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60代男性 欠損している右上の奥歯を自然な見た目の部分入れ歯「ノンクラスプデンチャー」で補った症例|朝霞市の歯医者ならエスペレ歯科・ホープデンタルクリニック

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60代男性 欠損している右上の奥歯を自然な見た目の部分入れ歯「ノンクラスプデンチャー」で補った症例 [2024年08月28日]

治療前

治療後

ご相談内容

「右上の奥歯が痛いので診てほしい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、右上の奥歯が欠損しており、前後の歯を利用して橋渡しのように被せ物を装着する「ブリッジ」で補われていました。
そのため、ブリッジを取り外して確認してみたところ、土台となっている後ろ側の歯の歯ぐきから出血が見られ、痛みが生じていました。

このままブリッジを装着し続けると土台となっている歯にさらに負担がかかり、歯の寿命が短くなる可能性もあることから、治療が必要であると診断しました。

行ったご提案・治療内容

欠損している右上の奥歯を補う方法として、ブリッジによる治療のほかに①取り外し式の部分入れ歯、②あごの骨に人工歯根を埋める「インプラント治療」の2通りがあることを説明しました。

ただ、患者様の場合、欠損部位のあごの骨が減少しているためインプラント治療を行う場合はあごの骨を増やす手術「サイナスリフト」が必要です。
患者様は「奥歯をできる限り長持ちさせたいが、手術はしたくない」との理由から、①の部分入れ歯による治療を選択されました。

また、入れ歯の種類として、金属のバネが付いているものと、バネのない自然な見た目の「ノンクラスプデンチャー」があることを併せてお伝えしています。
金属のバネが付いている入れ歯は、将来的に土台の歯が抜歯となっても修理して使い続けることが可能ではあるものの、患者様の希望によりノンクラスプデンチャーでの入れ歯を作製することにしました。

治療の際は、ブリッジを取り外した歯が土台のみの状態であるため、対象となる歯の頭部分と欠損している右上奥歯を補うためのノンクラスプデンチャーを作製し、装着しています。

治療回数の目安 約4回
おおよその費用 約150,000円
治療リスク

・着脱式のため、食後の清掃が必要です
・最初のうちは異物感があり、慣れるまで時間がかかる場合があります
・慣れるまでは、入れ歯の裏側の粘膜に傷ができる場合があります

20代男性 奥歯の間にできた虫歯を白いプラスチック素材コンポジットレジンで修復した症例 [2024年08月06日]

治療前

治療後

ご相談内容

「右上の歯が割れてしまったので治してほしい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、右上奥歯は歯と歯の境目に虫歯が生じており、歯の一部が割れて穴が開いている状態です。

このまま放っておくと、虫歯が徐々に進行して痛みが出たり、神経の除去が必要になったりするおそれがあるため、早期に虫歯を取り除き詰め物で修復する必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

虫歯を取り除いたあとの修復方法として、金属の詰め物である「メタルインレー」を装着する方法と、白いプラスチック素材のペースト「コンポジットレジン」で穴をふさぐ方法を提案しました。

メタルインレーは、型取りを行ってから詰め物を作製するため複数回来院する必要がありますが、天然歯に近い色を再現できるコンポジットレジンは、虫歯のみを取り除くため歯を削る量が少ないうえ、即日での治療が可能です。ただし、食いしばる力や噛む力が強いと割れてしまうことがあります。

それぞれのメリットとデメリットをお伝えしたところ、患者様は「1日で治療を終えたい」との理由から、コンポジットレジンでの修復を希望されました。

まず、虫歯部分をきれいに取り除き、患者様の歯に近い色のコンポジットレジンを詰めます。
光を当てて硬化させたあと、丁寧に歯の形を整えて噛み合わせを調整し、ザラつきがないように磨いてから治療を終了しました。

治療期間の目安 1日
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・治療中に痛みを伴う場合があります
・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります
・治療後は神経が過敏になっているため、痛みが生じる場合があります
・強い力や衝撃が加わった場合、割れたり欠けたりする可能性があります
・広範囲にわたって修復が必要な場合は、適用できない可能性があります

30代女性 割れた詰め物を保険診療の歯科用プラスチック「コンポジットレジン」で修復した症例 [2024年08月01日]

治療前

治療後

ご相談内容

「過去に治療した白い詰め物が割れたので治したい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、左下の奥歯に装着されている自費の白い詰め物「ハイブリッドインレー」の一部が割れて穴が空いていました。

このままだと食事の際に食べ物が詰まりやすいだけでなく、欠けた部分から虫歯が再発するリスクがあることから、早急に修復する必要があります。

行ったご提案・治療内容

診断結果を丁寧に説明したうえで、以下の5つの修復方法を提案しました。

①保険診療:欠けた部分だけを保険診療の歯科用プラスチック「コンポジットレジン」で埋める
②保険診療:割れた詰め物を外し、金属製の詰め物で修復する
③保険診療:割れた詰め物を外し、白い詰め物「CAD/CAMインレー」で修復する
④自費診療:割れた詰め物を外し、白くて強度が高い素材「ジルコニア」で修復する
⑤自費診療:割れた詰め物を外し、白くて透明感がある素材「E-MAX」で修復する

将来的に割れるリスクが低いのは②の金属もしくは④のジルコニアで詰め物をやり直す方法です。
強度よりも見た目を重視する場合は③のCAD/CAMインレーや⑤のE-MAXがおすすめです。

患者様は「まず保険のコンポジットレジンで治療してみて、すぐに割れてしまったら自費のジルコニアで治したい」と希望されたため、①のコンポジットレジン治療に決定しました。
コンポジットレジンは治療回数が少なく自費診療よりも費用を抑えることができるものの、詰め物より劣化しやすく耐久性が劣るリスクについても説明し、了承いただいています。

治療の際は、コンポジットレジンの色味が歯に合うようしっかり調整し、可能な限り補強できるよう丁寧に穴をふさぎました。
今後、再び欠けたり割れたりするリスクを軽減するために噛み合わせも慎重に調整し、治療は終了です。

治療期間の目安 1日
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・強い力や衝撃が加わった場合、割れたり欠けたりする可能性があります
・広範囲にわたって修復が必要な場合は、適用できない可能性があります
・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が生じる可能性があります

60代男性 前歯の着色汚れを保険診療内のクリーニングで清潔にした症例 [2024年07月31日]

治療前

治療後

ご相談内容

「前歯が汚いのできれいにしたい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、下の前歯には茶渋などによる着色汚れ「ステイン」がついており、歯の色が黄ばんでいました。
また、細菌が繁殖した塊「プラーク」や、プラークが唾液の成分で石のように固まった「歯石」が付着していることで、歯ぐきには炎症が起こり出血も見られます。

このままの状態を放置すると、歯ぐきの炎症がさらに進行したり、虫歯になったりするおそれがあるため、汚れを取り除く必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

ステインやプラーク、歯石を除去するため、保険診療内でできるクリーニングを提案し同意いただきました。

自身の歯磨きでは落としにくい汚れや清掃道具の入りにくい歯と歯の間の汚れも、歯科医院のクリーニングであればしっかり除去することができます。

まず、歯に付着しているプラークと歯石を除去する「スケーリング」を施しました。
その後、ざらつきや茶渋を取り除くために歯の表面を磨きあげ滑らかにする「ポリッシング」を行い、歯石や着色汚れが再び付着しないよう努めてから、治療を終了しました。

治療期間の目安 1日
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります
・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります

12歳男の子 抜けずに残っている乳歯を抜いて永久歯が正しく並ぶスペースを確保した症例 [2024年07月31日]

治療前

治療後

ご相談内容

「子供の歯が抜けずに、横から大人の歯が出てきた」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、右上の乳歯2本は永久歯が生えてきているにもかかわらず、抜けることなく口腔内に残る「晩期残存」の状態でした。

このまま乳歯を放置すると、永久歯が正常な位置に生えるスペースが足りず、将来的に歯並びや噛み合わせが悪くなる可能性があります。

正しい歯並びや噛み合わせに導くためにも、乳歯の抜歯が必要と診断しました。

行ったご提案・治療内容

永久歯が正常に生えるスペースを確保するため、晩期残存の乳歯2本を抜歯することを提案しました。
患者様の場合、永久歯がすでに生え始めているため、自然に抜けるのを待つよりも抜歯を行うほうが歯並びや噛み合わせへの影響が少ないことを説明し、治療に同意いただきました。

まず麻酔を行い、痛みを感じないことを確認したあと乳歯を慎重に抜き、抜歯部分が止血するのを待ってから治療を終了しました。

治療の際は、患者様に安心していただけるよう声をかけながら、丁寧かつ迅速に処置を行っています。

治療期間の目安 1日
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・持病をお持ちの方や、服用中のお薬の種類によっては、外科処置ができない場合があります
・外科処置後に腫れ、出血が生じる場合があります
・外科処置後に痛みが長引く場合があります。必要に応じ痛み止めを併用します

14歳男の子 奥歯の側面にできた虫歯を保険診療の「コンポジットレジン」で治療した症例 [2024年07月31日]

治療前

治療後

ご相談内容

「左の奥歯に虫歯があるので治してほしい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、左下奥歯の頬側面にある溝に小さくはっきりとした穴があり、虫歯が認められました。

奥歯の形状は複雑で、噛み合わせの面だけでなく側面にも溝があり、これらの溝は虫歯になりやすい場所です。しかし、側面の溝は頬の内側に隠れてしまっていることから虫歯の発見が遅れがちなので、とくに注意が必要です。

今回は、早急に虫歯を除去して、空いた穴を埋める治療が必要だと診断しました。

行ったご提案・治療内容

虫歯を除去し空いた穴を埋める方法として、保険診療内の「CR充填」を提案し、了承いただきました。

CRは「コンポジットレジン」とも呼ばれている白色の歯科用プラスチックで、主に歯が少し欠けた場合や、小さな虫歯治療に使用されます。治療の際に歯を削る量が少なく、天然歯の部分を大きく残すことができるうえ、型取りの必要がないため治療期間を短くできるのがメリットです。

虫歯は小さいものの深いところまで進行していたので、取り残しがないよう丁寧に取り除きました。その後、患者様の歯に合う自然な色味のCRを選択して充填し、ひっかかりがないように表面を滑らかに整えて、治療を終了しています。

治療期間の目安 1日
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・治療中に痛みを伴う場合があります
・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります
・治療後は神経が過敏になっているため、痛みが生じる場合があります
・強い力や衝撃が加わった場合、割れたり欠けたりする可能性があります
・広範囲にわたって修復が必要な場合は、適用できない可能性があります

16歳男性 前歯の着色汚れをクリーニングで除去した症例 [2024年07月31日]

治療前

治療後

ご相談内容

「前歯の汚れを落としたい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、上下の前歯を中心に着色汚れ「ステイン」の付着が認められました。

ステインは、飲食物に含まれる色素や茶渋が原因となって歯に付着する汚れです。時間の経過とともに蓄積し、歯ブラシや歯磨き粉を使った通常の歯磨きでは落ちにくいといった特徴があります。

患者様の場合、目立ちやすい前歯の表面だけでなく、歯ブラシが届きにくい歯の裏側や歯と歯の隙間にもステインが多く付着していたため、機械を用いたクリーニングが必要と診断しました。

行ったご提案・治療内容

ステインは非常に頑固な汚れではありますが、保険診療のクリーニングで除去できることをお伝えし、同意をいただきました。

クリーニングの際は清掃器具と研磨剤を使用し、安全に配慮した上で、歯面を傷つけずにステインのみを取り除きました。さらに、歯の裏側や歯と歯の隙間に付着したステインも、取り残しがないように丁寧に除去します。

最後に粒子の細かい研磨剤で磨き、滑らかで汚れが付着しにくい歯面に仕上げて治療を終了しました。

治療期間の目安 1日
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります
・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります

30代男性 奥歯の虫歯を除去後、「コンポジットレジン」で修復した症例 [2024年07月26日]

治療前

治療後

ご相談内容

「左下の歯が欠けたので診てほしい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、左下の歯が欠けており、後ろの奥歯と接している部分とその後ろの奥歯にかけて虫歯が広がっていました。

歯と歯の間はもともと磨き残しが生じやすく、歯並びがでこぼこに生えている「歯列不正」も見られたため、歯ブラシがしっかり当たっていなかったことが虫歯の原因と考えられます。

このまま放置すると、虫歯が進行して神経にまで達するおそれがあるため、早急な虫歯治療が必要と診断しました。

行ったご提案・治療内容

虫歯を除去したあとの修復方法として、保険診療でできる治療を2通り提案しました。
①金属の詰め物「メタルインレー」による修復
②白い歯科用プラスチック「コンポジットレジン」による修復

虫歯が生じた歯は「小臼歯」と呼ばれる歯で、前歯に比べると噛む力が強くかかる部位のため、詰め物が欠けたり割れたりするリスクがあります。耐久性の高いメタルインレーであればリスクを軽減することができますが、型取りが必要なため、最終的な詰め物が完成するまでに、場合によっては数週間かかります。

また、歯列不正のままでは今後も虫歯リスクが高いため、虫歯治療とあわせて歯ブラシを当てやすいように歯並びを整える矯正治療を行うことが理想的であると説明しました。

しかし、患者様は即日治療が可能なコンポジットレジンでの修復を希望されたため、金属に比べて強度が劣ること、すり減ったり欠けたりした場合はその都度治療が必要であることを説明し、了承いただいています。

取り残しがないよう虫歯をしっかり除去し、その後コンポジットレジンを丁寧に詰め、治療を終了しました。

治療期間の目安 1日
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・治療中に痛みを伴う場合があります
・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります
・治療後は神経が過敏になっているため、痛みが生じる場合があります

9歳女の子 前歯のプラークを除去し清潔な状態にした症例 [2024年07月26日]

治療前

治療後

ご相談内容

「上の前歯が何となく汚い気がする」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、上の前歯の表面には細菌の塊である「プラーク」が付着しており、黄ばみも見られました。
患者様は乳歯から永久歯への生えかわり時期で、歯並びがデコボコで歯の大きさも異なっており、歯ブラシが当てにくく汚れが残りやすい状態です。

このまま放っておくと、プラークの中に含まれる細菌が原因で歯ぐきに炎症が起きる「歯肉炎」や虫歯に進行する可能性があるため、プラークを取り除く必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

保険診療のクリーニングでプラークを除去することで黄ばみも改善できることをお伝えし、同意いただきました。

まず、超音波の細かい振動を利用した機械を用いて、歯の表面に付着しているプラークを丁寧に除去しました。その後、回転するブラシに専用のペーストを塗布して歯の表面をツルツルに磨き上げ、再びプラークが付着することを防ぎます。

プラークの付着を予防するにはご自身によるケアも大切です。プラークが残りやすい場所や正しい歯ブラシの当て方、磨き方をしっかりお伝えしました。

治療期間の目安 1日
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります
・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります

40代女性 外れた銀歯の下の虫歯を除去後「コンポジットレジン」で修復した症例 [2024年07月24日]

治療前

治療後

ご相談内容

「奥歯に入っていた金属の詰め物が取れてしまった」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、右下の奥歯に装着されていた金属の詰め物「メタルインレー」が外れており、歯の内部には汚れの付着だけでなく、小さな虫歯も認められました。
食べ物がしみるなどの症状はなかったものの、詰め物が取れたままだと汚れがさらにたまり、虫歯が進行するといったリスクが高まるだけでなく、歯が欠けたり割れたりして、最終的には歯を失うおそれもあります。
そのため、新しい詰め物を作製して装着する必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

虫歯治療後の修復方法として、以下3つを提案しました。

・前回と同じ、保険診療のメタルインレー
・欠けたところに白いプラスチック樹脂を詰めて光で固める、保険診療の「コンポジットレジン充填」
・自然な白さで虫歯が再発しにくい、自費診療の「セラミックインレー」

メタルインレーやセラミックインレーによる治療は、型取りをした後に強度のある素材を使用するため耐久性に優れていますが、これらの方法では複数回の来院が必要です。

一方、コンポジットレジンでの治療は虫歯だけを削るので歯を削る量が少なく、治療が1日で終わることがメリットです。デメリットとしては、プラスチックのためセラミックより劣化しやすく強度が低いこと、金属を使わずに白い歯にできるものの、ご自身の歯の色と完全に一致させるのは難しいことが挙げられます。

それぞれのメリットとデメリットをお伝えしたところ、患者様は「保険診療内で今日治療できる、白い素材のものがいい」とのことで、コンポジットレジンでの治療を希望されました。

まず麻酔を行い、右下の奥歯についている汚れと虫歯を丁寧に除去し、歯の形が元通りになるようコンポジットレジンを充填します。
次に、詰めたレジンを光で硬化させて形状と噛み合わせの最終調整を行ったあと、ざらつきがないようきれいに磨いて、治療を終了しました。

治療期間の目安 1日
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・治療中に痛みを伴う場合があります
・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります
・治療後は神経が過敏になっているため、痛みが生じる場合があります