治療前
治療後
ご相談内容 |
「奥歯の銀歯の見た目が気になるので、白い歯にしたい」とご相談いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 |
拝見したところ、左上の奥歯には銀の被せ物が装着されていました。 劣化した銀歯をこのまま放置すると、見た目の問題だけでなく虫歯がさらに進行して痛みが出たり、最終的には歯を失ったりする可能性があります。 以上のことから、虫歯治療と併せて、周囲の歯の色に馴染む新しい被せ物で修復する必要があると診断しました。 |
行ったご提案・治療内容 |
虫歯を除去したあと新しい材質で作る被せ物として「オールセラミッククラウン」での治療を提案しました。オールセラミッククラウンは汚れが付きにくいだけでなく、虫歯の再発を抑える特徴があります。また、色合いも自然で強度が高い点もメリットです。 さらに患者様には、セラミックの中でも透明感が高いガラス系セラミック「e.max」と、耐久性がある「ジルコニア」の2種類についてもご説明しました。 e.maxは天然歯に近い透明感と光沢を持ち、ジルコニアに比べて費用を抑えられるものの、噛み合わせた際に強い力がかかりやすい奥歯に装着すると、衝撃で割れる可能性があります。 一方、ジルコニアは自然な白さを持ち、人工ダイヤモンドと呼ばれるほど強度に優れているため、奥歯での使用に適していますが、e.maxよりも費用が高くなる傾向にあります。 それぞれのメリット・デメリットを丁寧に説明したところ、患者様は「費用をなるべく抑えたい」との理由から、e.maxを選択されました。 まず金属の被せ物を除去し、取り残しがないよう虫歯を丁寧に除去します。 その後、完成したe.maxオールセラミッククラウンが歯にピッタリと合っていること、噛み合わせが正しいことを確認し、治療を終了しました。 |
治療回数の目安 | 2回 |
おおよその費用 | 約100,000円 |
治療リスク |
・装着に際し、天然歯を削る場合があります |