治療前
治療後
ご相談内容 |
「上の前歯がグラグラしていて抜けそう」とご相談いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 |
拝見したところ、上左右の前歯4本(中切歯/1番、側切歯/2番)が動揺しており、しっかり噛めていませんでした。 前歯は保存するのが難しい状態で、揺れているままではしっかり噛めないだけでなく、食べ物を十分噛み砕くことができないため胃腸に負担がかかる可能性もあります。 |
行ったご提案・治療内容 |
上左右の前歯4本を抜歯する必要性をご理解いただけたため、抜歯後に歯を補う方法として、部分入れ歯と、あごの骨の中に人工歯根を埋める「インプラント」を提案しました。 患者様は「取外しの手間がなく自身の歯のように噛めるようになりたい」との理由から、インプラントを選択されました。 ただし歯槽骨吸収の影響であごの骨が少なかったため、しっかりインプラントを埋め込むために人工骨などの骨補填材を使用して骨の量や厚みを増やす「造骨」を行う必要があることを説明し、了承いただきました。 抜歯後、歯ぐきの傷がきちんと治ったのを確認してから造骨処置と並行してインプラントを埋入しました。 |
治療期間の目安 | 半年 |
おおよその費用 | 約1,000,000円 |
術後の経過・現在の様子 |
現在はまだ仮歯を装着されていますが、インプラントを埋め込んだ部分が痛んだり腫れたりすることもなく経過は順調です。 患者様にも「前歯に仮歯が入ったことで噛めるようになった。日常生活で不便に感じることがほとんどなく快適に過ごせている」と大変喜んでいただいています。 今後はインプラントがしっかり定着したのを確認してから、最終的な被せ物を作製する予定です。 |
治療リスク |
・外科処置後に腫れ、出血が生じる場合があります |