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10歳男の子 抜けずに残っている乳歯を抜いて永久歯が正しく生えるスペースを確保した症例|朝霞市の歯医者ならエスペレ歯科・ホープデンタルクリニック

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10歳男の子 抜けずに残っている乳歯を抜いて永久歯が正しく生えるスペースを確保した症例 [2025年01月31日]

治療前

治療後

ご相談内容

「子どもの乳歯が抜けないのが気になる」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、左上の前歯は永久歯が生えてきているのにも関わらず、乳歯(乳犬歯)が抜けずに口腔内に残っている「乳歯晩期残存」が認められました。
さらに左隣の乳歯(第1乳臼歯)も同じ状態であり、こちらも永久歯が少し生えてきてしまっています。

このまま放置すると、乳歯と永久歯の間に汚れが溜まりやすくなり、歯茎が炎症を起こす「歯肉炎」のリスクが高まります。
また、乳歯が残ったままだと永久歯が生える十分なスペースを確保できず、その状態で永久歯が無理に生えてきてしまうと、将来的に歯並びや噛み合わせに悪影響を及ぼすおそれもあります。

以上のことから、残存している乳歯を抜いて、永久歯が正しく生えるためのスペースを確保する必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

すでに永久歯が生え始めているため、今の段階で抜歯したほうが、自然に抜けるのを待つよりも歯肉炎のリスクや将来的な歯並びへの影響が少ないことをお伝えし、同意いただきました。

まず痛みを感じにくくする局所麻酔を行い、乳歯2本を慎重に抜きます。また、患者様ができるだけ不安を感じないよう、お声掛けをしながら治療を進めました。
抜歯後は傷からの出血がしっかりと止まったことを確認し、治療を終了しています。

治療回数の目安 1回
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・持病をお持ちの方や、服用中のお薬の種類によっては、外科処置ができない場合があります
・外科処置後に腫れ、出血が生じる場合があります
・外科処置後に痛みが長引く場合があります。必要に応じ痛み止めを併用します

10歳女の子 抜けずに残っている乳歯を抜歯して永久歯が正しい位置で生えるよう促した症例 [2025年01月29日]

治療前

治療後

ご相談内容

「子供の歯が抜けずに大人の歯が生えてきた」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、右下の乳歯(第2乳臼歯)が抜けないまま、その下から永久歯が生え始めている「乳歯晩期残存」が認められました。

通常であれば乳歯は一定の時期に抜けますが、乳歯が残っているままだと永久歯が正しい位置に生えることができず、歯並びや噛み合わせに影響を及ぼす可能性があります。
また乳歯が残った状態では歯磨きがしにくくなり、汚れが溜まりやすいため、虫歯や歯周炎のリスクも高まります。

以上のことから、永久歯が正しい位置で生えるように促す必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

診断結果を丁寧にお伝えし、乳歯の抜歯を提案しました。
外科処置である抜歯は、身体的な負担を伴います。
しかし、乳歯が自然に抜けるのを待つよりも抜歯を行うほうが歯並びや噛み合わせへの影響が少ないことをお伝えし、治療に同意いただきました。

処置の際は、痛みを軽減するため局所麻酔を実施します。麻酔が十分に効いていることを確認したうえで、乳歯を慎重に取り除きました。
さらに患者様が安心して治療を受けられるよう、声をかけながら丁寧かつ迅速に進め、治療を終了しました。

治療回数の目安 1回
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・持病をお持ちの方や、服用中のお薬の種類によっては、外科処置ができない場合があります
・外科処置後に腫れ、出血が生じる場合があります
・外科処置後に痛みが長引く場合があります。必要に応じ痛み止めを併用します

9歳男の子 歯に付着した黄色い汚れを保険診療内のクリーニングで除去した症例 [2025年01月22日]

治療前

治療後

ご相談内容

「歯の黄ばみが気になるのできれいにしたい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、上下の前歯を中心に細菌のかたまりである「プラーク」と、着色汚れ「ステイン」が付着していました。特に歯並びがデコボコしている部分は歯ブラシを当てづらいため、汚れが目立っていました。

プラークは白色から黄色っぽい色をしており、見た目の美しさや清潔感を損ないます。
また、歯にしっかりと付着しているためうがいなどでは簡単に落ちず、きれいに除去するためには歯ブラシや歯間ブラシを活用して丁寧にブラッシングすることが必要です。
さらにプラークの中には、虫歯や歯を支える組織が炎症を起こす「歯周病」の原因菌も存在するため、そのままにすると歯や歯ぐきに悪影響が及ぶおそれがあります。

ステインは飲食物に含まれる色素や茶渋が原因で歯に強く付着し、時間の経過とともに蓄積するので、放置するほど通常の歯磨きでは落としにくくなるのが特徴です。
ステイン自体は虫歯や歯周病の直接的な要因になることはありませんが、ステインが付着した部分は表面がざらつくため、さらにプラークが付着しやすくなります。

以上のことから、プラークとステインを取り除く治療が必要であると診断しました。

行ったご提案・治療内容

保険診療のクリーニングでプラークとステインを除去できることをお伝えし、治療に同意いただきました。

まず、歯ブラシの正しい当て方や磨き方を指導し、ご自宅で清潔なお口を維持するための練習をします。ご自身でケアをしやすいよう、特に歯並びがデコボコしている部分については丁寧に説明しました。

続いて、専用の器具を用いて歯のクリーニングを行いました。
歯科医院で行うクリーニングは、通常の歯磨きでは落としきれない強固な汚れや、歯ブラシが届きにくい歯と歯の間の汚れも落とすことができます。
器具で歯の表面を傷つけないよう細心の注意を払いながら、プラークとステインをしっかり取り除きました。

最後に、汚れの再付着を防ぐため、歯の表面をなめらかに磨き上げる「ポリッシング」を行い、クリーニングを完了しました。

治療回数の目安 1回
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります
・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります

70代女性 保険診療内のクリーニングでプラークと歯石を除去し歯周病の進行を予防した症例 [2024年12月05日]

治療前

治療後

ご相談内容

「歯のクリーニングを受けたい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、歯磨きが不十分なことにより、歯全体に細菌の塊である「プラーク」が付着していました。
プラーク中には虫歯の原因菌や、歯を支える歯ぐきなどの組織が炎症を起こす「歯周病」の原因菌(歯周病菌)が存在しており、患者様の歯ぐきは歯周病菌の出す毒素で炎症を起こして赤く腫れ、出血も認められます。

また、下の前歯の裏側には、プラークが唾液の成分で固まった「歯石」の沈着が見られました。
プラークは歯ブラシなどで取り除けますが、歯石になるとセルフケアでは落としにくくなるうえに、歯石の表面は軽石状でザラザラしているため、さらにプラークが溜まりやすい状態になります。

このままだと歯周病が進行し、最終的に歯を失うおそれもあるため、プラークと歯石を除去する必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

プラークや歯石は保険診療内のクリーニングで取り除けることをお伝えしました。
なお、歯科医院で行うクリーニングは、通常の歯磨きでは落としにくい歯石や、歯と歯の間の汚れまでしっかり落とせることもあわせて説明し、治療に同意いただいています。

まず、専用の器具を使用してプラークや歯石を丁寧に除去しました。
次に、歯の表面を磨き上げる「ポリッシング」でざらつきを取り、滑らかに仕上げます。
ポリッシングを行うことで歯の表面がツルツルになり、新たな汚れが付着するのを防ぐことができます。

歯周病の予防には、患者様ご自身で行う歯磨きでプラークを残さないようにする「プラークコントロール」が大切であることをお伝えし、正しい歯磨き方法を説明して治療を終了しました。

治療回数の目安 1回
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります
・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります

50代男性 欠損していた左上の奥歯にインプラント治療を行ってしっかりと噛めるようにした症例 [2024年12月03日]

治療前

治療後

ご相談内容

「以前左上の歯が折れたので抜いたが、そのまま放置している。インプラントで治療をしたい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、左上の奥歯(第2小臼歯)が抜けたまま欠損している状態でした。
このまま放置すると、以下のリスクが考えられます。
・欠損部位と噛み合うはずの左下の奥歯が左上部分に向かって過剰に伸びる
・手前の奥歯が欠損部位に向かって傾いてくる
・歯並びや噛み合わせが乱れる

欠損部以外の歯や歯並びを守り、左側でもしっかりと噛めるようにするためには、左上の奥歯の機能を補いながら、噛み合わせを整える治療が必要だと診断しました。

行ったご提案・治療内容

患者様は、人工歯根を骨に埋め込む「インプラント」治療を希望されていました。
そこで、欠損している左上の奥歯に対するインプラント治療が行えるかどうかを検査したところ、骨の状態などに問題がないことが確認できたため、治療可能であることをお伝えしました。

インプラント治療は外科手術が必要なので、治療が終了するまでやや時間がかかりますが、自分の歯のような感覚で噛むことが可能なうえ、噛み合わせの改善も期待できます。

まず口腔内のレントゲンやCTの撮影を行い、インプラントを埋入する部分の骨に問題がないことを確認します。
インプラント埋入時には、顎の骨の形状や噛み合わせを考慮し、しっかりと噛める位置にインプラントを埋入しました。

次に、インプラント部分に装着する被せ物を作製するための型取りを行います。
最後に完成した被せ物を装着し、噛み合わせを整えて治療を終了しました。

治療回数の目安 約4回
おおよその費用 約450,000円
治療リスク

・外科手術のため、術後に痛みや腫れ、違和感を伴います
・メンテナンスを怠ったり、喫煙したりすると、お口の中に大きな悪影響を及ぼし、インプラント周囲炎などにかかる可能性があります
・糖尿病、肝硬変、心臓病などの持病をお持ちの場合、インプラント治療ができない可能性があります
・高血圧、貧血・不整脈などの持病をお持ちの場合、インプラント治療後に治癒不全を招く可能性があります
・自費診療(保険適用外治療)です

6歳女の子 前歯の裏側に付着した歯石を保険診療のクリーニングで除去した症例 [2024年12月03日]

治療前

治療後

ご相談内容

「前歯の裏側に歯石があるのできれいにしたい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、歯磨きで落としきれなかった細菌の塊が石灰化し硬くなった「歯石」が下前歯の裏側に付着していました。

歯石の表面はざらついていて新たな汚れがつきやすく、このまま放置すると歯ぐきの炎症や虫歯を引き起こすリスクが高まります。
また歯石は歯にしっかりと付着しているため、ご自身での歯磨きでは取り除くことが困難です。

以上の理由から、歯科医院での専門的なクリーニングが必要と診断しました。

行ったご提案・治療内容

診断内容を丁寧に説明し、保険診療内のクリーニングで歯石を取り除くことをお伝えし、治療に同意いただきました。

まず超音波を利用した機械や専用器具で、歯石を丁寧に除去しました。
また、器具の刺激により歯の表面に微細な傷が生じる場合があります。
そのため、回転するブラシを用いて表面を滑らかに磨く「ポリッシング」を実施し、新たな歯石がつきにくく艶のある歯に仕上げました。

歯石の再付着を防ぐためには、正しい歯ブラシの方法で毎日ケアを続けることが大切です。そこで、患者様と保護者様に歯石が付きやすい部分を説明しながらブラッシング指導を行い、治療を終了しました。

治療回数の目安 1回
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります
・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります

50代女性 長年の使用で劣化した前歯のブリッジを除去してメタルボンドを使用した新しいブリッジで修復した症例 [2024年11月13日]

治療前

治療後

ご相談内容

「上の前歯に装着しているブリッジが古く、汚れてしまっているのが気になる。また、右の前歯が奥に引っ込んでいるので、そこも併せてきれいにしたい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、欠損している右上の前歯(中切歯)を補うために、両隣の前歯2本(右の側切歯と左の中切歯)を土台として、人工歯を連結した被せ物「ブリッジ」が装着されています。

しかし、土台の歯である右上の側切歯は、本来の位置から内側にずれて生えている「口蓋(こうがい)転位」の状態で、内側に寄った位置に合わせてブリッジが装着されていました。
そのため前歯全体が奥に引っ込み、上の前歯が下の前歯の内側で噛み合う「逆被蓋(ぎゃくひがい)」という通常とは逆の噛み合わせが生じています。

さらに、被せ物は長期間の使用により劣化が進み変色も見られたため、見た目を改善させるためには、ブリッジの作り直しが必要だと診断しました。

行ったご提案・治療内容

内側に寄っている前歯をできる限り前に出したブリッジを作製するためには、歯茎の上に被せ物が乗る形状にする必要があります。
しかし、この方法は保険診療内での治療が困難なため患者様にお伝えしたところ、自費診療での治療に同意いただきました。

まず古いブリッジを取り外し、新しいブリッジを作製するために歯の形を整え、型取りを行います。

新しいブリッジの素材には、金属フレームの外側に白い陶材「セラミック」を焼き付けた「メタルボンド」を採用しました。

メタルボンドはセラミックのみで作られた被せ物と比べると審美性はやや劣り、また金属を使用しているため、金属アレルギーのリスクもあります。
一方で、セラミックを使用した被せ物の中でも比較的安価で作製できるうえ、内側に金属を使用していることで非常に強度が高く、奥歯など強い力がかかる部位にも適している点がメリットです。
また、外側がセラミックで覆われているため、天然歯に近い色調を再現できます。

後日、完成したブリッジの噛み合わせなどを確認して丁寧に接着し、治療を終了しました。

治療回数の目安 2回
おおよその費用 約350,000円
治療リスク

・土台となる歯に負担がかかるため、将来的に歯が揺れたり、歯の根が割れたりする可能性があります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、被せ物が破損する可能性があります
・装着に際し、天然歯を削る場合があります
・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります
・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外治療)です

60歳男性 欠損していた左下の奥歯にインプラントを埋入してしっかりと噛めるようにした症例 [2024年11月13日]

治療後

ご相談内容

「左下の奥歯がないので、インプラント治療をしたい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、左下の奥歯が欠損しており、左側で食べ物を噛むことが難しい状態でした。

このまま放置すると、欠損部位と噛み合う「対合歯」である左上の奥歯に、噛み合うはずの歯がなくなったことで欠損部分に向かって伸びる「挺出(ていしゅつ)」が生じるおそれがあります。また、手前の奥歯が欠損部に傾いて歯並びが乱れるリスクも高まります。
さらに左上の対合歯は、細菌感染により歯茎が炎症を起こす「歯周病」が進行していました。

今ある左上の奥歯を守るためにも、左下の奥歯の機能を補い、噛み合わせを整える治療が必要だと診断しました。

行ったご提案・治療内容

患者様は人工歯根を骨に埋め込む「インプラント」治療を希望されていました。検査の結果、欠損している左下の奥歯に対するインプラント治療が可能であることをお伝えしています。

インプラント部分の被せ物については、対合歯である左上の奥歯を守るため、強度があり天然歯にもなじみやすい「セラミック」と歯科用プラスチックの「レジン」を混ぜ合わせた「ハイブリッド前装冠」を提案し、同意いただきました。

ハイブリッド前装冠はセラミックの強度とレジンの割れにくさを兼ね備え、硬すぎず適度にすり減ることで周囲の歯を傷めにくいメリットがあるため、歯周病が進行して状態がよくない左上の奥歯への負担も軽減できます。

まず、口腔内のレントゲンやCTの撮影を行い、インプラントを埋入する部分の骨に問題がないことを確認します。
インプラント埋入時には、顎の骨の形状や噛み合わせを考慮し、しっかりと噛める位置にインプラントを配置しました。

インプラント埋入後は、インプラント部分に装着する被せ物の型取りを行います。
その後、完成したハイブリッド前装冠を装着し、噛み合わせを整えて治療を終了しました。

治療回数の目安 約4回
おおよその費用 約450,000円
治療リスク

・外科手術のため、術後に痛みや腫れ、違和感を伴います
・メンテナンスを怠ったり、喫煙したりすると、お口の中に大きな悪影響を及ぼし、インプラント周囲炎などにかかる可能性があります
・糖尿病、肝硬変、心臓病などの持病をお持ちの場合、インプラント治療ができない可能性があります
・高血圧、貧血・不整脈などの持病をお持ちの場合、インプラント治療後に治癒不全を招く可能性があります
・自費診療(保険適用外治療)です
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります

30代男性 金属アレルギーが発覚したため装着されている銀歯を取り外し保険適用の白い詰め物に替えた症例 [2024年11月03日]

治療前

治療後

ご相談内容

「金属アレルギーとの診断を受けたので、金属の詰め物を取り替えたい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、右下の奥歯3本に金属製の詰め物である「メタルインレー」が装着されていました。

金属アレルギーがある場合、歯科治療で使用される銀歯から金属イオンが体内に吸収され、アレルギー反応を引き起こすことがあります。そのため、アレルギーを防ぐために、金属以外の材質に替える必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

銀歯を除去したあとの詰め物として、保険診療の白いプラスチック「レジンインレー」と、自費診療の白い詰め物「ジルコニアインレー」の2種類を提案しました。

レジンインレーは自費診療よりも費用を抑えられますが、強度が低いため、噛んだ際に割れやすいのがデメリットです。一方、ジルコニアインレーは治療費は高くなるものの、耐久性に優れており、奥歯でしっかり噛んでも壊れにくい特徴があります。
以上のことから、患者様は費用面を考慮し、保険診療内での治療を希望されたため、レジンインレーで修復する方法を採用しました。

まず右下奥歯3本の銀歯を順に取り除き、詰め物がピッタリとはまるよう歯の形を丁寧に整えてから型取りを実施しました。その後、完成したレジンインレーを装着し、治療を終了しています。

治療回数の目安 6回
おおよその費用 保険診療内
治療リスク

・装着に際し、天然歯を削る必要があります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、詰め物が割れる可能性があります

50代女性 保険診療の銀歯を取り除き自然な白さを持つe.maxオールセラミッククラウンで修復した症例 [2024年11月03日]

治療前

治療後

ご相談内容

「奥歯の銀歯の見た目が気になるので、白い歯にしたい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、左上の奥歯には銀の被せ物が装着されていました。
経年劣化が原因で、歯と被せ物の間に隙間や段差が生じてピッタリと合っておらず、虫歯と歯肉の炎症が見られました。

劣化した銀歯をこのまま放置すると、見た目の問題だけでなく虫歯がさらに進行して痛みが出たり、最終的には歯を失ったりする可能性があります。

以上のことから、虫歯治療と併せて、周囲の歯の色に馴染む新しい被せ物で修復する必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

虫歯を除去したあと新しい材質で作る被せ物として「オールセラミッククラウン」での治療を提案しました。オールセラミッククラウンは汚れが付きにくいだけでなく、虫歯の再発を抑える特徴があります。また、色合いも自然で強度が高い点もメリットです。

さらに患者様には、セラミックの中でも透明感が高いガラス系セラミック「e.max」と、耐久性がある「ジルコニア」の2種類についてもご説明しました。

e.maxは天然歯に近い透明感と光沢を持ち、ジルコニアに比べて費用を抑えられるものの、噛み合わせた際に強い力がかかりやすい奥歯に装着すると、衝撃で割れる可能性があります。

一方、ジルコニアは自然な白さを持ち、人工ダイヤモンドと呼ばれるほど強度に優れているため、奥歯での使用に適していますが、e.maxよりも費用が高くなる傾向にあります。

それぞれのメリット・デメリットを丁寧に説明したところ、患者様は「費用をなるべく抑えたい」との理由から、e.maxを選択されました。

まず金属の被せ物を除去し、取り残しがないよう虫歯を丁寧に除去します。
次に歯の形を整え、被せ物を作製するための型取りを行いました。

その後、完成したe.maxオールセラミッククラウンが歯にピッタリと合っていること、噛み合わせが正しいことを確認し、治療を終了しました。

治療回数の目安 2回
おおよその費用 約100,000円
治療リスク

・装着に際し、天然歯を削る場合があります
・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります
・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外治療)です
・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります
・治療後は神経が過敏になっているため、痛みが生じる場合があります