お問い合わせはこちらまで

エスペレ歯科

ご予約・お問い合わせ
048-464-8333

ホープデンタルクリニック

ご予約・お問い合わせ
048-462-4183

Web診療予約・お問合せ

Web予約・お問合せ

80代男性 左下奥歯に装着していた部分入れ歯を除去してインプラント治療を行った症例|朝霞市の歯医者ならエスペレ歯科・ホープデンタルクリニック

エスペレ歯科・ホープデンタルクリニック

文字の大きさ

エスペレ歯科:048-464-8333・ホープデンタルクリニック:048-462-4183
お問合せ

エスペレ歯科

ホープデンタルクリニック

かみ合わせ案内所

BBO研究会

スタッフ募集

ココシカバナー

インスタバナー

blog

80代男性 左下奥歯に装着していた部分入れ歯を除去してインプラント治療を行った症例 [2025年09月10日]

治療前

治療中

治療後

ご相談内容

「左下奥歯の入れ歯をインプラントにしたい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、左下奥歯2本が欠損しており、部分入れ歯を装着していました。
部分入れ歯を装着しないと、左側で食べ物を噛むのが難しい状態です。

患者様は部分入れ歯の使用感に満足しておらず、人工歯根を顎の骨に埋め込むインプラント治療を希望されていました。

欠損部分を放置した場合、欠損部位と噛み合う位置にある左上奥歯が下に向かって伸びてきたり、隣り合う歯が傾いて歯並びが乱れたりするリスクがあります。

患者様の希望を叶えながら、現在残っている奥歯を守るためにも、欠損部を補う治療が必要であると診断しました。

行ったご提案・治療内容

部分入れ歯とインプラントには以下のようなメリット・デメリットがあります。

部分入れ歯
メリット:比較的短期間で治療が終了する。保険診療の治療なので、費用が抑えられる
デメリット:取り外して管理する必要がある。使用に慣れるまで違和感が強く、噛みにくい

インプラント
メリット:自分の歯のような感覚で噛むことができる。取り外して管理する必要がない
デメリット:外科手術が必要になる。自費診療のため高額で、治療が終了するまで時間がかかる。患者様がご高齢のため、インプラントの寿命が短くなるリスクがある

患者様はインプラント治療をご希望だったため、治療に先立って、レントゲンやCTを撮影してインプラント治療が行えるかどうかの検査を行いました。
検査の結果、骨の状態などに問題がなかったため、希望どおりインプラント治療が可能であることをお伝えしました。

まずは、インプラントを埋入する外科手術を行います。
インプラントを埋入する際は、顎の骨の形状や噛み合わせを考慮し、しっかりと噛める位置にインプラントを埋入しました。

インプラントの埋入後は、インプラントが顎の骨にしっかりとくっつくまで待ちます。
後日、インプラントと顎の骨が結合したことを確認できたため、インプラント部分に装着する被せ物の型取りを行いました。
インプラントに装着する被せ物は、見た目が自然で劣化しにくく、抗菌性に優れているセラミック素材を選択しています。

最後に完成した被せ物を装着し、噛み合わせや使用感に問題がないことを確認して、治療を終了しました。

治療期間の目安 約6ヶ月
おおよその費用 約1,000,000円
治療リスク

・外科手術のため、術後に痛みや腫れ、違和感を伴います
・メンテナンスを怠ったり、喫煙したりすると、お口の中に大きな悪影響を及ぼし、インプラント周囲炎などにかかる可能性があります
・糖尿病、肝硬変、心臓病などの持病をお持ちの場合、インプラント治療ができない可能性があります
・高血圧、貧血・不整脈などの持病をお持ちの場合、インプラント治療後に治癒不全を招く可能性があります
・自費診療(保険適用外治療)です
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります

20代男性 保険診療内のクリーニングでプラークとステインを除去した症例 [2025年09月10日]

治療前

治療後

ご相談内容

「歯が汚いのできれいにしたい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、口の中の細菌が塊になったプラークが広い範囲に付着していました。

プラークの中には虫歯の原因菌に加え、歯を支える歯茎や骨に炎症を起こす歯周病の原因菌など、さまざまな細菌が含まれています。
このまま放置すると虫歯菌が出す酸によって歯が溶け虫歯になったり、歯周病菌の出す毒素によって歯茎や骨に炎症が起き歯周病になったりする可能性があります。

さらに食べ物や飲み物に含まれる色素が少しずつ蓄積した着色汚れであるステインも付着しており、見た目に影響を与えていました。
ステインは歯磨きだけでは落としにくく、表面がざらつくことで新たな汚れやプラークが付着しやすくなります。

以上のことから、プラークとステインを除去する必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

保険診療内のクリーニングでプラークやステインを除去できることをお伝えし、治療に同意いただきました。

歯科医院で行うクリーニングは、通常の歯磨きでは落としきれない汚れや、歯ブラシが届きにくい歯と歯の間の汚れも効果的に除去することが可能です。

まず歯に付着していたプラークやステインを、専用の器具を用いて丁寧に除去するスケーリングを実施しました。
その後、器具による刺激で歯の表面に微細な傷がつくことがあるため、回転ブラシを使って歯面をなめらかに整えるポリッシングを行いました。
ポリッシングにより汚れが再び付着するのを防ぎ、自然で艶のある歯に仕上げています。

最後に汚れがしっかりと除去できていることを確認し、治療を終了しました。

治療回数の目安 1回
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります
・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります

60代女性 根が割れた歯を抜いたあとにインプラントを埋入した症例 [2025年09月10日]

治療前

治療後

ご相談内容

「左上の歯が痛いので診てほしい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、左上の4番目の歯(第1小臼歯)の根が割れて、痛みと歯ぐきの炎症が認められました。

根が割れた歯は温存が難しく、このまま放置すると炎症が広がり周りの歯にも悪影響を及ぼす可能性があります。

以上のことから抜歯を行い、その後に歯を補う治療が必要と診断しました。

行ったご提案・治療内容

診断結果を丁寧にご説明したうえで、抜歯に同意いただきました。
抜歯後に歯を補うため、以下3つの治療法を提案しました。

①前後の歯を利用して橋渡しのように歯を入れる「ブリッジ」
メリット:保険診療内でも治療可能で、比較的治療期間が短い
デメリット:前後の歯に負担がかかるため、将来的な歯の寿命が縮む恐れがある

②取り外し式の「部分入れ歯」
メリット:保険診療内で治療できる
デメリット:取り外して清掃する必要があり、噛み心地や見た目は自分の歯と比べると劣る場合がある

③人工の歯根をあごの骨に埋めてその上に歯を取り付ける「インプラント治療」
メリット:抜歯部位を単独で治療できるため周りの歯に負担がかからず、自然な見た目と噛み心地が期待できる
デメリット:自由診療のため費用がかかり治療期間が比較的長く、外科処置を伴うため身体への負担が大きい

各治療について丁寧に説明したところ、患者様はすでに他部位にインプラントを装着されており、今回も③のインプラント治療を希望されました。

まず、左上の歯を抜歯します。
続いてインプラント埋入手術を実施し、インプラントを正しい位置と角度であごの骨に埋入しました。
インプラントがあごの骨にしっかりと定着したことを確認してから、型取りを行いインプラントの上に取り付ける人工歯を作製します。
人工歯の種類は治療部位が笑った際に目立つ場所であったため、自然な見た目で強度もあるセラミック製のジルコニアクラウンを選択しました。

その後、完成したジルコニアクラウンを歯茎から自然に生えているように見せるため形や取り付け位置を工夫して装着し、治療を終了しました。

治療期間の目安 6ヶ月
おおよその費用 約550,000円
治療リスク

・外科手術のため、術後に痛みや腫れ、違和感を伴います
・メンテナンスを怠ったり、喫煙したりすると、お口の中に大きな悪影響を及ぼし、インプラント周囲炎等にかかる可能性があります
・糖尿病、肝硬変、心臓病などの持病をお持ちの場合、インプラント治療ができない可能性があります
・高血圧、貧血・不整脈などの持病をお持ちの場合、インプラント治療後に治癒不全を招く可能性があります
・自費診療(保険適用外治療)です
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります

30代女性 下前歯に付着したステインを保険診療内のクリーニングで除去した症例 [2025年07月10日]

治療前

治療後

ご相談内容

「歯が汚いのできれいにしたい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、下前歯を中心に飲食物由来の着色であるステインが見られ、お口を開けた際の見た目に影響を与えていました。

ステインは食べ物や飲み物に含まれる色素が毎日の食生活を通して少しずつ蓄積したもので、ご自身の歯磨きだけでは落とすことが困難です。
またステインの表面はざらざらとしており、放置すると新たなステインや細菌の塊であるプラークが付きやすくなり、口臭や虫歯の原因となる可能性もあります。

以上のことから、ステインを除去する必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

診断結果をお伝えした上で、ステインを除去するために保険診療内のクリーニングを提案し、同意いただきました。

まず超音波を利用した機械や専用器具を用いて、ステインを丁寧に取り除きました。
ステインを取り除いたあとは、器具の刺激により歯の表面に目に見えない程度の傷ができることがあります。
そのまま放置すると汚れやステインが再び付着しやすくなるため、回転するブラシを用いて表面を滑らかに磨くポリッシングを行い、艶のある歯に仕上げました。

また、ステインの付着を予防していただくため、着色の原因や起こりやすい部分や歯ブラシの正しい当て方・動かし方をお伝えし、治療を終了しました。

治療回数の目安 1回
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります
・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります

70代男性 下前歯の裏側に大量に付着した歯石を保険診療内のクリーニングで除去した症例 [2025年07月10日]

治療前

治療後

ご相談内容

「歯石が見えると娘に言われたので掃除してほしい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、下前歯の裏側に大量の歯石が付着していました。

歯石は歯磨きが不十分で落としきれなかったプラーク(細菌の塊)が、唾液中のカルシウムやリン酸と結びつき石灰化し、硬くなったものです。
歯石は歯の表面に固くこびりついているため、通常の歯磨きで取り除くのは困難です。
また、歯石の表面はザラザラしているため細菌が付きやすく、虫歯・歯周病・口臭の原因になります。

以上のことから、この機会にしっかり歯石を除去する必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

保険診療内のクリーニングで歯石を除去できることをお伝えし、治療に同意いただきました。

歯科医院で専用の機械を用いて行うクリーニングは、ご自身の歯磨きで落とすのが難しい歯石や、歯ブラシなど清掃道具の入りにくい歯と歯の間の汚れもしっかりと除去することが可能です。

まず超音波による振動と水流で汚れを除去するスケーリングを行い、強固に付着した歯石を丁寧に除去しました。
歯の表面にザラつきが残ると再びプラークがつきやすくなるため、スケーリングのあとは歯の表面を磨き上げるポリッシングを行い、新たな汚れの付着を予防します。

また、ご自宅でのケアが十分でないと再び汚れが溜まってしまうため、患者様のお口に合わせた歯ブラシの当て方や動かし方など正しい歯磨きの方法をお伝えし、治療を終了しました。

治療回数の目安 1回
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります
・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります

60代男性 下前歯の裏側に付着した歯石を保険診療内のクリーニングでしっかりと除去した症例 [2025年07月10日]

治療前

治療後

ご相談内容

「下前歯の隙間から歯石が見えるのが気になる」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、下前歯の裏側に歯石が付着していました。

プラークや歯石をこのまま放置すると、歯茎の炎症や虫歯を引き起こすリスクが高まります。
また、歯石は歯に強く付着していて通常の歯磨きでは除去することが難しいため、この機会にしっかりと取り除く必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

患者様には、保険診療内のクリーニングでプラークや歯石を除去できることをお伝えし、治療に同意いただきました。

歯科医院で行うクリーニングは、ご自身で落とすことが難しい歯石や、歯ブラシなどの清掃道具が入りにくい歯間の汚れもしっかりと取り除くことが可能です。

また、歯石を除去する際に痛みが出たり、歯石を除去したあとに知覚過敏の症状が出たりするリスクがあることも、併せてお伝えしました。

まずは超音波を利用した機械や専用器具を用いて、歯に付着しているプラークと歯石を除去するスケーリングを行います。
その後、プラークや歯石が再び付着しないよう、回転するブラシを使用して歯の表面のざらつきを取り除いてなめらかに磨き上げるポリッシングを実施しました。

最後に、プラークや歯石がしっかりと除去できたことを確認し、治療を終了しています。

治療回数の目安 1回
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります
・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります

7歳男の子 斜めに生えた上前歯を口周りの筋肉バランスを整えるT4Kトレーナー治療で改善した症例 [2025年07月10日]

治療前

治療後

ご相談内容

「上の歯が斜めに出ているのが気になる」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、上下前歯は乳歯から永久歯への生えかわりが始まっていますが、上の前歯は前方に傾斜して生えていました。
また、上の前歯2本の間にはすき間ができている正中離開(せいちゅうりかい)の傾向も見られます。

このまま放置すると今後、永久歯への生えかわりが進むにつれて歯並びの乱れがさらに目立つようになったり、噛み合わせに影響を及ぼしたりするおそれがあります。

以上のことから、患者様の成長に合わせた矯正治療を行う必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

永久歯への生えかわりに合わせた矯正治療として、口周りの筋肉バランスを整えるT4Kトレーナー治療を提案し、同意いただきました。

T4Kトレーナー治療は、舌の癖や口呼吸など、歯並びに影響を与える習慣を取り除き、唇や頬の筋肉の機能を改善することを目的とした成長期の子どもの歯列矯正に適した治療方法です。
T4Kトレーナー治療により口周りの機能が改善されると顎の発達が促され、永久歯が適切な位置に生えるためのスペースが確保しやすくなり、歯並びの乱れの改善が期待できます。

治療の際は、取り外し可能なマウスピース型のT4Kトレーナー(矯正装置)を、毎日一定時間以上装着する必要があります。装着時間を守らないと十分な効果が得られませんが、装着時に痛みが出にくいため、患者様の負担が少ないこともお伝えしています。

まずT4Kトレーナーを患者様にお渡しし、トレーナー治療の効果をしっかりと得るため、就寝時には必ず装着していただくようお伝えし、治療を開始しました。

T4Kトレーナーは永久歯への生えかわりに合わせて、4年間継続して使用いただきました。
最終的に上前歯の前方への傾斜と正中離開が改善したこと、永久歯が適切な位置に並んだことを確認したうえで、治療を終了しています。

治療期間の目安 4年
おおよその費用 約300,000円
治療リスク

・決められたスケジュールを守らない場合、十分な効果が得られない可能性があります
・マウスピースに対応していない症例の場合、治療が難しい可能性があります
・歯の移動に伴って、痛みや違和感を感じる場合があります
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、虫歯や歯周病のリスクが高まります

10代女の子 上下前歯のステインを保険診療内のクリーニングでしっかりと除去した症例 [2025年07月10日]

治療前

治療後

ご相談内容

「前歯が黄色くて汚く見えるので、きれいにしたい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、上下前歯を中心に着色汚れであるステインが認められました。
ステインは、お茶やカレーなどの飲食物に含まれている茶渋や色素が歯に付着したものです。これらは時間の経過とともに蓄積し、歯ブラシや歯磨き粉を用いた通常の歯磨きでは落としにくくなります。

ステイン自体は虫歯や歯肉炎の直接的な原因にはなりませんが、ステインが付着して歯の表面がざらつくことでプラークが付着しやすくなり、放置すると結果的に虫歯や歯肉炎のリスクが高まります。

以上のことから、見た目の問題だけでなく、口腔内トラブルを予防するためにもステインを除去する治療が必要だと診断しました。

行ったご提案・治療内容

患者様には保険診療内のクリーニングでステインを除去できることをお伝えし、治療に同意いただきました。

歯科医院で行うクリーニングは、通常の歯磨きでは落としきれないステインや、歯ブラシが届きにくい歯と歯の間の汚れも効果的に除去することが可能です。

まずは専用の器具を使用し、歯の表面にこびりついたステインを丁寧に取り除きます。
その後、歯の表面のざらつきをなめらかに整えるポリッシングを行いました。
ポリッシングにより歯の表面を磨き上げることで、ステインやプラークが再付着するのを防ぎ、虫歯や歯肉炎のリスクを軽減できます。

最後にしっかりとステインが除去できたことを確認し、治療を終了しました。

治療回数の目安 1回
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります
・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります

12歳女の子 前歯に付着したステインを保険適用のクリーニングで丁寧に除去した症例 [2025年07月09日]

治療前

治療後

ご相談内容

「前歯が汚いのが気になる」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、上前歯を中心に着色汚れであるステインが認められました。
ステインとは、食べ物や飲み物に含まれる色素や茶渋が歯の表面に付着して蓄積した汚れで、通常の歯磨きだけでは落としにくいものです。

ステインが付着していると歯の表面がざらつき、細菌の塊であるプラークが付着しやすくなるうえ、ステインに付着したプラークを放置すると、プラーク中の細菌により虫歯や歯肉炎のリスクが高まります。

以上のことから、ステインをしっかりと除去する必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

患者様には、保険診療内のクリーニングでステインの除去が可能であり、クリーニングによって虫歯や歯肉炎の予防につながることを説明し、同意いただきました。
ただクリーニングの効果は一時的であり、適切な歯磨きやメンテナンスを行わない場合は、ステインが再付着することがある点に注意が必要です。

まず、専用の器具を用いて口腔内のクリーニングを行います。
歯科医院で行う専門的なクリーニングは、ご自宅での歯磨きでは落としきれない強固な汚れや、歯ブラシが届きにくい歯間の汚れも取り除くことが可能です。
器具によって歯の表面に細かい傷がついてしまうとステインの再付着を招きやすくなるため、細心の注意を払いながら丁寧にクリーニングを行いました。

最後にステインやプラークの再付着を防ぐため、歯の表面を滑らかに仕上げるポリッシングを実施し、治療を終了しています。

治療回数の目安 1回
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります
・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります

9歳女の子 上前歯に生じた虫歯を除去し歯科用プラスチックのコンポジットレジンを詰めて修復した症例 [2025年07月07日]

治療前

治療後

ご相談内容

「上前歯の側面が黒くなっていて気になる」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、左上前歯の側面には虫歯が見られ、黒ずんでいました。
これは、歯の側面にできる隣接面カリエスと呼ばれるもので、歯ブラシが届きにくく汚れが溜まりやすい部位にできた虫歯です。

現時点で虫歯の範囲は小さいものの、このまま放置すると虫歯が徐々に広がって痛みが出たり歯が欠けたりするおそれがあるため、早期の治療が必要だと診断しました。

行ったご提案・治療内容

虫歯を削って除去し、歯科用の白いプラスチック樹脂であるコンポジットレジンを詰めて修復する方法を提案し、同意いただきました。
コンポジットレジンは経年劣化で変色するリスクがありますが、即日で治療が終了する点がメリットです。

まず、取り残しがないよう丁寧に虫歯を除去します。虫歯を削った部分には、歯の色に合わせたコンポジットレジンを充填しました。

その後、詰めたコンポジットレジンの形を削りながら整え、噛み合わせに問題がないことを確認し、表面を滑らかに磨き上げて治療を終了しています。

治療回数の目安 1回
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・治療中に痛みを伴う場合があります
・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります
・治療後は神経が過敏になっているため、痛みが生じる場合があります
・強い力や衝撃が加わった場合、割れたり欠けたりする可能性があります
・広範囲にわたって修復が必要な場合は、適用できない可能性があります