治療前
治療後
作り替えた入れ歯
ご相談内容 | 「入れ歯が外れる」「保険の入れ歯が合わない」とご相談いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、入れ歯自体は問題ないようでしたが、お口の中で少し浮く感覚があるとのことでした。 通常総入れ歯の場合、着脱が必要なため多少の余裕をもたせた作りになっており、今回の患者様のように不快に感じられる方もいらっしゃいます。 |
行ったご提案・治療内容 | インプラントを使って固定するタイプの入れ歯への作り替えをご提案しました。今回のような症例では、磁石を用いたマグネットデンチャーを使うケースが多く見られますが、MRIなど高度な医療検査が受けにくくなってしまうというデメリットがあります。今回は磁石を使わずに、ボタンのような留め具で固定する対応を選択しました。そのため、今後もMRIなどの精密検査を受けていただくことが可能です。 |
治療期間 | 4か月 10回 |
おおよその費用 | 100万円(税別) |
術後の経過・現在の様子 | 術後8年ほど経過していますが、気にされていた浮き感も解消され、食事も全く問題なく噛めているとのことで、ご満足いただいています。 |
治療リスク | ・インプラント治療は外科的処置を伴います。 ・インプラントはインプラント歯周炎のリスクがあります。 ・入れ歯は経年劣化することがあるため、長期間の使用に伴い、調整・作り変えが必要になる場合があります。 |
クリニックより | インプラントを使って固定するタイプの入れ歯は、磁石を使っていないためMRIなどの検査を比較的受けやすいというメリットがあります。磁石を使うタイプの入れ歯の場合、頭部のMRIなどでは撮影箇所の近くに磁石があることで画像が乱れたり、インプラント自体が磁力で引っ張られて痛んだりする可能性があります。そのため、磁石を使わないタイプの入れ歯もご提案しています。 |