治療前
治療後
ご相談内容 | 「歯が汚いのできれいにしてほしい」とご相談いただきました。 |
---|---|
カウンセリング・診断結果 | 拝見すると、上下左右の前歯8本(中切歯/1番・側切歯/2番)に、茶渋がついて歯の色がくすんでいました。また、細菌が繁殖してかたまった「歯垢」もついていて表面がざらついていました。
小学校高学年ごろは、保護者の方の仕上げ磨きを卒業するご家庭が増えてくる時期であり、お子様のセルフケアが不十分になるケースが増加します。 |
行ったご提案・治療内容 | 超音波による微振動で物理的に汚れを除去する「超音波スケーラー」を用いた「歯石除去」と、回転式のブラシに専用のペーストをつけて表面を磨き上げる「歯面研磨」を行いました。
余計な力をかけて生えたての永久歯の「幼若永久歯(ようじゃくえいきゅうし)」を傷つけることのないよう、優しく丁寧に清掃することを心がけました。 |
治療期間の目安 | 1日 |
治療回数の目安 | 1回 |
おおよその費用 | 保険診療内 |
術後の経過・現在の様子 | ワントーン明るく、艶やかな歯になりました。 患者様にも「さっぱりした。つるつるになった」と大変喜んでいただきました。 現在は、虫歯と歯肉炎の予防について理解を深めていただき、定期的に検診に通っていただいています。 |
治療リスク | ・歯がしみる「知覚過敏」があると、超音波スケーラーによる刺激で、清掃中一時的に歯がしみることがあります ・歯石・茶渋(ステイン)は飲食をするとどうしてもついてしまいます。日常の歯磨きで、できる限り付着した汚れの量を減らすことが大切です |
クリニックより | 日々の生活で茶渋などの着色や汚れがついてしまいます。歯磨きである程度取り除くことができますが、すべてを取り除くことは不可能です。 そのため、定期的にプロフェッショナルによる専門的なクリーニングをお勧めいたします。 |
治療前
治療後
ご相談内容 | 「歯が汚れている」とご相談いただきました。 |
---|---|
カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、前歯に茶渋がついて変色していました。 また、石のように硬くなった細菌の塊である「歯石」も全体的に付着していました。 茶渋や歯石は見た目が気になるだけでなく、細菌が付着しやすくなり虫歯や歯周病のリスクも高くなるため、取り除く必要がありました。 |
行ったご提案・治療内容 | 専用の機械で口腔内をクリーニングして茶渋や歯石を取り除く治療をご提案し、同意いただきました。
クリーニングは歯の表面を傷付けないよう慎重に行い、汚れだけを丁寧に除去しました。 |
治療期間の目安 | 1日 |
治療回数の目安 | 1回 |
おおよその費用 | 保険診療内 |
術後の経過・現在の様子 | 全体の歯が白く滑らかになり、口元が明るくなりました。 患者様にも「汚れが落ちてさっぱりした」と大変お喜びいただきました。 現在も定期的なクリーニングでご来院いただき、口腔内の健康を維持しておられます。 |
治療リスク | ・茶渋などの着色「ステイン」は日々の生活の中で必ず付着してしまうので、日頃の歯磨きでできる限り汚れを残さないようにすることが大切です。 ・ご自宅での歯磨きだけでは全ての汚れを落とすことはできないため、歯科医院で定期的に専門的なクリーニングを受けることをお勧めします。 |
治療前
治療後
ご相談内容 | 「歯が汚れているのできれいにしたい」とご相談いただきました。 |
---|---|
カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、石のように硬くなった細菌の塊である「歯石」が全ての歯に大量に付いており、特に下の前歯の裏側は歯石で歯の根本が隠れていました。 患者様は歯科医院でのクリーニングを5年以上受けておらず、全体的に歯周病が進行しており、揺れている歯も多数ありました。 歯石を放置すると細菌が付着しやすくなり、歯周病を悪化させる原因になるため、クリーニングが必要と診断しました。 |
行ったご提案・治療内容 | 専用の機械で口腔内をクリーニングして歯石を取り除く治療をご提案し、同意いただきました。 歯の表面に傷を作らないよう慎重にクリーニングを行った後、歯の表面をきれいに磨く「ポリッシング」で段差やざらつきをなめらかにしました。 歯周病が進行していたため本格的な歯周病治療の継続が必要でしたが、この患者様は他県から時間をかけて来院しておられました。 |
治療期間の目安 | 1日 |
治療回数の目安 | 1回 |
おおよその費用 | 保険診療内 |
術後の経過・現在の様子 | 歯の根本が見えるようになり、歯全体が本来の見た目になりました。 患者様にも「汚れが無くなり、さっぱりして気持ちがいい」と大変お喜びいただきました。 現在は、ご自宅の近くで歯周病の治療を継続しておられます。 |
治療リスク | 歯周病が進行している場合、クリーニングだけでなく基本的な歯周病治療が必要になります。 |
治療前
治療後
ご相談内容 | 「上の前歯が汚い。10年近く前にラミネートべニアで見た目をきれいにする治療を行ったが、何度も修理していて見た目が気になる」とご相談いただきました。 |
---|---|
カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、上の前歯4本(右上側切歯/2番〜左上側切歯2番)に、白い素材の薄い板を付け爪のように歯に貼り付ける「ラミネートべニア」がされていました。 劣化によって欠けた部分を、合成樹脂の「コンポジットレジン」で数回修復しているようで、見た目が悪くなっていました。 患者様は「不自然に真っ白な歯は嫌なので、なるべく自然な見た目にしたい」とご希望でした。 |
行ったご提案・治療内容 | 今付けているラミネートベニアを外してから新しいラミネートベニアを付け直す治療をご提案しました。 ラミネートベニアはご自身の歯を削る量が比較的少ない治療ですが、その分外れやすいことを丁寧にご説明し、了承いただきました。 古いラミネートベニアを外す際は慎重に行い、患者様ご自身の歯を可能な限り削らないよう努めました。 新しいラミネートベニアの材質は、外れるリスクを軽減でき、色味も自然なセラミック「E-max」を選択しました。 |
治療回数の目安 | 2回(ラミネートベニアの治療回数) |
おおよその費用 | 450,000円程度 |
術後の経過・現在の様子 | 前歯が自然で美しい見た目になりました。 患者様も鏡を見て「周りの歯に馴染んでいて感動した」と大変喜んでくださいました。 治療部位を長くお使いいただけるよう、現在も定期的なメンテナンスでご来院いただいています。 |
治療リスク | ラミネートベニアは過度の衝撃が加わると取れることがあります。そのため、治療部位で食べ物を噛み切らないよう注意する必要があります。 |
クリニックより | ラミネートベニアはご自身の歯を削る量が比較的少なく済むことがメリットですが、その分外れやすいというデメリットもあります。 外れるリスクが心配な場合は、より外れにくい被せ物で歯の見た目を整えることも可能です。ラミネートベニアと被せ物、それぞれの利点と欠点を丁寧にご説明させていただいた上で治療を行っております。 患者様ひとりひとりに合った治療をご提案できるよう心がけておりますので、まずはお気軽にご相談ください。 |
治療前
治療後
ご相談内容 | 「前歯が茶渋で汚い」と親御様と一緒にご来院いただきました。 |
---|---|
カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、上の前歯に茶渋がついて変色していました。 また、石のように硬くなった細菌の塊である「歯石」も上下の前歯に付着していました。 茶渋や歯石は見た目が悪くなるだけでなく、汚れが付着しやすくなって虫歯や歯周病のリスクも高くなるため、取り除く必要があると判断しました。 |
行ったご提案・治療内容 | まず、専用の機械で口腔内をクリーニングして茶渋や歯石を取り除きました。歯の表面に傷を作らないよう慎重に行い、汚れだけを丁寧に除去しました。
その後、歯の表面をきれいに磨く「ポリッシング」で段差やざらつきをなめらかにし、今後の歯石や茶渋の付着も予防しました。 |
治療期間の目安 | 1日 |
治療回数の目安 | 1回 |
おおよその費用 | 保険診療内 |
術後の経過・現在の様子 | 歯が本来の白さを取り戻し、表面に艶が出ました。 患者様と親御様にも「歯の色が1トーン明るくなった」と大変お喜びいただきました。 現在は定期的な検診でご来院いただいています。 |
治療リスク | ・茶渋などの着色(ステイン)はどうしても付着してしまうので、日頃の歯磨きでできる限り汚れを残さないようにすることが大切です。 ・汚れが目立つ前に歯科医院でクリーニングを受けると、短期間でクリーニングが完了します。 |
治療前
治療後
ご相談内容 | 「前歯に茶渋がついて汚い。目立つので気になる」とご相談いただきました。 |
---|---|
カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、上の前歯に茶渋がついており口を開けたときに目立っていました。 また、石のように硬くなった細菌の塊である「歯石」も付着していました。 茶渋や歯石は見た目が悪くなるだけでなく、汚れが溜まりやすくなって虫歯や歯周病にも繋がるため、取り除くことが望ましいと判断しました。 |
行ったご提案・治療内容 | 専用の機械によるクリーニングで茶渋や歯石を取り除いてから、歯の表面をきれいに磨く「ポリッシング」で段差やざらつきをなめらかにし、歯石や茶渋の付着を予防する治療を行いました。
クリーニングの際は歯の表面に傷を作らないよう慎重に行い、汚れだけを丁寧に除去しました。 |
治療期間の目安 | 1日 |
治療回数の目安 | 1回 |
おおよその費用 | 保険診療内 |
術後の経過・現在の様子 | 前歯が本来の白さを取り戻し、見た目が美しくなりました。 患者様にも「気になっていた部分が白くきれいになって嬉しい」と大変お喜びいただきました。 現在は定期的な検診でご来院いただいています。 |
治療リスク | 茶渋などの着色(ステイン)はどうしても付着してしまうので、日頃の歯磨きでできる限り汚れを残さないようにすることが大切です。 |
治療前
治療後
ご相談内容 | 「左下の歯が痛み、歯茎も腫れている」とご相談いただきました。 |
---|---|
カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、左下の歯(第1小臼歯/4番)の根っこが割れており、細菌が入り込んで歯茎が炎症を起こしていました。 治療して歯を残すことは難しく、痛みを取るためには抜歯する必要がありました。 患者様は「10年程前に右下の奥歯が割れ、抜歯してインプラント治療を受けた。今回もインプラントで治したい。可能な限り短期間で治療してほしい」とご希望でした。 |
行ったご提案・治療内容 | 左下の歯を抜歯すると同時に人工の土台を埋める手術を行い、その上に歯を装着する「抜歯即時インプラント治療」をご提案しました。 手術が一度で終わるため治療期間が短縮できることや、患者様の場合は酷い歯周病などもないので抜歯後すぐにインプラントを埋めても問題が起きにくく安全であることを丁寧にご説明し、同意いただきました。 インプラントの上に装着する歯は、白くて強度もある「ジルコニア」で作製しました。 |
治療期間の目安 | 4ヶ月弱 |
おおよその費用 |
450,000円程度 【内訳】 インプラント手術代(薬代、レントゲン代、パーツ代も含む) 350,000円程度 上部構造(被せ物)ジルコニア |
術後の経過・現在の様子 | 見た目も自然な仕上がりになり、痛みなどもなく良好です。 患者様にも「しっかり噛めているし、被せ物もきれいで満足です」とお喜びのお言葉をいただきました。 現在は定期的なメンテナンスでご来院いただいています。 |
治療リスク | インプラントは永久に使えるものではありません。お手入れ・メンテナンスをしないと、さらに寿命が短くなります。 |
治療前
治療後
ご相談内容 | 「右上の歯が痛い。昨日は夜も眠れなかった」とご来院されました。 |
---|---|
カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、右上の歯(第1小臼歯/4番)の奥側に穴があいている状態でした。 詳しく診てみると、虫歯が歯の神経まで到達し、細菌感染を起こしている「化膿性歯髄炎(かのうせいしずいえん)」でした。 化膿して炎症も激しくなっていたために、痛みが出ていました。 |
行ったご提案・治療内容 | 虫歯になっている歯の神経は細菌感染がひどく、神経の温存は不可能でした。そのため麻酔をして虫歯になっている歯の神経を取り、神経が入っていた管を入念に消毒して、新たな感染を防ぐために詰め物をする治療方法「抜髄根管治療(ばつずいこんかんちりょう)」が必要であることをご説明しました。
また、今回のようなケースでは歯を丸々削って差し歯にする方法が多いですが、見えやすい部分の虫歯であったことと患者様の年齢を考慮し、可能な限り健康な部分を残しながら虫歯を除去するご提案をしました。 その後、目立たない白い樹脂の「CR(コンポジットレジン)」を詰めて修復しました。 |
治療回数の目安 | 4回程度 |
おおよその費用 | 保険診療内 |
術後の経過・現在の様子 | 痛みがなくなり、しっかり噛めるようになりました。 患者様も「色も白くて目立たず、見た目も気にならない」と喜んでいただきました。 現在は根っこの治療をした歯が再び細菌感染を起こさないよう、経過観察中です。 |
治療リスク | CR(コンポジットレジン)は合成樹脂なので、その日に治療できる、白いなど利点があります。 しかし合成樹脂である以上、削れやすい、欠けやすいなどの欠点もあります。 |
治療前
治療後
初診から6ヶ月後
ご相談内容 | 「前歯が逆に噛んでいる、受け口になっている」とご相談をいただきました。 |
---|---|
カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、下の歯が上の歯よりも前に出ている噛み合わせ「反対咬合」でした。
永久歯が完全に生え変わって矯正を始めた場合、治療費が高額になることや、抜歯や外科処置が必要になる可能性もあるため、あごの骨が柔らかく歯が動きやすい生え変わりの時期に改善する必要があると考えました。 |
行ったご提案・治療内容 | 歯並びが悪くなる原因のひとつとして、お口周りの筋肉(頬・口唇・舌)がうまく使えていなかったり、舌や顎が本来あるべき位置ではないことが挙げられます。 例えば、口がポカンとあいている、舌で歯を押している等でお口周りの筋肉が歯を動かしてしまうことがあります。 お口周りの筋肉を正しく動かし、舌や顎が正常な位置になるようにトレーニングもできる、マウスピース型の矯正装置「トレーナー」を使用して歯並びを改善することをご提案し、ご希望されました。 トレーナーは毎日使用しなければ矯正の効果が出ませんが、当時8歳だった患者様が不快感を感じて装着を嫌がる可能性がありました。 |
治療期間の目安 | 6ヶ月 |
おおよその費用 | 150,000円程度 |
術後の経過・現在の様子 | 上の前歯が下の前歯より前に出て、受け口が改善しました。 患者様とご両親には「歯並びが良くなった」と喜んでいただきました。 |
治療リスク | ・取り外し式の矯正装置は使用しなければ矯正の効果が得られないため、根気よく使用する必要があります。 ・矯正治療により歯並びが改善しても、今後の永久歯の生え方によっては歯並びが悪くなる可能性もあります。その場合はトレーナーの変更や違う治療法も考慮する必要があります。 |
その他
初診から1年半後
初診から3年半後
治療前
治療後
ご相談内容 | 「左下の奥歯が虫歯になって穴が空いてしまった」とご相談いただきました。 |
---|---|
カウンセリング・診断結果 | 左下の奥歯(第1大臼歯/6番)の奥側に虫歯があり、歯が大きく欠けていました。
患者様から「冷たいものを口に入れると痛みがある」とお伺いしたため、虫歯が歯の神経の近くまで進行していると思われました。 また「治療の際は周りの歯と色を合わせてほしい」とご希望がありました。 |
行ったご提案・治療内容 | 虫歯を削ってきれいにした後、強度があり天然の歯のような自然な白さを再現できるセラミック素材「e-max」で詰め物を作製する治療を行いました。
歯の神経を残すことができるように、虫歯に感染した部分をしっかり見極めて丁寧に除去しました。 |
治療回数の目安 | 2回 |
おおよその費用 | 70,000円程度 |
術後の経過・現在の様子 | 虫歯の修復後は、ご自身の歯と遜色のない自然な白さになりました。 患者様に鏡を見ていただくと「どこが治療部位か一見わからないほど自然な色で感動した」と大変お喜びいただきました。 |
治療リスク | かぶせ物、詰め物は人工物である以上、永久に持つものではありません。 再び治療しなければならない時が来る可能性を考慮しておく必要があります。 |