治療前
治療後
ご相談内容 |
「下の前歯が見えないので治したい」とご相談いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 |
拝見したところ、すべてが子供の歯である「乳歯列期」で、奥歯を噛み合わせた際に上の前歯が下の前歯を覆って隠すような噛み合わせ「過蓋咬合(かがいこうごう)」が見られました。 過蓋咬合をそのまま放置すると、噛み合わせの問題から出っ歯になったり、奥歯に負担がかかって将来的に歯や顎に痛みが出たりするおそれがあります。 そのため、すべて大人の歯に生えかわる「永久歯列期」までに、正しい位置で噛み合うように導く治療が必要であると診断しました。 |
行ったご提案・治療内容 |
正しい位置での噛み合わせを獲得するために、取り外し可能なマウスピース型の矯正装置「T4Kトレーナー」を用いて口周りの筋肉のバランスを整える「トレーナー治療」を提案しました。 トレーナー治療は、舌の癖や口呼吸といった歯並びに影響を与える習慣を取り除き、顎の成長を促すことで噛み合わせの改善を目指す治療法です。 ただ、トレーナー治療を行ううえで十分な効果が得られない場合には、顎の幅を拡げる「拡大装置」を用いた治療に移行する必要があることも説明し、同意いただきました。 治療の際は、トレーナーのサイズ交換などを必要に応じて行い、継続的にしっかりと装着していただきました。 |
治療期間の目安 | 4年 |
おおよその費用 | 約200,000円 |
治療リスク |
・決められたスケジュールを守らない場合、十分な効果が得られない可能性があります |