初診 2018.12月
途中経過 2019.9月
最近の状態(2020.2月現在)
相談内容 | 上下の前歯がガタガタで歯並びをよくしたいとのことでご相談いただきました。本人もお母様も歯並びの状態を気にされていました。 |
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診断 | 上下ともに、顎に対して歯が大きくて並ぶスペースが足りないため、ずれて重なるように歯が並ぶしかない状態でした。 |
治療計画予定 | 1)上顎を大きく成長させ、歯が並ぶスペースを確保。 2)上顎の成長に下顎の成長が追い付かない場合は下顎も装置を使い大きく成長させる。 3)顎の成長後、上下顎の安定と歯並びの安定のためにトレーナー装置を使用。 ※ 歯の位置の改善が見込めない場合はワイヤーやゴムを使い矯正治療を行う。 ※ 一次矯正・予防矯正の範囲内なので必要な場合や希望される場合は二次矯正・本格矯正を永久歯がはえ揃ってから行う。 |
治療内容 | まず、上の顎を大きく成長させるために専用の装置(拡大装置)を使ってもらい、歯が並ぶスペースを作りました。上の顎が大きくなるにしたがってガタガタの歯並びの改善が見られました。引っ込んでいた上の左右の前から2番目の歯が前に出てきて、上の左右の前から3番目の歯(糸切り歯)の出てくるスペースが確保できました。下の歯はトレーナー装置である程度対応可能と判断しました。 |
治療期間 | 上顎を大きく成長させるまでに約10か月(基本一日中使用してもらう) 現在トレーナー装置を使用(就寝時のみ) |
今までかかったおおよその費用 | 約15万円(税別) |
治療リスク | ・矯正装置は道具である以上、使用時間に比例して効果を発揮するため使用しないと効果は出ない ・取り外し式の装置では自分で取り外しができるため、治療結果は治療を受ける本人(患児)のやる気に大きく左右される ・顎を大きくするための拡大装置は基本的に一日中使用してもらう ・拡大装置使用時にしゃべりにくくなる ・歯ブラシをしっかりしないと虫歯のリスクが高まる ・装置は破損するリスクや修理が必要になる場合がある |