、骨の状態などに問題がなかったため、希望どおりインプラント治療が可能であることをお伝えしました。

またインプラントに装着する被せ物は、見た目が自然で劣化しにくく抗菌性に優れているセラミックの中でも、高い強度があり奥歯の強い噛み合わせにも耐えることができるジルコニアを提案し、同意いただきました。

まずは、インプラントを埋入する外科手術を行います。
顎の骨の形状や噛み合わせを考慮し、しっかりと噛める位置にインプラントを埋入しました。

インプラント埋入後は、インプラント部分に装着する被せ物の型取りを行います。
後日、完成した被せ物を装着し、噛み合わせに問題がないことを確認して、治療を終了しました。

治療期間の目安 約6ヶ月
おおよその費用 約1,000,000円
治療リスク

・外科手術のため、術後に痛みや腫れ、違和感を伴います
・メンテナンスを怠ったり、喫煙したりすると、お口の中に大きな悪影響を及ぼし、インプラント周囲炎などにかかる可能性があります
・糖尿病、肝硬変、心臓病などの持病をお持ちの場合、インプラント治療ができない可能性があります
・高血圧、貧血、不整脈などの持病をお持ちの場合、インプラント治療後に治癒不全を招く可能性があります
・自費診療(保険適用外治療)です
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります