治療前
治療中
治療後
ご相談内容 | 「割れて抜いた奥歯に、インプラント治療をしたい」とご相談いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、左下の奥歯(第2大臼歯/7番)が、抜歯により欠損していました。
欠損部位の治療法として、顎の骨に人工歯根を埋め込む「インプラント」をご希望されました。 |
行ったご提案・治療内容 | 歯が欠損している部分には、インプラント治療の他にも、手前の歯2本(第1大臼歯/6番、第2小臼歯/5番)を土台として人工歯を入れる「延長ブリッジ」、1本だけの入れ歯、欠損部分をそのままにしておく、という3つの選択肢があることと、それぞれの利点・欠点をご説明しました。
患者様は「天然の歯と同じような感覚でしっかりと噛めるようになりたい」とインプラント治療をご選択されました。 まず、左下の奥歯にインプラントを埋め込み、インプラントと顎の骨が十分に結合したことを確認してから、強度もあり自然な白さで美しい「セラミック」で被せ物を作りました。 元々歯が大きいので、噛み合わせが強く当たり過ぎないように、奥歯が噛み合う面の面積を小さくして負担がかからないよう工夫しました。 |
治療期間の目安 | 4ヶ月弱 |
おおよその費用 | 450,000円程度 |
術後の経過・現在の様子 | インプラントがしっかり定着し、お口全体でしっかり噛めるようになりました。 患者様にも「自分の歯と同じように違和感がなく、食事もしっかり噛めている。また被せ物も白くきれいなので嬉しい」と大変喜んでいただきました。 現在は、定期的なメンテナンスでご来院いただいています。 |
治療リスク | インプラントは永久にもつものではありません。お手入れ・メンテナンスをしないと、さらに寿命が短くなります。 |
治療前
治療後
ご相談内容 | 定期健診でご来院の際に「歯の掃除をしてほしい」とご相談いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、下の前歯(右下犬歯/3番〜左下犬歯/3番)の裏側の歯と歯ぐきの境目に、細菌の塊が硬く石灰化した「歯石」が付着していました。
歯石があることで新たな汚れが付きやすくなっており、虫歯や歯周病に繋がる可能性がありました。 |
行ったご提案・治療内容 | 歯石はご自身の歯磨きでは取り除くことができないため、専用の機械でのクリーニングをご提案し同意いただきました。
まず、超音波の機械で歯石を丁寧に落としました。 その後、歯の表面を磨き上げる「ポリッシング」を実施して、ざらつきや僅かな段差を滑らかにし、新たな汚れが付着しにくいよう仕上げました。 |
治療期間の目安 | 1日 |
治療回数の目安 | 1回 |
おおよその費用 | 保険診療内 |
術後の経過・現在の様子 | きれいで健康的な歯になり、表面にも艶が出ました。 患者様にも「歯石が無くなって口の中がすっきりした」と大変ご満足いただきました。 現在も定期的な検診でご来院いただいております。 |
治療リスク | ・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります ・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です ・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります |
クリニックより | 歯石は、小中学生のお子様でも気づかないうちに付着している場合があります。 健康な口腔内を維持するためには、定期的な検診やクリーニングが必要です。 まずはお気軽にご相談ください。 |
治療前
治療後
ご相談内容 | 矯正治療後の定期健診でご来院いただいた際に「歯が汚い」とご相談いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、細菌の塊である「プラーク」が全体の歯に付着していました。 特に、歯ブラシが届きにくい歯と歯の間や、歯と歯ぐきの境目にプラークが多く残っており、虫歯や歯周病のリスクも高まっていました。 親御様からは「歯磨きは毎日やっているが、苦手な部分に汚れが残ってしまう。保険診療内できれいにしたい」とご要望をいただきました。 |
行ったご提案・治療内容 | まず、患者様に歯ブラシの正しい当て方や磨き方をご指導し、ご自身できれいな歯を維持する練習をしていただきました。
その後、専用の機械を用いてクリーニングを実施し、溜まっていた汚れをしっかり落としました。 |
治療期間の目安 | 1日 |
治療回数の目安 | 1回 |
おおよその費用 | 保険診療内 |
術後の経過・現在の様子 | 歯の表面が滑らかになり、本来の輝きを取り戻しました。 きれいになった歯を親御様と共に確認していただき、患者様からは「歯がつるつるになった」とお喜びの言葉をいただきました。 現在も定期的な検診でご来院いただいております。 |
治療リスク | ・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります ・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です ・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります |
クリニックより | お子様の場合、永久歯が出てきても、ご本人はまだ乳歯の感覚で歯磨きを行っている場合があります。 永久歯は乳歯に比べ大きく、歯ブラシを当てる面積が広くなるため、磨き方の意識改革が必要です。 当院では、お子様の歯磨きをサポートできるよう丁寧にご指導させていただいております。 ぜひお気軽にご相談ください。 |
治療前
治療中
治療後
ご相談内容 | 「左下の奥歯が足りないのでインプラント治療を受けたい」とご相談いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 | 拝見すると、左下奥歯(第2大臼歯/7番)が欠損しており、しっかり噛めていない状態でした。
顎の骨に人工歯根を埋入する「インプラント」治療をご希望される理由を伺うと、「母親もインプラント治療を受けてしっかり噛めるようになったので、自分もやりたいと思った」とのことで、インプラント治療にご理解がありました。 レントゲンで確認したところ、インプラントを埋入する顎の骨の厚みも十分あり、インプラント治療ができると診断しました。 |
行ったご提案・治療内容 | 患者様のご希望通り、左下の奥歯にインプラント治療を行いました。
まずはじめに左下の奥歯にインプラント体を埋入し、数ヶ月様子を見ました。 |
治療期間の目安 | 4ヶ月弱 |
おおよその費用 | 450,000円程度 |
術後の経過・現在の様子 | インプラントがしっかり定着し、左下の奥歯で物をよく噛めるようになりました。 患者様からは「痛みが出たり腫れたりすることもなく、自分の歯のようでうれしい」とご満足いただけました。 現在は、メンテナンスで定期的にご通院いただいています。 |
治療リスク | インプラントは永久に持つものではないため、しっかりとお手入れをしメンテナンスをしないと、さらに寿命が短くなります。 |
治療前
治療後
ご相談内容 | 「下の前歯が汚い」とご相談いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 | 拝見すると、下の前歯4本(左右中切歯/1番、左右側切歯/2番)に、茶渋(ステイン)と、細菌や食べかすが集まった「プラーク」、プラークが固まった「歯石」が付着していて、歯の色が黄ばんでいました。
プラークや歯石などの汚れがついたまま放置すると、歯茎に炎症が起きたり、虫歯になったりするリスクが高くなります。 |
行ったご提案・治療内容 | 茶渋やプラーク、歯石を除去する「クリーニング」をご提案し、ご了承いただきました。
歯に付着しているプラークと歯石は専用の器具で除去する「スケーリング」を行いました。 |
治療期間の目安 | 1日 |
おおよその費用 | 保険診療内 |
術後の経過・現在の様子 | 下の前歯から茶渋やプラーク、歯石がなくなり、本来の白く艶がある歯になりました。 患者様からは「口の中がさっぱりした」と大変喜んでいただきました。 現在は定期検診でご通院いただいています。 |
治療リスク | 歯石・茶渋(ステイン)はどうしてもついてきてしまうので、日常の歯磨きでできる限り付着する汚れの量を減らしましょう。 |
治療前
治療後
ご相談内容 | 「前歯の詰め物が汚い」とご相談いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、右上前歯(側切歯/2番)の白いプラスチック「コンポジットレジン」の詰め物が劣化しており、詰め物と歯の境目が着色していました。 |
行ったご提案・治療内容 | 古い詰め物を取り除いてから、再度コンポジットレジンできれいに詰め直す治療をご提案し、同意いただきました。
詰め物を除去する際は、ご自身の歯をできるだけ削らないよう配慮しながら行いました。 |
治療期間の目安 | 1日 |
治療回数の目安 | 1回 |
おおよその費用 | 保険診療内 |
術後の経過・現在の様子 | 周りの歯に馴染んだ美しい仕上がりになり、痛みなどもありません。 患者様にも「前歯で目立つ部分なので、きれいに治せて嬉しい」と大変お喜びいただきました。 現在も定期的な検診でご来院いただいております。 |
治療リスク | ・コンポジットレジンはプラスチック素材なので、再び変色したり、縁が欠けたりする可能性があります。 ・変色や欠けた部分が気になる場合は、その都度治療が必要になります。 |
治療前
治療後
ご相談内容 | 「大人の歯が生えてきたが、子供の歯が抜けない」と親御様からご相談いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、左上の永久歯(第1小臼歯/4番)が生え始めていましたが、生え変わる予定の乳歯(第1乳臼歯/D)が抜けずに残っている「乳歯晩期残存(にゅうしばんきざんぞん)」が認められました。 乳歯が永久歯に被さるように残っており、虫歯のリスクも高まっていました。 このまま放置すると、永久歯が正常な位置に生えてこられず、将来的に歯並びが悪くなる可能性がありました。 |
行ったご提案・治療内容 | 乳歯を抜いてスペースを確保し、永久歯が正常に生え変わるよう促す治療をご提案しました。 残っている乳歯はまだ抜ける気配が無いため、積極的に取り除く必要があることをご説明し、同意いただきました。 乳歯を抜く際は、患者様に安心していただけるよう声をかけながら、丁寧かつ迅速に処置を行いました。 |
治療期間の目安 | 1日 |
治療回数の目安 | 1回 |
おおよその費用 | 保険診療内 |
術後の経過・現在の様子 | 乳歯の下に隠れていた永久歯の頭が見えるようになりました。 親御様にも「子どもが素直に抜歯に応じてくれたので良かった。スムーズに治療を終えられて安心した」と大変お喜びいただきました。 今後も定期的な検診でご来院いただき、永久歯が問題なく生え揃うまで経過を拝見していきます。 |
治療リスク | 乳歯が抜けずに永久歯が出てくると、永久歯が収まるスペースが無いため、歯並びが悪くなる可能性があります |
治療前
治療後
ご相談内容 | 「以前治療した左下のインプラントがぐらぐらする」とご相談をいただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 | 拝見すると、左下の奥歯3本(第2小臼歯/5番、第1大臼歯/6番、第2大臼歯/7番)は「インプラント」で治療されていました。
一般的に「インプラント」は、あごの骨に直接埋めるチタン製の人工歯根「インプラント体」、被せ物の「上部構造」、インプラント体と上部構造を繋ぐ土台である「アバットメント」の3つのパーツで構成されています。 奥歯3本のうち、一番奥の歯(第2大臼歯)はインプラント体が破折し、その手前の歯2本はアバットメントと上部構造をつなぐネジ「スクリュー」が折れていました。 一番奥の歯はインプラント体を取り除く必要があり、その後の修復方法のご希望をお伺いしたところ、「入れ歯は避けたい」とのことでした。 また、左下の前歯(第1小臼歯/4番)の被せ物がぴったりフィットしておらず、汚れが溜まりやすい状態でした。 |
行ったご提案・治療内容 | インプラント体が折れていた左下の奥歯は、インプラント体とアバットメント、上部構造のすべてを交換しました。 手前のインプラント2本は20年以上前のものでしたが、まだインプラント体はしっかりと骨にくっついていたため再利用が可能と判断し、アバットメントと上部構造のみ交換することにしました。 上部構造は、壊れにくく見た目が綺麗な素材「ジルコニア」を使って、3本分が連結した被せ物を作製しました。 また、左下の前歯も同じくジルコニアで被せ物を作り直しました。 |
治療期間の目安 | 4ヶ月弱 |
おおよその費用 |
約920,000円程度 <内訳> インプラント手術 約300,000円程度 アバットメント交換 約50,000円程度×2本 ジルコニアの被せ物 約130,000円程度×4本 |
術後の経過・現在の様子 | 奥歯が安定して、しっかり噛めるようになりました。 患者様からも「なんでも食べられるようになって嬉しい」と大変喜んでいただけました。 |
治療リスク | ・インプラントは永久に使えるものではありません。お手入れやメンテナンスを怠ると、さらに寿命が短くなります ・安価な上部構造を選択した場合、問題があればその都度新しくする必要があります |
治療前
治療後
ご相談内容 | 「歯が茶渋で汚い」とご相談いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、前歯に飲食物が原因の着色「ステイン」が付着し、目立っていました。 患者様に詳しくお伺いしたところ「麦茶が大好きでよく飲む」とのことで、お茶由来の着色と考えられました。 また、石のように硬くなった細菌の塊「歯石」も付着しており、虫歯や歯周病のリスクが高まっていました。 |
行ったご提案・治療内容 | 専用の器具で歯石や着色を取り除いてから、歯の表面をきれいに磨く「ポリッシング」で段差やざらつきをなめらかにするクリーニングをご提案しました。 ポリッシングまで丁寧に行うことで、歯石や茶渋の付着を予防する効果もあることをご説明し、同意いただきました。 クリーニングの際は歯の表面に傷を作らないよう、汚れだけを慎重に除去しました。 |
治療期間の目安 | 1日 |
治療回数の目安 | 1回 |
おおよその費用 | 保険診療内 |
術後の経過・現在の様子 | 前歯が本来の白さを取り戻し、艶が出ました。 患者様にも「歯の色が気にならなくなり嬉しい」と大変ご満足いただきました。 現在は定期的な検診でご来院いただき、歯の健康を維持しておられます。 |
治療リスク | ・歯石やステインはどうしても付着してしまうので、日常の歯磨きをしっかり行い、付着する汚れの量を減らすことが大切です。 ・歯が着色しやすい飲み物を摂取すると、量や回数に比例してステインが付着します。水分補給は大切なので、摂取をやめるのではなく、気になる時は専門的なクリーニングを受けることが必要です。 |
治療前
治療後
ご相談内容 | 「下の前歯の後ろに歯石がついている」とご来院されました。 |
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カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、下の前歯4本(中切歯/1番、側切歯/2番)の裏側は、細菌が繁殖した白いかたまり「歯垢(プラーク)」が石のように固くなった「歯石」が見られました。 歯石は、歯と歯の間を埋めるように付着していました。 また、茶渋「ステイン」による着色も見られました。 歯石は、歯磨きでは除去できません。このまま放置すると、虫歯や歯茎が腫れる「歯肉炎」になる可能性があるため、除去が必要と診断しました。 |
行ったご提案・治療内容 | 超音波振動で物理的に汚れを除去する「超音波スケーラー」を使用して、「歯石除去」を行いました。 さらに、回転式のブラシに専用のペーストを使って、歯の表面を磨き上げる「歯面研磨」も行いました。 研磨をすることで、歯の表面のわずかな段差やざらつきをなめらかにし、汚れの蓄積を防ぎます。 歯石除去と口腔内清掃では、歯の表面に傷をつけないよう、優しく慎重にすることを心がけました。 |
治療期間の目安 | 1日 |
治療回数の目安 | 1回 |
おおよその費用 | 保険適応 |
術後の経過・現在の様子 | 歯石も着色もきれいに除去でき、歯と歯の間がしっかり見えるようになりました。 患者様には「歯の後ろがつるつるになった」と喜んでいただき、親御様にも大変ご満足いただけました。 現在は、虫歯と歯肉炎の予防のため、定期的に検診でご来院されています。 |
治療リスク | 除去を行っても、歯石やステインは繰り返し付着してしまいます。 予防するためには、日常の歯磨きでできる限り歯の汚れを減らしましょう。 |