治療前
治療後
初診から6ヶ月後
ご相談内容 | 「前歯が逆に噛んでいる、受け口になっている」とご相談をいただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、下の歯が上の歯よりも前に出ている噛み合わせ「反対咬合」でした。
永久歯が完全に生え変わって矯正を始めた場合、治療費が高額になることや、抜歯や外科処置が必要になる可能性もあるため、あごの骨が柔らかく歯が動きやすい生え変わりの時期に改善する必要があると考えました。 |
行ったご提案・治療内容 | 歯並びが悪くなる原因のひとつとして、お口周りの筋肉(頬・口唇・舌)がうまく使えていなかったり、舌や顎が本来あるべき位置ではないことが挙げられます。 例えば、口がポカンとあいている、舌で歯を押している等でお口周りの筋肉が歯を動かしてしまうことがあります。 お口周りの筋肉を正しく動かし、舌や顎が正常な位置になるようにトレーニングもできる、マウスピース型の矯正装置「トレーナー」を使用して歯並びを改善することをご提案し、ご希望されました。 トレーナーは毎日使用しなければ矯正の効果が出ませんが、当時8歳だった患者様が不快感を感じて装着を嫌がる可能性がありました。 |
治療期間の目安 | 6ヶ月 |
おおよその費用 | 150,000円程度 |
術後の経過・現在の様子 | 上の前歯が下の前歯より前に出て、受け口が改善しました。 患者様とご両親には「歯並びが良くなった」と喜んでいただきました。 |
治療リスク | ・取り外し式の矯正装置は使用しなければ矯正の効果が得られないため、根気よく使用する必要があります。 ・矯正治療により歯並びが改善しても、今後の永久歯の生え方によっては歯並びが悪くなる可能性もあります。その場合はトレーナーの変更や違う治療法も考慮する必要があります。 |
その他
初診から1年半後
初診から3年半後