治療前
治療後
ご相談内容 | 「上の前歯が汚い。10年近く前にラミネートべニアで見た目をきれいにする治療を行ったが、何度も修理していて見た目が気になる」とご相談いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、上の前歯4本(右上側切歯/2番〜左上側切歯2番)に、白い素材の薄い板を付け爪のように歯に貼り付ける「ラミネートべニア」がされていました。 劣化によって欠けた部分を、合成樹脂の「コンポジットレジン」で数回修復しているようで、見た目が悪くなっていました。 患者様は「不自然に真っ白な歯は嫌なので、なるべく自然な見た目にしたい」とご希望でした。 |
行ったご提案・治療内容 | 今付けているラミネートベニアを外してから新しいラミネートベニアを付け直す治療をご提案しました。 ラミネートベニアはご自身の歯を削る量が比較的少ない治療ですが、その分外れやすいことを丁寧にご説明し、了承いただきました。 古いラミネートベニアを外す際は慎重に行い、患者様ご自身の歯を可能な限り削らないよう努めました。 新しいラミネートベニアの材質は、外れるリスクを軽減でき、色味も自然なセラミック「E-max」を選択しました。 |
治療回数の目安 | 2回(ラミネートベニアの治療回数) |
おおよその費用 | 450,000円程度 |
術後の経過・現在の様子 | 前歯が自然で美しい見た目になりました。 患者様も鏡を見て「周りの歯に馴染んでいて感動した」と大変喜んでくださいました。 治療部位を長くお使いいただけるよう、現在も定期的なメンテナンスでご来院いただいています。 |
治療リスク | ラミネートベニアは過度の衝撃が加わると取れることがあります。そのため、治療部位で食べ物を噛み切らないよう注意する必要があります。 |
クリニックより | ラミネートベニアはご自身の歯を削る量が比較的少なく済むことがメリットですが、その分外れやすいというデメリットもあります。 外れるリスクが心配な場合は、より外れにくい被せ物で歯の見た目を整えることも可能です。ラミネートベニアと被せ物、それぞれの利点と欠点を丁寧にご説明させていただいた上で治療を行っております。 患者様ひとりひとりに合った治療をご提案できるよう心がけておりますので、まずはお気軽にご相談ください。 |