治療前
治療後
ご相談内容 |
「乳歯がなかなか抜けない。同じ場所に永久歯も生えてきてしまった」とご相談いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 |
拝見したところ、左上の永久歯(第2小臼歯/5番)が生え始めていましたが乳歯(第2乳臼歯/E)も残っており、生え変わりの時期を過ぎても乳歯が抜けない「晩期残存」が認められました。 この状態を放置すると、乳歯が邪魔をして永久歯が正常な位置に生えることが難しいため、将来的に歯並びが悪くなる可能性がありました。 残っていた乳歯はまだ自然に抜ける状態ではなかったことから、放置するリスクと歯科医院で抜歯する必要があることをお伝えしました。 |
行ったご提案・治療内容 |
すでに生えてきている永久歯が正常な位置に並ぶよう、乳歯を抜いてスペースを確保することを提案し、同意いただきました。 一般的に乳歯の抜歯は5~10分以内で終了することがほとんどですが、患者様が極度の緊張や恐怖を感じるなど精神的な負担がかなり大きいと言えます。 今回の患者様もまだ12歳と低年齢だったため、施術時に怖い思いをしたり嫌がったりしないように、抜歯の際には丁寧かつ迅速に処置を行いました。 |
治療回数の目安 | 1回 |
おおよその費用 | 保険診療内 |
術後の経過・現在の様子 |
乳歯がなくなって永久歯がしっかり見えるようになり、正しい位置に生えるためのスペースも確保できました。 今後も定期的な検診で来院いただき、永久歯の生え変わりの経過を観察していく予定です。 |
治療リスク |
・持病をお持ちの方や、服用中のお薬の種類によっては、外科処置ができない場合があります |
クリニックより |
乳歯が抜けずに永久歯が出てきた場合、永久歯が収まるスペースを確保するために乳歯の抜歯が必要になります。 |
治療前
治療後
ご相談内容 |
「前歯が汚いので綺麗にしたい。ここ数年、歯科医院でクリーニングを受けていない」とご相談いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 |
拝見したところ、下の前歯を中心に歯の表面や歯と歯の間に着色汚れ「ステイン」がかなり濃く付いており、歯ぐきとの境目には細菌の塊である「歯垢」や歯垢が石灰化した「歯石」も多く見られ、口元が不衛生な印象でした。 さらに右下の糸切り歯(犬歯/3番)に装着されていた詰め物は経年劣化により変形しており、歯と詰め物のすき間にも汚れが付着していました。 歯石など汚れが付着して歯の表面がザラザラしていると、ステインが沈着しやすくなります。 また、歯肉に炎症が起こる「歯肉炎」や、歯を支えている骨が溶かされてしまう「歯周病」になるリスクも高まります。 |
行ったご提案・治療内容 |
ステインや歯石を取り除くために、保険診療内のクリーニングを提案し、同意いただきました。 まずスケーラーという器具を使って汚れを取り除く「スケーリング」を行い、歯石とステインを丁寧に落としました。 歯の表面をツルツルにすることでステインや歯石が再び付着するのを防ぎ、清潔な状態をキープできるため虫歯や歯周病の予防にもつながります。 |
治療回数の目安 | 1回 |
おおよその費用 | 保険診療内 |
術後の経過・現在の様子 |
ステインや歯石がきれいに取れて白い歯に戻ったことで、清潔感がある明るい印象の口元になりました。 清潔で白い歯を保つために、現在も定期的なメンテナンスで来院いただいています。 |
治療リスク |
・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります |
クリニックより |
数年間クリーニングを受けていない場合、汚れの付着状況によって多少異なりますが、治療時間や治療回数が増えることがあります。 |
治療前
治療後
ご相談内容 |
「乳歯が抜けないまま、永久歯がしっかり生えてきてしまった」とご相談いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 |
拝見したところ、右上の乳歯(第2乳臼歯/E)が抜けておらず、生え替わりの永久歯(第2小臼歯/5番)の頭がすでに出てきていました。 個人差はあるものの、この部位の乳歯は通常11歳頃に抜けて永久歯に生え替わります。 |
行ったご提案・治療内容 |
残っている乳歯が邪魔をして永久歯が生えるスペースが窮屈になっているため、乳歯を抜く必要があります。 抜歯は局所麻酔を使用して痛みを取り除きながら行います。患者様に安心していただけるよう声をかけながら、丁寧かつ迅速に処置を進めました。 |
治療回数の目安 | 1回 |
おおよその費用 | 保険診療内 |
術後の経過・現在の様子 |
抜歯後の痛みや不快感もなく、傷の治りも良好です。 現在は、生え替わりの永久歯が適切な位置に並ぶよう、経過を観察しています。 |
治療リスク |
・持病をお持ちの方や、服用中のお薬の種類によっては、外科処置ができない場合があります |
クリニックより |
乳歯が抜けずに永久歯が生えてきた場合、将来的な歯並びや噛み合わせに影響を与える可能性があります。 |
治療前
治療後
ご相談内容 |
「数年前に入れた右上前歯のインプラントが、お正月に取れてしまった」とご相談いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 |
拝見したところ、右上の前歯(側切歯/2番)が欠損しており、インプラントが抜け落ちてからだいぶ時間が経過していたため歯茎にあいていた穴も閉じていました。 インプラントが抜けてしまった原因には、以下が考えられます。 患者様には、インプラントを入れた状況やその後の経過などを詳しく把握しているインプラント治療をされた歯科医院での受診をおすすめしましたが、お引越しをされて通院が難しいとのご事情から当院での治療をご希望されました。 |
行ったご提案・治療内容 |
右上前歯の両隣の歯(右上の中切歯/1番、犬歯/3番)もインプラントが入っているため、保険診療では入れ歯が作れないことをお伝えしました。 ノンクラスプデンチャーは、入れ歯を固定する部分と歯茎に当たる床部分が一体になっているため、両隣のインプラントを痛めにくく、入れ歯もしっかり安定して噛みやすいのが特長です。 まず上下の歯型をとり、噛み合わせの位置を丁寧に確認して入れ歯を製作しました。 |
治療回数の目安 | 2回 |
おおよその費用 | 約130,000円 |
術後の経過・現在の様子 |
お口にぴったりフィットした入れ歯が入り、しっかり噛めるようになりました。 現在はお口や入れ歯のメンテナンスのために、定期的に通院いただいています。 |
治療リスク |
・着脱式のため、食後の清掃が必要です |
クリニックより |
入れ歯は取り外し式ですので、固定式のインプラントと全く同じ噛み心地、使い心地に回復させるのは難しいですが、患者様からのお声を丁寧にヒアリングし、より良い入れ歯を作製できるよう心がけております。 |
治療前
治療後
ご相談内容 |
「下の前歯が汚いので綺麗にしたい」とご相談いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 |
拝見したところ、歯の根元に細菌の塊である「歯垢」と歯垢が硬くなり石灰化した「歯石」が付着していました。 このままの状態を放置すると、虫歯や歯周病のリスクが高まり、ステインもどんどん濃くなって印象も悪くなります。 |
行ったご提案・治療内容 |
歯垢や歯石、ステインを除去するためにお口全体のクリーニングを提案し、同意いただきました。 まず専用の機械で歯垢や歯石を取り除く「スケーリング」を行い、歯の根元や歯と歯の隙間の汚れを丁寧に清掃しました。 |
治療回数の目安 | 1回 |
おおよその費用 | 保険診療内 |
術後の経過・現在の様子 |
ステインや歯石が取れ歯の色もワントーン上がったことで、明るく美しい口元に改善しました。 現在は、綺麗な状態をキープするために、定期健診で経過を観察しています。 |
治療リスク |
・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります |
クリニックより |
ステインの付き方はタバコやコーヒーなどの嗜好品の種類や摂取量によって異なりますが、日々の歯磨きと定期的なクリーニングで綺麗な状態を保つことができます。 |
治療前
治療後
ご相談内容 |
「前歯が汚れているのが気になる」とご相談いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 |
拝見したところ、上下前歯が着色しており、お口を開けた時に目立っていました。 歯の着色は主に飲食物由来の色素である「ステイン」に起因しています。 |
行ったご提案・治療内容 |
保険診療内のクリーニングでステインを除去できることをお伝えし、同意いただきました。 まず、頑固な着色を超音波の力を利用した機械や専用の器具を使って細部まで丁寧に取り除きました。 また、新たな着色を防ぐため、定期的に歯科医院でクリーニングを受けていただくこと、着色しやすい箇所や歯ブラシの適切な使い方など、セルフケアのポイントをお伝えしました。 |
治療回数の目安 | 1回 |
おおよその費用 | 保険診療内 |
術後の経過・現在の様子 |
歯が本来の艶を取り戻し、清潔感がある口元になりました。 現在も定期的な検診でご通院いただいています。 |
治療リスク |
・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります |
クリニックより |
個人差はありますが、ステインや歯石は自然に付着してしまいます。綺麗な歯を保つためには、歯科医院で定期的にクリーニングを受けていただくことをおすすめしています。 |
治療前
治療後
ご相談内容 |
「前歯の汚れを落としたい」とご相談いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 |
拝見したところ、上下の前歯に着色が見られ特に上の前歯は汚れが目立っていたため、お口を開けたときの見た目が悪くなっていました。 着色の主な原因のひとつは、飲食物に含まれる「ステイン」です。 歯にステインが着色してしまうと、ご自宅での歯磨きで取り除くことは難しく、歯科医院で定期的にクリーニングを行う必要があることをお伝えしました。 |
行ったご提案・治療内容 |
保険診療内のクリーニングで着色が除去できることをお伝えし、同意いただきました。 着色を除去した後、回転するブラシで歯の表面を滑らかに磨く「ポリッシング」を行い、清潔かつ着色しにくい状態に仕上げました。 |
治療回数の目安 | 1回 |
おおよその費用 | 保険診療内 |
術後の経過・現在の様子 |
歯が本来の白さを取り戻し、清潔感のある美しい口元になりました。 綺麗で健康な状態を保つために、現在も定期的な検診で通院いただいています。 |
治療リスク |
・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります |
クリニックより |
ステインは、個人差はありますが自然に付着してしまいます。綺麗な歯を保つために、歯科医院で定期的にクリーニングを受けていただくことをおすすめしています。 |
治療前
治療後
ご相談内容 |
「上の前歯と奥歯がない。インプラント以外で治療したい」とご相談いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 |
お口の中を拝見した結果、右上前歯(中切歯/1番)と右上奥歯(第1小臼歯/4番)には歯がありませんでした。 患者様に詳しくお伺いしたところ、「前歯は元々欠損しており、奥歯は歯の根っこが折れて抜歯して以降はずっと歯がないままにしていた」とのことでした。 歯がない状態を放置すると噛みにくいのはもちろん、隣り合う歯が傾いたり動いたりして噛み合わせがずれてしまいお口の中の環境が悪くなり、虫歯や歯周病のリスクも高まります。 これらのリスクを踏まえ、機能性や審美性、健康面から見ても失われている歯を早急に補う必要があると診断しました。 |
行ったご提案・治療内容 |
歯を補いしっかり噛めるように修復する方法として、取り外し式の「部分入れ歯」と、両隣の歯を土台にして被せ物を装着する「ブリッジ」、人工歯根を埋め込む「インプラント」の選択肢があります。 患者様は元々インプラント以外での治療をご希望だったため、インプラントは除外しています。 ノンクラスプデンチャーはプラスチック製で金属のバネを使用していないため、口を開けても金具などは見えず周囲の目も気になりません。また、保険の入れ歯に比べて薄くて軽いため、着け心地も快適です。 まずお口全体の歯型を取り、噛み合わせの位置も詳細に記録して、ノンクラスプデンチャーの製作を技工所に依頼しました。 完成した入れ歯を装着した後は、歯ぐきにしっかり密着しているかや噛めているかを確認しながら、患者様が快適に使用できるよう細部まで丁寧に調整しました。 |
治療回数の目安 | 2回 |
おおよその費用 | 約130,000円 |
術後の経過・現在の様子 |
患者様のお口にぴったりフィットした入れ歯が入り、食事もしっかり噛めています。 現在は入れ歯のメンテナンスや経過観察のために、定期的に来院いただいています。 |
治療リスク |
・着脱式のため、食後の清掃が必要です |
クリニックより |
ノンクラスプデンチャーは、どんな症例にも必ず適応できるわけではありませんので、状況により選択するべき治療法は異なります。 |
治療前
治療後
ご相談内容 |
「前歯が汚れている」とご相談いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 |
拝見したところ、上の前歯の着色が目立ち、審美性が損なわれていました。 着色の主な原因として、食べ物や飲み物に含まれる色素「ステイン」が毎日の食生活の中で少しずつ蓄積する点が挙げられます。 |
行ったご提案・治療内容 |
保険診療内のクリーニングで着色を除去できることをお伝えし、同意いただきました。 頑固な着色は超音波を利用した機器や専用の器具で丁寧に取り除きました。 クリーニング後はしっかりとケアを続けることで、綺麗な状態を維持できます。そこで、患者様に歯ブラシの適切な使用法や着色しやすい場所を丁寧に指導し、また定期的にクリーニングを受けていただく重要性もお伝えしました。 |
治療回数の目安 | 1回 |
おおよその費用 | 保険診療内 |
術後の経過・現在の様子 |
歯が本来の輝きを取り戻し、清潔感のある口元になりました。 美しく健康な歯を保つため、現在も定期的な検診でご通院いただいています。 |
治療リスク |
・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります |
クリニックより |
年齢を重ねるとともに、コーヒーや紅茶などステインを多く含む飲み物を好むようになり、その結果、ステインが歯に付着しやすくなることがあります。 |
治療前
治療後
ご相談内容 | 「下の前歯についた歯石を取りたい」とご相談いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、下の前歯の歯と歯の間に歯石が付着していました。
歯石は細菌の塊が硬く石灰化したもので、歯磨きでは落とすことが難しく、放置すると歯ぐきの炎症や虫歯を引き起こす恐れがあります。 |
行ったご提案・治療内容 | 保険適応のクリーニングで歯石を除去できることをお伝えし、同意いただきました。
まず、強固に付着している歯石を、超音波の力を利用した機械や専用の器具を用いて丁寧に除去します。歯石除去後は、器具の刺激により歯の表面に細かな傷が生じます。傷があると新たな汚れが付着しやすくなるため、回転するブラシで歯の表面を磨き上げ滑らかにしました。 歯石の再付着を防ぐにはご自宅でのケアも重要です。ご自宅でしっかり歯磨きができるように、歯ブラシの正しい当て方や磨き方、汚れが残りやすい場所などを説明しました。 |
治療回数の目安 | 1回 |
おおよその費用 | 保険診療内 |
術後の経過・現在の様子 | 歯が本来の輝きを取り戻し、健康的なお口になりました。 患者様にも「きれいな歯になって嬉しい。口の中がすっきりした」と大変お喜びいただきました。 現在も定期的な検診でご来院いただいており、歯石が目立つ際はクリーニングを実施してお口のトラブルを予防しています。 |
治療リスク | ・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります ・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です ・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります |
クリニックより | 歯石や着色は日々の食生活の中で生じ、避けることが難しい問題ですが、正しい歯磨きを行うことで、その程度を軽減することができます。 当院では、クリーニングだけでなく患者様に合わせた歯磨きの方法をお伝えし、清潔で健康的なお口を保つお手伝いをしております。ぜひお気軽にご相談ください。 |