「よく頭が痛くなる」、「肩こりがひどい」、「腰が痛い」、「膝が痛い」など、原因がよく分らないけどこんな症状に悩んでいませんか?近年、「顎関節症」という言葉が浸透してきて、そこから生じるさまざまな病気や体調不良が注目されています。
この顎こそが人間が生きていく上で大きな役割を果たしているのです。
BBO研究会 http://www.bbo-center.com/ のBBOとは、BIO(生体)、BALANCED(平衡)、OCCLUSION(噛み合わせ・咬合)の頭文字を取った略称です。
噛み合わせのバランスを正すことで、生体(全身)の正しい平衡(バランス)と調和を取り戻そうという理論を研究・実践しているスタディーグループの総称です。
BBO研究会の研究・実践している「BBO咬合理論」とは、簡単にいうと、悪い噛み合わせ(顎の位置)により体が歪み、それにより引き起こされる病気や不調を、噛み合わせ(顎の位置)を正しくすることで体の歪みを改善し、自己の治癒力を機能させることで病気や不調を解消しようというものです。
原因がわからない不定愁訴や、持病だとあきらめている頭痛、肩こり、腰痛、膝の痛みなども、噛み合わせの悪さに一因がある場合があります。
あなたがもし、これらの諸症状に悩んでいるなら、噛み合わせが自分に合っているか調べてみることも症状改善への一つの方法です。
噛み合わせを治して首の逆曲がりが良くなりました
『噛み合わせ』では、歯並びの善し悪しだけでなく、上下の歯の噛み方や顎をなめらかに動かせるかなどが重要です。
『噛み合わせ』は人の身体にとって非常に大切なものです。
1本の歯の当たり方次第で、負担を感じたり、姿勢が変化してしまうこともあるのです。
つまり、『噛み合わせ』が悪いと体に悪影響を及ぼすことになるのです。
『噛み合わせ』は、単に咀嚼(そしゃく)が出来ればいいというものではありません。
噛むことによって全身の健康にどういう影響が出るかも問題です。
『噛み合わせ』が自分に合っていないと、様々な障害が体に生じます。
頭痛、肩こり、腰痛はもちろんのこと、体が歪む事によって色々なところに余計なストレスがたまり、筋肉のこりや、血管や神経の圧迫が引きおこされます。
噛むたびに頭がゆらされてしまう状態の人もいるのです。
1. 上の歯の並びを見ると、左上の奥歯が他の上の歯より出っ張っています(高い)。
このまま噛もうとしても左の奥歯しか噛めず、前歯も右奥歯も空いてしまいます。
2. 全体に噛むには下あごを右にずらさないと噛めません。
3. 噛み合わせの面(黄色の線)が患者から見て右上がりになっています。
患者は噛み合わせの面は地面と水平にしようとします。
4. 噛み合わせの面を地面と水平にするには、自分の頭を右に傾けなければなりません。
この傾いている頭を支えようと首、背骨、腰などに負担がかかり歪みが生じてしまいます。
また、この頭を傾けて顎を右にずらした状態から開閉口運動や咀嚼運動を行なおうとします。
常に顎がずれている状態から前後左右に運動させると顎関節にかかる負担も増大してしまいます。
BBO噛み合わせ(咬合)理論では、第一,第二頸椎を顎運動の中心としています。歯の高さをBBO咬合理論の基準に整え、前後左右バランスの取れた噛み合わせに治療します。
また、咬頭干渉が無く滑らかに顎を動かせるようにします。
また、姿勢を正しくしているときの噛み合わせを再現し、噛み合わせの圧力を利用することで積極的に頭蓋骨や脊柱の歪みを改善しながら生体(全身)と噛み合わせ(咬合)の再構成を目指します。
治療には必ず検査・診断が必要です。レントゲン、模型、口腔内写真、姿勢写真(全身)、顔貌写真等の資料をつくり、総合的な判断が必要です。
BBO咬合理論は、頭を支えている第一、第二頸椎(環椎と軸椎)を中心に噛み合わせの基準を決めます。
歯の高さが足りず、顎がずれてしまっています。
顎が本来の位置で安定するには高さが足りないため、高くする治療(スプリント、補綴)が必要です。
ミニスプリント
BBOの部分的なスプリント
スプリント無し
高さが足りない歯に部分的にスプリントを使用します。
部分的なスプリントを使用する場合、同時に咬合調整が必要になるときがあります。
スプリントは使用しているとすり減ってきます。定期的なスプリントの調整が必要です。
症状が改善、安定してからスプリントを被せ物(補綴物)に換えていきます。
スーパースプリント
BBOの全顎的なスプリント
上下の歯の高さが足りない場合、全顎的なスプリントを使用します。
スプリントは使用しているとすり減ってきます。
定期的なスプリントの調整が必要です。
症状が改善、安定してからスプリントを被せ物(補綴物)に換えていきます。
咬合調整
BBOの咬合調整
咬合器で診断
お口の中で調整する前に、咬合器に付けてある模型上で削る量を決めます。
歯を咬み合わせるときや顎を動かしたとき、これらを阻害する歯がある場合削ることがあります。
咬合調整する場合も、BBO咬合理論に基づき、模型を作り咬合器上でどの歯をどれくらい削るか診断してから削ります。
自律神経の調整・顎顔面・頭頚部の筋肉の調整
近赤外線照射器スーパーライザー
咬筋などの嚙むための筋肉がこわばっていたり、顎の関節が痛かったり、不正な噛み合わせやくいしばりなどが原因で肩がこったり首が痛くなったりなどの症状がある部位への近赤外線照射で血流を改善し症状を緩和します。
星状神経節への近赤外線照射では、交換神経と副交感神経のバランスを整え、主に上半身の血流を改善します。
星状神経節には、頭、顔面、首、肩、両上肢、胸、背中、などの交感神経が集まっています。
スーパーライザーによる星状神経節への近赤外線照射は主に上半身の副交感神経が優位になり、リラックス状態になります。
治療費 | 10分単位 | 10分¥1,080 |
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※1回の治療に20分は必要です
※週1~2回程度、5~6回程度は継続をお勧めします
※1回の治療で全てが完治するわけではありません
咬合(噛み合わせ)が崩れていると顎や、頭蓋骨、顔貌の歪みや傾きを引き起こします。
頭の歪みや傾きは、頭を支える首の歪みを引き起こします。
この歪みの連鎖によって背骨、腰骨が歪んでしまいます。
身体の歪みは様々な症状を引き起こします。その歪みが神経や筋肉を圧迫し全身症状を引き起こします。
逆に、咬合(噛み合わせ)を改善すると、歪みや傾きが改善されます。
咬合(噛み合わせ)により姿勢が変わります。
当院(当BBO研究会)では、噛み合わせとは、からだのバランスを整え、維持する為の重要なファクターだと考えています。
噛み合わせとからだは密接な関係です。
噛み合わせのズレによりからだのバランスが崩れ、機能が低下します。
逆に、噛み合わせのズレを整えればからだのバランスもよくなり、機能が改善すると考えられます。
例えば、近年、脳脊髄液減少症が話題になることがありますが、外傷などの既往が無く、脳脊髄液減少症と似たような症状がある場合は、頭蓋骨や脊椎のズレにより、脳脊椎液の循環が滞ってしまうためと思われます。
この頭蓋骨、脊椎のズレを整えれば症状の緩和や消失が期待できます。
そして、このバランスのとれた状態を維持するために噛み合わせを整えることが必要と考えます。
噛み合わせを良くして健康な身体作りを
ホープデンタルクリニックでは、噛み合わせ(咬合)を改善することによって、体のバランスを整え、体が正しく機能し自己治癒力を高めて頭痛、肩こり、腰痛、膝の痛み、不定愁訴など様々な症状の改善を目的としています。
人が健康に生きるためには噛み合わせ(咬合)が重要です。
しかし、噛み合わせ(咬合)は一人一人違います。
その人に合った噛み合わせに改善することが必要です。